今週の出走予定

  • ピュアブラッド 7/10(土) 福島4R 3歳未勝利(ダート1700m) 戸崎圭太騎手
  • ピースオブエイト 7/11(日) 小倉5R 2歳新馬(芝1800m) 福永祐一騎手
  • ジオラマ 7/11(日) 福島12R 彦星賞(2勝C)(ダート1150m) 石橋脩騎手
  • フライングトリップ 7/11(日) 盛岡11R オパールC(M2)(芝1700m) 高松亮騎手

ピュアブラッドは中2週での競馬。
去勢明けだった前走は、ダート替わりも良かったのか0.3秒差の3着と健闘しました。
小回り1700mに条件が大きく変わるのが気になるけど、叩き2走目で期待したいですね。
(次開催がブロック制適用がない3回新潟なので、ここで決めないと一気に厳しくなります)

ピースオブエイトが2歳出資馬の先陣をきってデビューします。
調教は時計だけみると水準以上に動けているように思え、初戦から楽しみです。
ただ、コメントから察するに課題は色々ありそうだから、実戦へ行ってどうなるかですね。

ジオラマは中3週で出走。
暑い時期が苦手だから、レース前からここを走って休養との方針が示されています。
休む前に結果が欲しいけど、重か不良の馬場状態になりそうなのが痛いところですね。
相手関係は近走より比較的楽なような気がしますが。

フライングトリップが中5週で盛岡の重賞に挑戦。
全国交流で相手関係も比較が難しく、自身の芝適性も不明で掴みどころがありません。
せっかく補欠4番手から繰り上がりで出走が叶ったので、結果も手繰り寄せて欲しいものです。

先週の結果 (ヴァイスメテオールが初重賞制覇!)

  • エレヴァテッツァ 7/4(日) 小倉9R 彦島特別(2勝C)(芝2600m) 福永祐一騎手 6着

504kgで+12kg。もともと細身なタイプだけど、多少立派すぎるように見えました。
スタートを決めたので先行するのかと思ったら、控えて3番手からの追走。
道中、折り合いに専念していると前2頭とは離れた位置に。
2周目3角手前から差を詰めていったが、4角ではもう余力なく流れ込むだけの1.2秒差の6着。
いつも堅実に自分の力は発揮してくれていたから、こんなに負けるとはショックです。
距離が長すぎたのと、太め残りだったことに、自分のリズムで走れなかったのが重なったのだと思います。
中距離なら巻き返せるはずと思い直していたところに、レース後更新で追い打ちをかける様な記載が。
レース後、左前脚の歩様が悪く骨折の疑いがあるとのこと。せめて軽症であることを願います。

502kgで+6kg。張りがあって好気配に見えました。
内枠からまずまずのスタートをきって、馬なりで中団の前めへ。
当初はラチ沿いの4列目に位置し、3角手前から馬群の中ほどへ動いて差を詰めに行く。
3角から鞍上の手が動いて苦しいのかと思ったら、4角では勢いがついてコーナーリングで馬群の外へ。
直線へ向くとあっと言う間に先頭との差をつめて、残り1ハロン過ぎには抜け出し2馬身半差で優勝。
ハンデ54kgや、得意な渋った馬場などハマる要素はあったけど、それにしても鮮やかな勝利でした。
鞍上も無理なくまずまずの位置を取って、4角でも上手く捌いてくれて好騎乗でしたね。
これだけの勝ちっぷりを見せてくれると秋が楽しみになります。
ただ、レース後に馬房に戻ってから鼻出血が見られたとの気になるコメントも。
本当に良くなるのはまだ先だと思っているので、次走は慎重に検討して欲しいところです。

一次募集の結果

昨日、社台・サンデー・G1の一次募集の結果が発表されて1歳出資馬が確定。
今年もコロナでツアー中止の上、若い種牡馬の産駒が多くて焦点を絞りづらい印象でした。
今年の結果は以下のとおり。

