先週の結果

  • フェーングロッテン 9/25(土) 中京3R 2歳未勝利(芝2000m) 鮫島克駿騎手 2着

480kgでー4kg。いくらか絞れて馬体の見栄えは良くなっていました。
今回は五分にスタートをきって、外からじわっと出ていくが、結局1角までに控えて7番手の位置。
2角あたりまでは馬群の内に入れる考えに見えたけど、向こう正面に入ると外へ出して5番手まで上がる。
3角からは外から追い上げてくる馬もおり、こちらも呼応して上がっていく形になり2列目の位置で直線へ。
直線では外から良い伸び脚を見せたものの、内からロスなく抜け出した勝ち馬に半馬身及ばず2着。

同日にさらに更新されたとはいえ2歳レコードが出たレースで、外を回って僅差2着なので悪くありません。
勝ち馬とは枠の内外の差が響いたと思われ、勝ちに等しい内容と言っても良いぐらいです。
初戦よりはだいぶ常識にかかったレースができたし、これならすぐに勝ち上がれるかと思います。
遅生まれで伸びしろの大きそうなタイプだけに、現段階でこれだけ走れれば期待が持てます。
2戦したので一息入れられるようですが、復帰後が今から楽しみですね。

今週の出走予定

  • フェーングロッテン 9/25(土) 中京3R 2歳未勝利(芝2000m) 鮫島克駿騎手

リトルアマポーラの子リトルポピーがデビュー延期になって、今週は1頭だけ。

フェーングロッテンは新馬戦3着から中2週。
デビュー戦はレースの流れに乗れず、大外を回したりロスの多い競馬でした。
あれで3着に来るのだから能力はあるし、一度実戦を経験できたのは大きいはず。
上積みの振れ幅次第ではあるけど好勝負を期待したいです。

今週の結果

440kgでー4kg。休み明けの前回も良かったが、今回も状態をキープできていた印象でした。
五分のスタートを切り、内の馬の出方を見ながらジワっと出て行って3番手の外。
前半はスローペースになり、それを嫌って他馬が向こう正面半ばから早くも動く。
外から来られて動かざるをえなくなり、こちらも早めに追い出されて2番手に上がりつつ直線へ。
直線では直後にいた勝ち馬と2頭で抜け出して叩き合いに。
残り1ハロン過ぎに相手が優勢になり、そこから盛り返していく場面もあったものの、最後は力尽き半馬身差2着。
ゴール前まで食い下がって惜しい内容でした。
人気2頭が崩れただけに勝っておきたかったけど、現級突破のめどはついたと言って良いと思います。
左回りの方がやはり合いそうなので、次走(中1週で中京か中2週で新潟?)で決めて欲しいところです。

  • ブロンディーヴァ 9/21(火) 大井11R エキサイティングリレーin大井賞(ダート1200m) 安藤洋一騎手 9着

騎乗予定の矢野騎手が負傷したため、当日になって乗り替わりに。
531kgで-5kg。数字上絞れたのは好感が持てたけど、見た目の印象はいつもより落ちるように感じました。
最内からまずまずのスタートを切って、最初は逃げた馬の内に並走。
その後、控えて2列目のインに待機。
コーナーにかかり少し引き離されるが、4角では追い上げて直線では内ラチ沿いを突く。
一瞬は伸びてきそうに見えたけど、半ばからは伸びを欠いて0.8秒差の9着。
速い時計が出る今開催の馬場が合わなかったのが1番の敗因とは思います。
それに加え、年始からコンスタントに使ってきたから、出来落ちもあった気はしています。
この結果を受けて、リフレッシュも含めて検討されるようです。

今週の出走予定

中2週で出走。
前走は3着だったけど内容はもう一歩な感じでした。
手前を替えなかったのが要因としてあがっていたので、実績のある左回りになるのはプラスのはず。
少頭数で未勝利馬もいるメンバーなので期待したいものの、2頭ほど手強そうなのもおり簡単ではない気はします。

先週の結果 (レシステンシアがセントウルS制覇!)

