今週の出走予定

エレヴァテッツァはNFしがらきでの調整をはさんで2か月ぶりの出走。
ここ3走、押し出されて逃げて何か1頭に差されて2着という競馬が続いています。
逃げなくても競馬はできる馬なので、逃げてくれる馬がいれば好位から進めて欲しいです。
さすがにそろそろこのクラスはクリアしてもらいたいですね。

シュルレアリストは中3週。
芝の1800mに使いたかったようですが、権利無しには出られない状況。
やむを得ず芝2000mに投票したところ非当選除外となって、ここへ再投票となりました。
ダートは試してみて欲しかったので良い機会だと捉えています。新味が出ればと思います。

エリザベスタワーはチューリップ賞同着優勝から中4週で桜の舞台へ臨みます。
前走は勝ったものの、前半は掛かり気味で直線でも真っすぐ走れていませんでした。
若さが残る分、信頼が置けないとも言えますが、伸びしろはまだあるように思います。
この中間も操縦性を高めて真っすぐ走れるようにと調整されているようです。
G1で勝ち負けするなら前走のままでは厳しいでしょうし、陣営の工夫が実ることを願います。


今日走った1頭の結果も。

  • フライングトリップ 4/8(木) 船橋7R チューリップ特別(ダート1500m) 本田正重騎手 5着

459kgで-2kg。体重はほぼ変わらずだけど、ここに出走している牡馬と比べると細身に見えました。
スタートは決めたが、軽く出して行く程度だと中団馬群の内目の位置に。
3角手前から馬群の中をじわっと差を詰めていくが、4角で前の馬が下がってきて行き場を失う。
最内に入ってやり過ごすも、スピードも落ちて前との差が広がってしまう。
直線ではじわじわとは伸びたけど、バテた馬との5着争いをハナ差で制するところまで(1.9秒差5着)。
不利がなければもう少しはやれたと思うけど、後ろからの競馬なのである程度は仕方ないです。
どちらにしても、今日はメンバーも揃っていて、上位争いに加わるのは難しかったかも。
東京プリンセス賞へ出走させたいところですが、5着賞金の加算だけでは足りないでしょうね。

先週の結果

  • アンティシペイト 4/4(日) 中山11R 美浦S(3勝C)(芝2000m) 田辺裕信騎手 4着

496kgでー12kg。大きく減っていたけど細くは見えず、悪くない出来に感じました。
五分のスタートから出して行くも、あまりスピードが乗ってこなくてハナは切れず。
最初は4番手あたりを追走もやや力み気味で、道中は馬の後ろにいれて折り合いをつける。
結果的にこれが裏目で、4角では前の馬の手ごたえが悪くて上がっていくスペースを失う。
これで仕掛け遅れになって、直線では馬群をぬって追い上げてきたが0.2秒差の4着まで。
やはり距離短縮したら他馬の出脚に敵わず、逃げの形に持ち込めませんでした。
逃げられなくても4角で先頭に並ぶイメージだったと思うけど、馬群の中で身動きが取れず。
最後は差をつめてきましたが、切れるタイプではないので厳しかったですね。
この競馬をみると距離は2000mでは短いように思います。
チークピーシーズ着用も劇的な効果は見られませんでした。
ここで一旦休養のようですが、可能なら5月の東京に組まれている緑風Sに使って欲しいところです。

今週の出走予定

  • アンティシペイト 4/4(日) 中山11R 美浦S(3勝C)(芝2000m) 田辺裕信騎手

今週、JRAで出走するのは1頭だけ。
アンティシペイトは中3週での出走。
3勝クラスでは上位の馬だけど、久々の2000mの距離でどうかは自信がありません。
先手が叶いそうなメンバー構成ではありますが、最初に脚を使ったら案外な結果に終わるかも。
チークピーシーズを付けて効果がありそうとのことで、今まで以上のものが出れば良いのですが。

  • ブロンディーヴァ 3/30(火) 浦和11R ティアラC(準重賞)(ダート1400m) 森泰斗騎手 4着

530kgでー4kg。張りがあって見栄えが良く好状態でした。
外枠から出して行って好位の外4番手の位置。
向こう正面から早めに前にプレッシャーをかけていって2番手の外へ。
4角手前で先頭に並びかけて行って押し切りを図る。
しかし、直線では1段後ろで待機していた勝ち馬に差されて、その後は粘り無く0.8秒差の4着。
1400mの距離に不安がある中で、やや積極的に運びすぎた印象です。
控える形で持ち味が生きるかは微妙ですが、もう少し溜める競馬ならなんとか1400mはこなせるかも。
勝つつもりだったのが4着なのはがっかりですが、ぎりぎりA2のまま次の重賞に向かえるのは良いかもしれません。
例年、A2でも難なく出られるレースだし、A1の馬と比べて斤量も軽くなるので。