社台TC・サンデーTC(メイン)

第1希望 No.177 マザーウェルの20  父リアルスティール ○当選
第2希望 No.076 リリーオブザヴァレーの20>  父イスラボニータ ×落選
第3希望 No.015 ハーエミネンシーの20  父ダイワメジャー ○当選
<2頭希望>

地方オーナーズを高馬にしたので、今年も2頭希望で。
第1希望馬は、悩んだけど新種牡馬リアルスティールの産駒に。
他の候補は、アスコルティの20、カービングパスの20、あるいは値段を気にしなければフォエヴァーダーリングあたりでした。
第2希望で2世代目で配合相手の質があがったイスラボニータの仔から1頭と思ったのですが落選。
まぁ、第3希望のも個人的に相性の良いダイワメジャー産駒なので、これはこれで良いかもしれません。

社台TC・サンデーTC(サブ)

第1希望 No.036 リトルアマポーラの20  父ヘニーヒューズ ○当選
<1頭希望>

サブの方では元出資馬リトルアマポーラの仔を。
第1希望で書きさえすれば確保できそうだったので、今年はサブの方で確保となりました。
リトルアマポーラは昨秋の繁殖セールで売却され、この1歳が白老での最後の産駒となります。
これで、初仔から募集に出てくる最後の産駒まで全馬に出資することができました。(1頭は募集中止になっちゃったけど)
あとは白老での後継となる子供が出てくれることを願うばかりです。

社台グループオーナーズ(地方)

第1希望 No.304 ショコラヴェリーヌの20  父パイロ ○当選
<1頭希望>

地方オーナーズでも元出資馬のショコラヴェリーヌの娘を確保。
牝馬なのになぜか今年の地方オーナーズの最高値がつけられていました。
当初は高すぎるので見送ろうかと思ったのですが、色々な候補を考えた結果、ショコラに戻ってくる形に。

G1TC(メイン)

第1希望 No.047 メルヴェイユドールの20  父ハービンジャー ○当選
第2希望 No.043 レクレドールの20  父モーリス ○当選
第3希望 No.057 ファームフェイスの20  父ジャスタウェイ ○当選
<3頭希望>

第1希望と第3希望で元出資馬の子供を確保。
メルヴェイユドールの20は出資馬セルヴァンの全弟。セルヴァンとはタイプが違いますがこちらも良さそうです。
第2希望はレクレドールの最後の仔を。白老ファンとしては買えるなら押さえておきたいと思いました。
サンデーサイレンスの2*4の配合はさすがに気にはなりますが……。

G1TC(サブ)

第1希望 No.011 イリュミナンスの20  父ハービンジャー ○当選
第2希望 No.054 ドリームアドリームの20  父マインドユアビスケッツ ○当選
第3希望 No.031 ローズシュクレの20  父リアルインパクト -無効票
<2頭希望>

サブの方の第1希望も白老のハービンジャー産駒。
あまり確率の良い種牡馬じゃないのでハイリスクだけど、この馬は今年の牝馬の中ではかなり気に入っています。
ドリームアドリームの20は第2希望の票数が多くてどうかと思いましたが、第2の抽選で確保できたようです。
父の産駒の中ではある程度軽さのある馬で、それが良い方に出てくれればと思います。


以上、ほぼ思惑通りで9頭の1歳馬たちと縁ができました。
毎度のことながら我ながら多すぎて引きますね。
ご一緒できることになった皆様、どうぞよろしくお願いします。

今週の出走予定

エレヴァテッツァは2か月ぶりの出走。
現級で2着3着を続けているように、このクラスで上位なのは明らか。
今回は距離延長が鍵になりますが、今度こそ2勝クラスをクリアして欲しいところです。

ヴァイスメテオールもほぼ2か月ぶり。
前走はプリンシパルSにチャレンジしたものの出遅れが響いて4着。
重賞でもこのぐらいのメンバーなら通用するはずで、あとは小回り1800mへの対応次第と思います。