  • ベニテマリ 9/12(日) 中京2R 2歳未勝利(芝1400m) 石橋脩騎手 11着

428kgで+4kg。初戦から仕上がっていたから大きな変化はないが、体が増えたのは良い傾向。
スタートで若干遅れて、近い枠の馬が好スタートを切ったので、出して行っても2列目につけるところまで。
先行集団が多頭数になったためか、手綱を引いて控えると、やや頭を上げながら中団まで下がる。
中団のまま直線へ向き、直線はじりじりと伸びただけで着順を上げられず1.0秒差の11着。
先行したかったので出遅れたのが痛かったですが、あそこまで控える必要があったか疑問です。
中京はコーナーでばらけやすいので、内でじっとしてれば良かったと思いますがね。
あれぐらいのスタートしか切れないなら、距離を延ばす等も考えてみた方が良いかもしれません。

  • ロコポルティ 9/12(日) 中京4R 3歳以上1勝C(ダート1200m) 和田竜二騎手 5着

508kgで+6kg。極端に太いわけではないけど、全体的に厚ぼったい印象でした。
まずまずのスタートから先行し、2列目の外へつけると手綱の動きが緩んでそれ以上は前を追わず。
2列目の外で流れにのり、そのままの位置で直線へ向き、直線でジワジワ伸びるものの0.8秒差の5着。
行き過ぎないのは指示だったようですが、切れる脚はないので1200mで控えても意味はない気はします。
鞍上からブリンカー装着の進言があったけど、以前に揉まれ弱いところも見せたし個人的には賛成ですね。
やや余裕残しの状態に見えたので、権利も取れたことだし続戦してくれることを希望します。

508kgで+4kg。パドックの外めをゆったり歩いて相変わらず見栄えがします。
多少の余裕はあるものの前哨戦としてはまずまずの仕上がりのように見えました。
なかなかの好スタートを切り、ハナを主張する馬を行かせて当初は3頭雁行の真ん中の位置。
コーナーでは、速めのペースで逃げた馬の後ろに入る形になり、外から3番手の馬に並びかけられる。
内に押し込められると嫌だなと思ったけど、直線入口で普通にばらけて手応え良く前に迫る。
そのままほぼ馬なりで抜け出し、追い出されると2馬身ほどのリードを築く。
ゴール前では外から2着馬が追ってきたが、左鞭が入るとしぶとく伸びてクビ差先着して優勝。
1200mの良馬場で走るのは初めてだったので、このペースを2番手追走でどうかと心配しましたが杞憂でしたね。
やはりハイペースで先行してこそ持ち味が生きる馬だと再確認しました。
3、4コーナーで外から被せられる形を経験でき、問題なくクリアできたのも収穫でしょう。
本番は相手がさらに上がりますが、十分期待が膨らむ一戦になりました。
本番までは中2週しかなく調整は難しいと思いますが、無事に調整できることを願うばかりです。

今週の出走予定

  • ベニテマリ 9/12(日) 中京2R 2歳未勝利(芝1400m) 石橋脩騎手
  • ロコポルティ 9/12(日) 中京4R 3歳以上1勝C(ダート1200m) 和田竜二騎手
  • レシステンシア 9/12(日) 中京11R セントウルS(G2)(芝1200m) C.ルメール騎手

ベニテマリは新馬戦から中3週。
初戦は4着もやや物足らない内容でしたが、馬場が渋っていたのを気にしていたとのこと。
今回は良馬場で臨めそうなので同じ言い訳はできません。
相手はそれなりに揃っているから、前走からの上積みなしには通用しないと思います。

ロコポルティは約3か月ぶりの競馬。
夏場の1000mや1700mには使わずに秋競馬まで待機しました。
相手関係的には手強そうなのは2、3頭で、このメンバーなら上位争いの余地がありそう。
あとは外枠引いて揉まれない競馬ができればといったところです。

