今週の出走予定

  • セルヴァン 11/12(土) 東京7R 3歳以上1勝C(ダート2100m) T.マーカンド騎手
  • ライジンホープ 11/13(日) 福島2R 2歳未勝利(芝2000m) ☆小沢大仁騎手
  • ラヴォルタ 11/13(日) 福島7R 3歳以上1勝C(牝)(芝1200m) 丸山元気騎手

セルヴァンは中1週。
前走が思ったほど動けず、今回はブリンカーを着用して出走します。
鞍上も追えるマーカンド騎手を配してきて、なんとか変わり身を見せて欲しいものです。

ライジンホープは中6週で今回は2000m戦に出走。
デビューから1200mと1400mを走って結果が出なかったので、思い切って距離を延長してきました。
個人的にも中距離で道中をもっと体を起こして走れればと思っていたので好結果に繋がればと思います。

ラヴォルタは夏の札幌以来で3か月ぶり。
札幌の1200mで2走とも好走してやっとクラス卒業が見えてきました。
ただ、今回気になるのは牝馬限定戦にしてはメンバーが揃ったのと、当日の空模様ですね。
正直、土曜の牡馬との混合のレースの方が、天気も良さそうだし、メンバーも軽く見えるのですが。

  • ショコラクイーン 11/8(火) 川崎11R ローレル賞(S2)(牝)(ダート1600m) 森泰斗騎手 5着

464kgでー1kg。休み明けの前回よりは多少は良化していたけど、まだまだ仕上がり途上の印象でした。
五分のスタートからある程度出して行って2列目のイン。
勝負所まで逃げた馬(勝ち馬)の直後のインでじっと待機。
4角で勝ち馬の外へ出して追いあげを図るも、逆に突き放されてしまい1.3秒差の5着。
鞍上は枠順も生かして勝ちに行く完璧な騎乗をしてくれたと思います。
それであっさり離されるのは、現状の力関係もあるでしょうが、仕上がり具合の差も大きい感じがします。
あとは、兄姉の戦績からすると、もしかすると距離が少し長いという可能性もありますね。
もっと仕上がってくれば巻き返せると思うので、次走にあらためて期待したいと思います。

  • ブレスク 11/10(木) 門別8R ユーチャリス特別(C3-2、C4-1)(ダート1700m) 服部茂史騎手 2着

510kgで+4kg。まだ張りが物足らず緩さが目立ちます。
大外枠からスタート直後に躓いて1馬身強は遅れてしまう。
中団からの競馬になり、外から先頭を行く2頭に並びかけつつ直線へ。
しかし、直線では真ん中から伸びた勝ち馬の末脚を上回れず1馬身差で2着に終わった。
レース内容は悪くはないのですが、JRAへの出戻りを目指してるので2着では意味がありません。
いつも手応え以上にジリだから、そこを踏まえて早めに動いていく方が良いのかも。
門別のシーズンはもう終わりなので、他場に移籍してチャレンジを続けるかどうか…。

今週の結果 (プロミストウォリアが連勝で2勝C突破!)

467kgで+2kg。前回より落ち着きがあって、状態は良さそうに見えました。
7枠から五分のスタートを切って、ダッシュよく外の2番手へ。
道中は逃げた馬の1~半馬身後ろを追走して、4角手前から徐々に差を詰めていく。
直線で並びかけて行ったが残り1ハロンで突き放されてしまい、そこから粘って0.5秒差でも2着は確保。
逃げ切った勝ち馬は強い競馬でしたが、枠順の内外の差もあったように思います。
3連勝できず残念でしたが、離されてからも2着で踏ん張った粘りは評価できると思います。

  • ドゥヴァンスマン 11/5(土) 東京6R 2歳新馬(芝2000m) 坂井瑠星騎手 4着

484kg。仕上がりはまずまず。騎乗前は周回の先頭でのんびりし過ぎている感じでした。
最内からスタートは普通に出たが、思ったほど出して行かず2列目のインの位置。
ペースも落ち着いて馬群の内で動くこともできずに直線へ。
直線では一瞬の脚がなくて抜けてこられないが、最後までジリジリと伸びて0.8秒差4着。
直線での切れ勝負になると切れ負けするのは想定内でした。
それでも、もっと動けないイメージだったので、最後までしっかりと走れていたのは好感触です。
陣営ももっと距離が伸びて良いとの評価のようですし、デビュー戦としては悪くない内容だったと思います。