  • ルティレ 6/30(水) 大井10R フォーチュネイトあじさい特別(ダート1200m) 本田正重騎手 10着

体重は増減なしでも、初戦よりは締まって見えました。踏み込みは浅くて気になりました。
スタートで遅れて、そこから仕掛けて行って6番手ぐらいにつける。
3角で馬の後ろで頭を上げる場面があり、その後は手応えが徐々に余裕がなくなっていく。
4角で外に出して追い出しを図るも、もう余力はなく後退してしまい2.9秒差の10着。
南関東交流戦はそんなに楽なレースじゃないけど、これだけ負けてしまうと厳しいですね。
他馬を気にしていたというコメントがありました。兄もそういう面があるんですよね。
集中力が続かない感じもあるので、馬具を工夫して極端な競馬をした方が可能性があるかもしれません。

  • ショコラティエール 7/1(木) 大井9R サジタリウス賞(A2B1)(ダート1400m) 藤田凌騎手 6着

休み明けでも体重増減なしで仕上がりは良いように見えました。
スタートは五分に出て最初は7番手ぐらい。馬群が一旦縦長になると内へ入れて3列目に。
2列目をうかがいつつ直線へ向き馬群の間を割ってこようとする。
しかし、残り1ハロン手前から脚色が鈍り上位争いから脱落。1.6秒差の6着に終わった。
1400mでも勝ち鞍はあるけど、クラスが上がると距離が微妙に長いのでしょうか。
また、馬場が渋って時計が速すぎたのもあるかもしれません。

先週の結果

  • ヴァリアメンテ 6/26(土) 阪神9R 三木特別(2勝C)(芝1800m) 藤岡佑介騎手 3着

466kgで+8kg。増えていたけど太いとは感じませんでした。
大外枠からまずまずのスタートを切り、出たなりで4番手につける。
最初は縦長の展開だったが、出遅れていた人気馬が3角手前で上がっていき、それにつられて馬群が凝縮。
直線では外から良い脚を見せたが、先に抜け出した1頭と、後方から追い込んだ1頭と3頭並んでゴール。
写真判定の結果、ハナ+ハナ差で3着に終わった。
古馬相手の2勝クラスでいきなり僅差の競馬ができて、普通は悲観するレースではないと思います。
ただ、期待の大きな馬だけに、もう一伸びして勝ち切ってもらいたかったというのが本音ですね。
他馬が上がっていった時に少し一緒に動いてしまったので、あそこでもうひと我慢できれば良かったのかも。
とにかく、レース経験を積みつつ、力をつけて行ってもらいたいものです。

  • アルディテッツァ 6/27(日) 阪神9R 舞子特別(2勝C)(芝1400m) 池添謙一騎手 11着

スタートはだいたい五分には出る。かなり出して行って3番手につける。
勝負所で外から1頭じわっと上がってくると手応えが徐々に悪化。
直線へ入る頃にはあまり余力はなく、あとは流れ込んだだけで1.5秒差の11着。
数字の上では前走とそう変わらない流れだったはずだけど、行きっぷりが良くなかったです。
前走との差が、競馬場の差(あるいは右回り左回りの差)なのかそれ以外か……。
いずれにせよ、前走の走りを簡単には再現できないのはつらいところですね。

過去最高の馬体重をマーク(+8kgの502kg)。ちょっと仕上がり途上のようにも感じました。
発馬を決めてじわりとハナへ。
楽に先手を取れたと思ったところ、1角までに無理に主張してくる馬がおり、譲って2番手から。
逃げた馬が大逃げを打って、離れた2番手から前を捕まえにいく競馬に。
4角で一旦先頭に立ったものの、そこで苦しくなってしまい0.7秒差の7着に沈んだ。
逃げた馬に引っかき回されて変な展開になってしまいましたね。
結果的にその馬は離れた最下位に終わっており、捕まえに行かなくても勝手に止まってくれた気もします。
きちんと馬体を絞った上で、すんなり先手を取れれば見直せる余地はあると思います。