先週の結果 (レシステンシア、高松宮記念はクビ差で2着)

  • ルティレ 3/28(日) 中京1R 3歳未勝利(牝)(ダート1800m) 池添謙一騎手 16着

初戦の体重は500kg。まだ幾らか太め残りに見え、前捌きも硬く感じました。
スタートは1馬身ほど遅れるも、軽く仕掛けられると反応を見せて2番手へ。
前半は2番手で無理なく追走できていたが、3角あたりから手応えに余裕がなくなってくる。
4角までは位置は保っていたものの、もう一杯で直線はずるずる後退。
5.3秒差の殿負けとなり、タイムオーバーで1か月の出走停止処分となりました。
仕上がり途上で息がもたなかったのか、距離が長すぎたのか、脚がなくなるのが早かったですね。
初戦は非常に厳しい結果となりましたが、行きっぷりは悪くありませんでした。
一度レースを経験した上での条件替わりに一縷の望みをつなぎたいです。

  • ロコポルティ 3/28(日) 阪神6R 3歳1勝C(ダート1200m) 岩田康誠騎手 6着

496kgでー6kg。出来自体は悪くなかったと思います。
五分にスタートを切って出して行ったが、先行争いには加われず2列目から。
馬群の内で追走していると、行きっぷりが悪くてじわじわと中団まで後退してしまう。
中団の内めのまま直線へ向き、追われて一瞬反応を見せて伸びてくる。
ところが、鞭に反応し過ぎたのか内にもたれて、鞍上がバランスを崩しスピードダウン。
あとは伸びきれずに1.1秒差の6着でした。
クラスが上がって内枠からでは先行しきれず馬群で揉まれてしまいました。
揉まれる経験が無かったので、それが行きっぷりの悪さの原因のように思います。
若さを見せてしまったけど、自分の競馬ができずに6着と通用の余地は感じました。
スムーズならもう少しやれるだろうし、使いつつ力をつけていってくれればと思います。

  • セルヴァン 3/28(日) 中京9R 大寒桜賞(1勝C)(芝2200m) 和田竜二騎手 9着

472kgで+2kg。きびきびと大きく歩けていて状態は良く見えました。
雨が激しくなってきて、このころから馬場もかなり悪化してきていました。
1枠からまずまずのスタートを切って、ラチ沿いの3列目の位置取り。
勝負所から鞍上に叱咤されながら内目を追い上げて2列目に上がって直線へ。
しかし、もうほとんど余力は残っておらず、直線半ば手前で失速して4.4秒離された9着。
大雨で馬場の荒れたインコースを終始通らされて、その分早めに脚があがってしまいました。
また、相手も揃っていたので、まだここで勝負できるいは力不足だったでしょうか。
徐々に1勝クラスも相手が落ちてくるので、そこから出直しでも良いかもしれません。

506kgでー2kg。前走の好馬体をキープし、パドックの大外をしっかり周回して好気配でした。
スタートは五分に出たが、あまり出して行かず外の6番手ぐらいの位置から。
道中は外の3列目を追走し、4角では外から前へ並びかけつつ直線へ。
直線で外めから力強く伸びてきたが、間を割って伸びた勝ち馬にクビ差及ばず2着まで。
悪化した馬場をものともせず頑張ってくれましたが悔しい結果に。
想定していたより1列後ろの位置取りになって、馬の持ち味があれで生かせたのかどうか。
馬場状態を考えると無理せずあの位置がベストだったのかもしれませんが…。
こういう結果になってしまうと、良馬場で見たかったなという思いが強く残りますね。
昨春の桜花賞といい、レシステンシアはここ一番で巡り合わせが良くないと言うか…。
特殊な馬場での競馬だったから、1200mもこの2着で適性があるとまでは言えないかもしれません。

532kgでー2kg。体つきは良く見えたけど、前回の方が活気はあった気がします。
大外枠から好スタートを切るも、無理せず控えて後方から。
そのまま後方で進め、少し追い上げつつ直線へ。
直線もそれなりに伸びているけど、前も同じ様に伸びて止まらず1.6秒差の12着。
馬場も展開も合わず、後方からの競馬では為す術がなかったですね。
前回は展開がはまっただけで、阪神コースも時計の速い馬場も合わないです。
控える競馬で展開待ちをしたいのなら、1400mの方がはまり易いように思いますね。
あと、こういう荒れた馬場になりそうな時期こそ、芝のレースで見てみたいのですが。