  • プロミストウォリア 11/5(土) 阪神8R 3歳以上2勝C(ダート1800m) △角田大河騎手 優勝

現地観戦。524kgで-4kg。大型馬ですが馬体は引き締まって好仕上がりでした。
7枠からまずまずのスタートから先行争いに加わる。
1角はやや突っ込み過ぎの感じはあったけど、コーナーで落ち着いて3番手の外の位置に収まる。
3角から前にプレッシャーをかけていき、先頭へ並びかけつつ4角をまわる。
直線では難なく抜け出し、後続の追い上げも2馬身差をつけて封じて優勝。
昇級戦でも全く問題なく、危なげのない競馬で2連勝。
先行馬が複数いる中でも、外枠を引けたおかげで競馬がしやすかったですね。
馬群に包まれたら危うい気はしますが、スムーズな競馬なら上でも通用しそうです。
ただ、何度も骨折している馬が初めて続けて出走したので、レース後の状態は少し心配です。

現地観戦。546kgで+2kg。休み明けでも仕上がりは良く、この馬としては活気もある周回でした。
スタートは五分に出て、いつも通り控えて中団から。
1枠からだったので馬群の最内でレースを進め、直線では内めで馬の間を狙って追われる。
しかし、スペースの取り合いに敗れて詰まり、最内に進路をきると前の馬がバテてきて詰まる。
結局、満足に追えないまま流れ込んで1.1秒差の12着に終わった。
大型馬で大とびなので、馬群の内だと小足が使えず苦労してしまいます。
今日は力を出し切れておらず、もっとスムーズな競馬での巻き返しを期待したいと思います。

484kg。仕上がりは悪くなく、騎乗前は大人し過ぎるぐらいの周回でした。
他のメンバーと比べてやや寸の詰まった体型なのも気になりました。
スタートは幾らか遅れたものの、すぐに挽回して先行する。
内の馬を行かせて3番手の外の位置を追走。
勝負所から徐々に追い上げて行くが、4角で内の馬が張り出してきて接触する場面が。
直線でも何度も接触して、ようやく残り1ハロンではバラけたけど、そこで脚が上がって失速。
あとはずるずる後退して、デビュー戦は2.0秒差の7着に終わった。
何度も接触しあう激しいレースになってしまいました。
また、道中から時々手綱が動いて怪しい雰囲気はあったけど、他馬に終始気を遣っていたとのこと。
また距離も長いのではとのコメントがありました。
距離に関しては体型的にどうなのかなと私も思っていて、マイルぐらいの方が良いのかも。

今週の出走予定


今晩の大井の最終レースにデュアルテイルズが出走。
前走勝利後に一休みかと思ったら、間隔を開けて続戦になりました。
状態面は気になるけれど、1400mではまだ全く底が見えていない馬なので楽しみですね。
今回は外めの枠になったから、2走前のように番手からの競馬が良さそうです。

元出資馬メルヴェイユドールの仔ドゥヴァンスマンがデビュー。
調教の動きからして、兄たち同様にあまり速い脚はなさそうなタイプのようです。
鞍上が厩舎の所属騎手で調教から騎乗しているので、その辺りは心得て乗ってくれそう。
初戦向きではなさそうだけど、気合いをつけてでも逃げるなどして見せ場を作ってもらいたいです。

久々の競馬で2勝目をあげたプロミストウォリアが中1週で出走。
5歳馬なのにキャリア4戦しかしていないのは、毎回走るたびに骨折をしていたためです。
それが中1週で出馬表に載るとは感動的ですらあります。(まだ油断できないかもですが)
昇級戦な上に同型が揃ってるけれど、能力の高さは間違いない馬だから無事に走れるなら期待感しかないです。

ジオラマが9歳秋シーズンの始動戦。
暑さに弱いタイプで、夏場に一度入厩したものの、やはり暑さに負けて外厩へ出戻り。
結局、暑い時期を休むいつものパターンで5か月ぶりの出走になります。
元気に10歳以上まで走って欲しいからまずは無事にと願います。

今週はポルトドールもデビュー戦を迎えます。
こちらも白老ファーム産で活躍馬レクレドールの最後の産駒になります。
喉の音が少し気になるそうなのですが(DDSPぽい?)、舌を縛ることで走っている時は問題ないようです。
調教では水準程度には動けていて初戦から楽しみです。

今週の結果 (ダイアトニックが2度目のスワンS制覇!)