今週の出走予定


ヴァリアメンテは2か月ぶりの競馬。
早めに動かした若葉Sで崩れたものの、それ以外のレースでは堅実な末脚を披露しています。
ここは昇級戦になるけど、即通用するぐらいのポテンシャルは持っていると思っています。

アルディテッツァは中3週で出走。
前走で1400mに距離短縮したらレース内容がかなり良化しました。
続けて1400mで真価が問われますが、相手は前回よりは揃った印象ですね。

バルバレスコも2か月ぶり。
昇級戦だった前走は、不良馬場と距離延長が合わずタイムオーバーになる惨敗でした。
滞在競馬、小回り中距離戦と得意の条件で巻き返したいですね。
ただ、先行しそうな馬が多い組み合わせなのが少し気になります。

先週の結果と昨日の結果

1歳募集の申し込みやらで忙しかったので、いつもより簡素に。

  • ロコポルティ 6/19(土) 阪神7R 3歳以上1勝C(ダート1400m) 和田竜二騎手 10着

内枠から出して行って先手は取れたが、ハイペースになってしまう。
前半の無理がたたって直線で失速して1.2秒差の10着。
今回は展開が向かなかったので、外枠引いて気分よく走れれば見直せるかと思います。
1400mの適性については今回だけでは何とも言えない感じですね。
次走の優先権を逃したので一旦放牧となりました。

  • セルヴァン 6/19(土) 東京8R 3歳以上1勝C(芝2400m) ▲原優介騎手 4着

スタート直後に寄られて前へ行けず。取りたい位置より少なくとも1列は後ろに。
スローになって直線で伸び負けして0.6秒差の4着。
瞬発力勝負では分が悪い現状で、位置が後ろになっては厳しいです。
仕掛けもワンテンポ遅く脚も余しているし、あまり持ち味が生きない競馬でした。
短い間隔で2走したため、レース後は山元トレセンへ放牧になりました。

  • カトルショセット 6/19(土) 東京12R 3歳以上1勝C(芝1400m) ◇藤田菜七子騎手 2着

まずまずのスタートから先行してハナを切る形に。
直線で勝ち馬に並ばれてからもうひと踏ん張り見せたが、最後はねじ伏せられクビ差の2着。
マイペースで先行してしぶとく脚を使ってくれました。減量も生きた好騎乗でしたね。
次も1400mを使いたいということで、レース後は天栄へ出ました。新潟ですかね。
個人的には中距離で先行する競馬も見てみたいところですが。

  • ピュアブラッド 6/20(日) 東京4R 3歳未勝利(ダート2100m) 団野大成騎手 3着

五分に出て先行馬群の中で進める。4角で前の馬が下がってきて位置を上げられず。
そうしている内に、外から抜け出されてしまい勝負あり。
直線半ばで進路が開けてからは、じわじわとは伸びて0.3秒差の3着を確保。
去勢の効果か終始まじめに競馬に参加できていたように思います。
それに加えてダート替わりも合ったのか、今までとはレース内容が一変しました。
これで勝ち上がりに希望が持てる状況になり、次走が楽しみになりました。

  • ブロンディーヴァ 6/23(水) 船橋11R 閃光スプリント(A2下)(ダート1000m) 矢野貴之騎手 3着

スタートで半歩遅れ。出して行くも4番手の内につけるのが精一杯。
4角で外へ出すために少し下げ、直線では外からまずまず伸びたが0.4秒差の3着どまり。
スタートと4角でスムーズさを欠いたのは勿体なかったけど、勝ち馬は強かったですね。
ワンターンの競馬に戻って巻き返してを見せたし、1000mにもある程度対応してくれました。
ワンターンの短距離なら今後も安定して力は発揮してくれそうですね。