明日1頭走るのでここに書いておきます。

  • ブロンディーヴァ 3/30(火) 浦和11R ティアラC(準重賞)(ダート1400m) 森泰斗騎手

予定どおり中5週で、しらさぎ賞のトライアルに参戦。
古馬との重賞で3着があって実績的には最上位だと思います。
ただ、1400mの距離と馬場を一周する競馬は久々になり不安はあります。
また、格下馬が軽い斤量で多数出走してきていて能力差以上に厄介な印象です。
懸念材料もあるけれど、森騎手も確保できたし、ここを勝ってしらさぎ賞へ向かいたいですね。

今週の出走予定 (ショコラティエールが危なげなく2連勝)

先に木曜日に走った馬の結果を。

485kgでー1kg。前走の張りのある馬体を維持して好気配でした。
今回はスタートも決めて、逃げる馬を行かせて3頭並んだ2列目から。
徐々に追い上げて3頭雁行の外につけ、4角でも馬なりで前に並びかけていく。
直線では逃げた馬との追い比べとなるも、残り100m付近で抜け出して1馬身1/4差で優勝。
危なげなく2連勝を飾ってくれました。
レース間隔が詰まってもそれほどテンションも変わらず、レース内容も安定してきました。
これでB1に昇級になるけど、今の充実ぶりなら楽しみの方が大きいですね。
状態次第でしらさぎ賞への出走も検討されるようで、出走できれば斤量的にも面白そうです。

リトルアマポーラの7番仔ルティレがデビューを迎えます。
元々、脚元に難がある馬で慎重な育成過程を経てきて、ようやくのデビューとなります。
案外と調教は動けている印象ですが、経験馬相手になるのでまずは入着が目標でしょうか。

ロコポルティは初勝利をあげた前走から中2週。
前走は馬体が絞れて動ける体になって、積極的な競馬も功を奏して圧勝でした。
昇級戦になるけど、あの勝ちっぷりならどこまで通用するか期待したくなります。

セルヴァンは2か月ぶりの競馬。
前走時に少し脚を捻ったのもあって、中間は山元トレセンでの調整を経ました。
前走に続き相手が揃った印象で、ここで結果が出るようなら今後が楽しみになりますが。

レシステンシアがスプリントのG1にチャレンジ。
強い内容で制した阪急杯から中3週での出走になります。
その阪急杯を含め今まで1400mでは3戦負けなしだけど、1200mへの出走は初めて。
そこに対応できるかどうかが鍵で、イメージ的には無理せず番手が取れればというところ。
持前のスピードの持続力が生かせれば、この距離でも戴冠できる能力はあると思います。
雨で悪化が予想される馬場も、桜花賞の時を思えばある程度までは問題ないはず。

ジオラマは中2週での出走。
前走は展開も向いて良い脚で追い上げて2着。8歳になっても頑張ってくれています。
現級でも安定して掲示板に載れていますが、時計勝負は向かないので雨が気になりますね。

先週の結果

  • エジステンツァ 3/19(金) 船橋11R 日刊ゲンダイDIGITAL賞(B1)(ダート1700m) 本田正重騎手 2着

486kgでー6kg。一度使われて体は引き締まって好状態に見えました。
まずまずの発馬を見せ、ある程度出して行って3列目のインの位置。
やや馬群で揉まれる形になり、3角からは追い出されるも馬群の中でもたもた。
4角では前に行き場がなく、進路を求めて外めへ。
直線半ばで進路が開けて良い伸びを見せたが、先に抜け出した勝ち馬に1馬身半届かず2着まで。
JRA時代の印象からあまり揉まれ強くなく、ブリンカー等何らかの馬具もつけていました。
この日もインで揉まれて反応が鈍かったですが、バラけてからは伸びてくれました。
乗り難しい馬だけど、能力的にはこの辺りでは上位なので、次は決めて欲しいものです。

470kgでー10kg。前回戻していた体重からまた10kg減。やや細く映りテンションも高かったです。
五分のスタートを切って、最初は出たなりに位置をとろうという感じ。
ところが、1角の入りで人気馬が外からじわっと上がっていき、それに対してちょっとだけ仕掛ける。
すると、反応し過ぎて掛かり気味になって、今度は抑えて4番手に控える。
3角手前から早めに仕掛けていくが、4角ではもう余力なく、直線は流しただけで1.9秒差の9着。
1角の入りが勝ち馬の鞍上とは好対照でちぐはぐでしたが、それにしても負け過ぎです。
勝ち馬とも前走で差のない競馬をしていたのを思えば、状態面で問題があったと考えるべきでしょう。
どのあたりの体重が適正なのかは別にして、テンションを思えばもう少しソフトに仕上げた方が良さそうです。