今週はG2は勝てたけど、それ以外が酷すぎて頭が痛いです。

  • カトルショセット 10/29(土) 新潟3R 3歳以上1勝C(牝)(ダート1200m) 丸山元気騎手 10着

ダートの短距離を使うのに、この機会に脚を溜める競馬を試してみるとの新聞コメントがあり頭を抱えました。
宣言どおり控えて中団から、手綱を引っ張って抑えていると置かれてしまい勝負所で鞭が入って追い上げ始める始末。
これで脚溜まってます?と思っていたら、案の定、直線での伸びは全くなく1.2秒差10着。
溜める競馬するにしても、溜めることで結果が出そうな条件を使う時にして欲しいです。
前進気勢が徐々に衰えてきているのかもとの話で、それだと余計にこの競馬は不味いような…。
中距離使って気分よく逃げさせてみたらどうでしょうかね。

  • ピュアブラッド 10/29(土) 東京6R 3歳以上1勝C(ダート2100m) M.デムーロ騎手 7着
  • セルヴァン 10/29(土) 東京6R 3歳以上1勝C(ダート2100m) 坂井瑠星騎手 8着

2頭ともパドックでは馬体の見た目は悪くないものの、良い頃と比べて活気に欠ける感じはありました。
ピュアブラッドは最内から五分に出たのに手綱を抑えて控える競馬。この時点で首を傾げてしまいました。
中団からすすめて、直線では外めへ出してじわじわ追い上げるが、半ばで脚色が鈍って1.2秒差7着
切れる脚があるわけでもないし、ほぼ前にいた馬で決まる競馬になっているのに…。
距離が長いかもとかコメントが出ていますが、現級のこの距離で2着2回の馬ですよ?
いずれにしても立て直しになりそうです。

セルヴァンは幾らか仕掛けて行くが結局中団でもまれる形に。
そのまま位置を上げられず、直線でも馬列の後ろでじりじりとしか伸びず1.5秒差8着。
レース間隔をあけて臨んだけど期待したほど良化が見られない印象でした。
続戦のようですが叩かれて良くなってくれるでしょうか…。

  • トップキャスト 10/29(土) 阪神8R 3歳以上2勝C(芝1400m) 菅原明良騎手 10着

現地観戦。パドックでは適度な活気があってまずまず良く見えました。
五分に出て最初は3頭で競りながら先行し、すぐに単騎になって軽快に逃げる。
しかし、残り1ハロンで後続に捕まると、全く粘れずずるずると後退。1.7秒差で最下位。
ややオーバーペースかなとは思ったけれど、あそこまで止まってしまうとは。
終始ハミを嚙みっぱなしで息が入らなかったとのこと。1200mを使っていた弊害でしょうか。
レース以外では問題ないようなのですが、気持ちの面なのでリフレッシュすることになりそうです。

前脚の出は小さい歩きだけど、これはいつも通り。馬体は張りが目立っていました。
好スタートを切って、簡単にハナも奪えそうなぐらいだったけど、行く馬を前にやって2列目につける。
道中は2列目で脚を溜めて、4角のコーナーリングで外へ出して直線へ。
直線で追われると残り1ハロンあたりで先頭にたち、そのまま2馬身ほど一気に抜け出す。
ゴールまで脚色は鈍らず、後続の追い上げを1馬身差振り切って3年ぶり2度目のスワンS制覇。

着差以上に危なげない勝利だったし、本当に1400mは得意ですね。
2枠4番の好枠から好スタートが切れたおかげで、思い描いた通りの競馬ができて完勝になりました。
7歳でこの走りができて今年重賞2勝目。衰え知らずで有難い限りです。
条件が合えばまだ活躍してくれそうなので今後も楽しみですね。
この勝利でマイルCSの優先出走権を得たけど、マイルなので消極的なコメントが出ていました。
恐らく今回と同条件の阪神Cになるのではないかと思いますが、それで良いかと思います。