レシステンシアはヴィクトリアマイル以来で4か月ぶり。
夏場は北海道まで戻って休養し、早めに帰厩して順調に立ち上げられています。
目標は次なのでそれを見据えた仕上げとは思いますが、期待が膨らむ結果になれば良いですね。
良馬場でのスプリント戦が初めてなので、どのような競馬になるのか興味深いです。

先週と昨日の結果

8頭で1つも勝てないとは。

  • インテグリフォリア 9/4(土) 新潟6R 3歳未勝利(芝1600m) 福永祐一騎手 14着

486kg。トモ周辺などは案外と張りがあったが、お腹はぽっこりと太目。
スタートで出遅れて後方から。道中は軽く追っつけながらの追走で、一旦は最後方に下がる。
直線で外から伸びてきたが、2度ほど前がふさがり進路変更する場面が。
結局、着差はつめたものの、ほとんど前を行く馬を交わすことはできず14着。
いかにも経験馬相手のデビュー戦という感じで、出遅れもあってレースの流れに乗れませんでした。
それでも、最後はそれなりの脚は使ったし、着順ほどは負けていません(0.7秒差)。
未勝利戦が無くなるのでどうするかと思ったら、具体的な方策は未定ながらファンド継続は決まりました。
問題は使った後の状態で、今までが色々あり過ぎた過程だっただけに心配は尽きません。

  • セルヴァン 9/4(土) 新潟9R 瓢湖特別(1勝C)(芝2200m) 菅原明良騎手 9着

460kgでー6kg。体つきは以前とそう変わらないと思うけど、なんか元気のない歩様でした。
スタートは頭一つ遅れぐらいだったけど、そこから出して行くこともなく中団の後方から。
そのまま中団で競馬を進め、直線も伸びずバテずで流れ込んで1.7秒差の9着。
切れ不足なタイプで、前付けして長く脚を使うのが持ち味と思っているのですが。
どういう指示が出ていたかは不明ですが、期待していた内容と裏腹な騎乗で首を傾げざるを得ません。
この新潟での2戦は結果がでず、この後は山元トレセンでの立て直しとなりました。
正直、状態面もそれほど良く見えなかったから、立て直しの方針には賛成ですね。
晩成だと思っていて来年の秋ぐらいから本領発揮と見ているので、そこまでは大事に使って欲しいです。

  • トップキャスト 9/4(土) 札幌11R 札幌2歳S(G3)(芝1800m) 団野大成騎手 5着

436kgで+8kg。カメラの角度が悪く良く分からなかったけど、増えてるのは良い傾向と思いました。
一旦ゲート入りしてから、隣の馬が放馬したり、逆隣りの馬が立ち上がったりとバタバタ。
まずまずの発馬からダッシュ良くハナへ。
前半のペースは前回とそう変わらなかったけど、3角からペースを上げられず後続を引き離せないまま。
後方から一気に交わされて、そこからも極端に止まりはしなかったが、1.3秒差の5着に粘るところまで。
勝った馬が強すぎたのが一番だけど、最終週の馬場ではあのペースでも速かったでしょうか。
新馬戦もラスト1ハロンは時計を要したし、距離も微妙に長いのかもしれません。
元から秋以降はマイルで使う方針のようなので、立て直された後の巻き返しに期待します。

  • ラヴォルタ 9/4(土) 新潟12R 3歳以上1勝C(芝1600m) 戸崎圭太騎手 15着

490kgで+12kg。休み明けでやや太めに感じたけど、張りはあって悪くはない印象でした。
スタートをもっさり出て1、2馬身の出遅れ。
内枠だったことを利してラチ沿いを幾らか上がっていき、中団馬群の後ろめの位置。
縦長の馬群となる中、追走にあまり余裕がない様子。
直線で馬場の中ほどから追われるが、伸びを欠いて1.6秒差の15着と大敗した。
母もそうだったように、渋った馬場(稍重だけど)が苦手なのかもしれません。
また、この母系の馬は揉まれる競馬に弱い印象もあります。
出遅れた上に悪条件が重なってしまい、良いところ無しのレースになってしまった感じでしょうか。
いずれにせよ、まだキャリアの浅い馬なので、今後の成長で挽回していって欲しいですね。