460kgで増減なし。競馬場で見るのは初めてで比較できないけど、馬体面では悪くない仕上がりでした。
ただ、結構な頻度で尾を振り回していて、一見大人しく周回しているようでも気難しい印象はありました。
ゲート内でそわそわ動き、案の定1馬身ほど出遅れて後方から。
後方にいて前に馬を置いていても、2角までは折り合いに苦慮して馬が頭を上げる場面が。
向こう正面では折り合って、早めにじわっと位置を上げて行き中団の外で直線へ向く。
しかし、直線では今までのような伸びは見られず、同じ様な位置にいた馬にも置かれて1.1秒差の6着。
皐月賞への権利を意識して早めの競馬を試みましたが裏目に出てしまった印象です。
まだまだ完成度が低い馬なので、現状は終いに賭ける競馬の方が良さそうですね。
また、気性的な面からも2000mは若干長いのかもしれません。
結果をだせず落胆しましたが、陣営の期待値は高いままのようなので、先々に望みを託したいと思います。

  • シンシアリダーリン 3/21(日) 中京5R 3歳未勝利(芝2000m) ▲秋山稔樹騎手 3着

前日の夕方から雨になり、当日の朝には本降りに。不良馬場で行われました。
434kgでー10kg。すっきり仕上げって、今まででは一番良く見えました。
やや伸びあがったスタートになって半馬身ほど遅れ。そのまま後方からの競馬に。
前半は無理せず後方で待機し、向こう正面半ばからじわじわと進出。
4角で内にいた馬が膨れたあおりで思ったより外を回らされたが、脚色良く追い上げつつ直線へ。
直線でも外からじわじわと前との差を詰めて、単独の3番手に上がってゴール。
特殊な馬場状態で今後の参考になるかは微妙ですが、長く脚を使って次走の優先権も獲得しました。
こういう競馬を続けていければ、勝ち上がりも見えてくるように思います。
悪化した馬場も2000mの距離もこなしてくれたのは今後に向けて収穫ですね。

  • ピュアブラッド 3/21(日) 中山5R 3歳未勝利(芝2200m) 丸山元気騎手 9着

増減なしの500kgでしたが、まだかなり太いように思います。
スタートはだいたい五分に出て、軽く促されながら6,7番手の外の位置。
道中も促されながらで集中しきれていない感じに見えました。
勝負所でも反応鈍くて上がっていけず、直線でも伸びずバテずで1.5秒差の9着。
レース後コメントでも、気持ちが入ってこないということが指摘されていました。
そして、このタイミングで去勢の話も出ていました。
まだまだ太め残りだったし、去勢した方が仕上げもし易いように思います。
ただ、デビュー前から馬っけが強いと言われ続けていたし、もっと早く決断しても良い気がします。
初戦の後でも2戦目の後でも、決断を下すタイミングはあったはず。
ここから去勢して立て直す時間を考えると、戻ってくる頃には後がなくなっていそうですね。

今週の出走予定

  • エジステンツァ 3/19(金) 船橋11R 日刊ゲンダイDIGITAL賞(B1)(ダート1700m) 本田正重騎手
  • フェルマーテ 3/20(土) 中京10R 熱田特別(1勝C)(芝2000m) 幸英明騎手
  • ヴァリアメンテ 3/20(土) 阪神11R 若葉S(L)(芝2000m) 藤岡佑介騎手
  • シンシアリダーリン 3/21(日) 中京5R 3歳未勝利(芝2000m) ▲秋山稔樹騎手
  • ピュアブラッド 3/21(日) 中山5R 3歳未勝利(芝2200m) 丸山元気騎手


エジステンツァは中4週で転入2戦目。
転入初戦は7着だったけど、いかにも追い不足での臨戦で中身ができていなかった感じ。
使われて変わり身が見込めるので、南関東での足場を築くようなレースとなって欲しいですね。

フェルマーテは中3週。
前走は休み明けで7着でしたが、着差は0.4秒差と僅かでした。
状態面の上積みは期待できるし、メンバー的にもチャンスはありそうです。

ヴァリアメンテが皐月賞トライアルに挑戦。
2か月ぶりの競馬で、中間はチャンピオンヒルズでの調整を経ました。
前走は重馬場でも脚力は見せてくれましたし、現時点でも能力はヒケをとらないと思います。
ただ、完成はまだ先の馬なので、あまり無理はして欲しくないような複雑な気持ちです。

シンシアリダーリンは土曜の阪神1800mを除外され、ここに再投票。
結局2000mに使うぐらいなら、小倉開催で重点的に使った方が良かったと思いますが…
相手関係は前回より恵まれていそうだから、まずは掲示板を目指して欲しいです。

ピュアブラッドは3か月の休み明け。
前回は多少は常識にかかった内容で6着。距離が1ハロン伸びるのは良いと思います。
ただ、ジリっぽそうなので、この条件でダメならダートも視野に入れて欲しいですね。