  • ミオカーロ 10/30(日) 阪神2R 3歳未勝利(ダート1800m) 鮫島克駿騎手 6着

一度使われたけど、あまり変わった感じには見えませんでした。
ゲートでやや立ち遅れ、軽く仕掛けたぐらいではもたもたして中団の後方から。
道中も鞍上が抱えて走ろうするとスピードダウンするので、追っ付けて馬群に取り付く。
3角手前からは追っ付けどおしになるが徐々に後退し、そのまま伸びなく2.6秒差6着。
現状だとテンから最後まで追いどおしにしないとダメそうです。
もっとも、このまま何も変えずに使い続けても結果は出なさそうですね。

  • グレンハイウェイ 10/30(日) 新潟3R 3歳未勝利(牝)(ダート1800m) 西村淳也騎手 7着

パドックでの様子は悪くないように思いました。
初ダートの1枠だから多少は無理にでも出して行くかと思ったら、あっさり控えて2列目のイン。
前と少し離れた3番手を追走していたが、4角手前で手応えが悪化して後退。
そのまま流れ込んだだけの2.6秒差7着。
元々短距離向きかという評だったので、止まり方を見ると距離なのかもしれないけれど…。
道中も押っ付けると姿勢が高くなっていたので、単純に距離短縮しただけでは結果は出なさそうです。

パドックでの印象は、前走以上ではないけど概ねキープはできていそうという感じでした。
外枠からスタートを決め、ある程度出して行って4番手の外の位置を取る。
道中も下げずに位置をキープし、直線でも早めに追い出して前を捕まえに行く。
一旦は先頭にたち、残り1ハロンあたりで交わされた後もゴールまで脚は使って0.5秒差4着。
今週、スワンS以外では唯一満足のいく走りを見せてくれました。
どうしても切れ負けしてしまうけど、この条件では安定して結果を残してくれています。
ただ、残念ながら引退期限までに新潟を使える機会はもうないので、他のコースで頑張るしかないですね。

レース前の状態は変わりない様子に見えました。
五分にスタートをきると、思いのほか強く出して行ったのでびっくりさせられる。
引っかかっている様にはみえなかったけど、馬が行く気になって結局は2番手の外の位置に。
そのまま2番手へ直線へ向くが、あまり伸びはなく外から続々と差されて0.4秒差9着。
折り合いが難しいタイプで外枠だから、出たなりの位置で折り合い専念だと思ったのですが…。
最終週の馬場を考えても、いつも以上に積極的に運ぶ理由が見当たらないんですよね。
前に行ったことで馬場の良い外側へ出すこともできなかったし、本当にちぐはぐなレースになりました。

  • ロコポルティ 10/30(日) 東京12R 秋嶺S(3勝C)(ダート1300m) C.デムーロ騎手 11着

スタートで2馬身ほど手遅れ。
後方からになるかと思ったら、ぐんぐんと挽回していって中団の外。
しかし、さすがに直線では早々に余力がなくなり2.1秒差11着。
これはもう出遅れに尽きます。
現状このクラスでは上位の馬とは言えないので、自らビハインドを背負っては好走できません。

今週の出走予定

  • カトルショセット 10/29(土) 新潟3R 3歳以上1勝C(牝)(ダート1200m) 丸山元気騎手
  • セルヴァン 10/29(土) 東京6R 3歳以上1勝C(ダート2100m) 坂井瑠星騎手
  • ピュアブラッド 10/29(土) 東京6R 3歳以上1勝C(ダート2100m) M.デムーロ騎手
  • トップキャスト 10/29(土) 阪神8R 3歳以上2勝C(芝1400m) 菅原明良騎手
  • ダイアトニック 10/29(土) 阪神11R スワンS(G2)(芝1400m) 岩田康誠騎手
  • ミオカーロ 10/30(日) 阪神2R 3歳未勝利(ダート1800m) 鮫島克駿騎手
  • グレンハイウェイ 10/30(日) 新潟3R 3歳未勝利(牝)(ダート1800m) 西村淳也騎手
  • フェルマーテ 10/30(日) 新潟9R 聖籠特別(1勝C)(芝1800m) 菊沢一樹騎手
  • ヴェールクレール 10/30(日) 新潟12R 3歳以上1勝C(芝1400m) 菱田裕二騎手
  • ロコポルティ 10/30(日) 東京12R 秋嶺S(3勝C)(ダート1300m) C.デムーロ騎手

カトルショセットは2か月半ぶり。
条件替えて欲しいと思っていたけど、ダートの1200mになるとは思いませんでした。
ダートで終いの甘さを補える可能性は無いとは言えないですが…。