  • フェーングロッテン 9/5(日) 小倉5R 2歳新馬(芝1800m) 鮫島克駿騎手 3着

484kg。まずまずの仕上がりだけど、緩さがあってまだ体型も幼さが残る感じでした。
スタートは微妙に遅れたぐらいだったが、隣の馬に前へ割って入られて位置を上げられず。
1角の手前で、前にいた馬が外へ膨らんできたあおりを受けて、ここでも位置を下げる不利。
後方からの競馬になり、他馬の後ろにつけるが、スローペースでも追っつけながらの追走に。
向こう正面で外めへ出されて、勝負所では大外を鞭を入れられながら強引に進出。
結構なコースロスをしながら2列目で直線へ向き、直線でも外から力強い伸び脚を見せる。
しかし、ゴール前では前と同じような脚色になって、先行して抜け出した2頭に及ばず0.6秒差の3着。
1角までに2度不利があったし、あれだけ強引な競馬をして、よく3着まで来られたなという内容でした。
新馬戦としては十分なレースは見せてくれたので、遅生まれで伸びしろもたっぷりだし今後が楽しみですね。
まだまだ成長を要する面はありますが、これぐらい走れれば1つぐらいはすぐ勝ってくれそうです。
なお、そのまま続戦して初勝利を目指す予定です。

500kgで+4kg。状態は悪くなさそうだけど、この北海道シリーズはずっとやや立派に見えました。
最内枠からまずまずの出脚を見せてハナを主張。
1角までは掛かり気味に1頭が追いかけてきたものの、その後は単騎の逃げに。
平均ペースで逃げて3角からは引き離しにかかるが、4角ではむしろ後続に迫られる。
勢いよく追い上げてきた馬に直線入口で捕まり、その後も粘りは見せたが1.4秒差の6着に終わった。
北海道で3戦目でしたが最後にしてやっと自分の形で逃げることができました。
結果は伴わなかったけど、こういう競馬を続けられればいつかハマることもあると思います。
今季はレース間隔的に開催序盤に使うことができず、馬場状態のアシストを得られなかったですね。
これで休養かと思いますが、今後は開幕週に合わせて使えればより展開が向きやすいかと思います。

  • フォラステロ 9/7(火) 門別8R 2歳オープン(ダート1200m) 服部茂史騎手 2着

512kgで+4kg。新馬戦より張りが良くなって見栄えしました。
今回は返し馬も映った範囲では普通にこなし、ゲート入りもスムーズ。
五分にスタートを出て2列目のイン。
勝負所では外を上がっていく馬がいたため、強引に押しのけて出すことはせず内に待機。
直線では馬群の間の狭いところを抜けてきて、ラチ沿いから2番手にあがる。
しかし、先に外から抜け出した1頭に2馬身及ばずの2着まででした。
正直、早めに強引に外へ出していたら勝ってたのでは?と思わないではないです。
ただ、再審査明けの今回に関しては無難にレースを終えるのが第一だったので、これはこれで良いです。
馬混みから割って出ることもできて、初戦より良い経験になったかと思います。
あとはさっさと門別に見切りをつけて南関東へ移籍してくれれば言う事ないのですが。

  • ショコラティエール 9/7(火) 大井12R ダイヤモンドターンオープン賞(A2・B1)(ダート1400m) 藤田凌騎手 2着

484kgで+3kg。パドックでは落ち着きもあって状態は良さそうでした。
頭一つ出る好スタートを決めるも、無理せず控えて2列目から。
道中は2列目で待機し、勝負所から外へ出して上がっていく。
4角では一気に外から先頭にたつ勢いだったが、直線では内に併せた馬に盛り返されて頭差の2着。
勝ちに等しい惜しい内容だったけど、結果的にちょっと仕掛けが早過ぎましたかね。
A2下にしてはメンバーが手薄だったにしても、初めてこのクラスで好走できたのは収穫です。
前走を見ると良馬場の方が良さそうなので、馬場が乾けばもっと期待できそうです。
この後はもう1戦してから休養というプランのようです。