白老産のセルヴァン、ピュアブラッドが同じレースに出走。
どちらも調子を取り戻せていれば勝ち負け可能な馬です。
先週2頭出しだった2レースで2勝したので、同様にどちらか勝ってくれと切望します。

トップキャストは札幌以来で2か月ほど間隔が開きました。
北海道での3戦は逃げられた2戦目以外は惨敗に終わりました。
1400mの方が良さそうなので、すんなり逃げられればアッと言わせる場面もあり得ると思います。

ダイアトニックが3年ぶりにスワンSに出走。3年前はここで初重賞制覇を成し遂げました。
3年前と違って今回は阪神ですが、阪神の1400mでも今年の阪急杯を制しています。
前走のスプリンターズSでも見せ場はあったし、G2なら十分上位争いが期待できます。

ミオカーロは新馬戦から中1週で2戦目。
前走は内枠引いて付いていくのにも押っ付け通しでした。
2戦目で変わってくれるかどうかですが、大型なので外枠からスムーズに競馬をさせたいですね。

グレンハイウェイも2戦目。こちらは夏の新潟以来です。
恐らくトモに力がついていないせいか、新馬戦は上に力が抜けてしまうような走りだったとのこと。
こちらも1度レースを経験して立て直されて、初戦からどれだけ変わり身があるかですね。

フェルマーテは同舞台5着から中1週。
新潟の1800mはベストの舞台ですが、前走の2,3,4着馬に加えて頭数も揃いました。
引退の期限前に新潟を使える最後の機会なので、なんとか結果に繋がって欲しいところですが…。

ヴェールクレールは中2週で出走。
前走は勝ち馬には完敗も、悪くない内容で2着でした。
いつも同様に道中の折り合いと、多頭数だけに捌けるかどうかが鍵でしょうか。

ロコポルティは中6週。
前走はクラス2走目で幾らかは内容が良化しましたが、まだクラスに目途はついていません。
ここは3歳馬が強力そうだけど、年明けに2勝目をあげた時の鞍上とのコンビで前進してもらいたいです。

昨日は地方出戻りを狙う2頭が出走して、どちらも勝てず。

  • ブレスク 10/26(水) 門別4R 松山光プロジェクト賞(C-4)(ダート1700m) 服部茂史騎手 2着

道中はスローペースでひと塊の馬群の中。スローだったので掛かり気味になる場面もありました。
勝負所から大外に出して、すぐ前にいた人気馬に付いて追い上げて行く。
直線で人気馬を交わすことはできたが、最内をすくって伸びた勝ち馬に半馬身及ばず2着。
門別での初戦よりだいぶ良いレースができたけど、勝てなければ意味がありません…。
門別で使えるのはあと1戦ぐらいでしょうが、まず1つ勝って欲しいところです。

  • ピアツァサンマルコ 10/26(水) 船橋4R C2(四)(五)(ダート1500m) 森泰斗騎手 3着

ゲート内でじっとせず伸びあがるようなスタート。なんとか立て直して3番手へ。
やや行きたがるのを我慢させて3番手を追走し、3角から差をつめて行こうとする。
ところが、すぐに手応えが悪化してしまい、勝ち馬に突き放されて3着をキープするので精一杯。
やはり南関東は甘くないですね。この感じだと年内2勝は厳しい気がします。
使われた後のテンションと馬体の維持も気がかりです。

今週の結果 (菊花賞は惨敗に終わるも、1勝Cで3勝をあげる)

  • ピースオブエイト 10/22(土) 東京11R 富士S(G2)(芝1600m) 三浦皇成騎手 4着

466kgで+8kg。張りがあって前回以上の出来に見えました。
大外から五分に発馬するも、軽く促すぐらいだと最初は行き脚つかず中団の後方から。
段々と行きっぷりが良くなって、鞍上が引っ張り切りで抑えて後方の位置のまま。
後方のまま直線へ向き、外へ出されてまずまずの伸びを見せる。
しかし、実績上位の3頭による叩きあいには加われず0.4秒差の4着まで。
上位争いには食い込めなかったけど、マイル戦でも末脚は通用しそうな感触は得ました。
もうちょっと位置を取れればもっと良い結果だったかもしれません。
ここ2走の結果でマイル~1800mに適性があるようですね。
ただ、マイルか1800mの重賞となると年内には適鞍がなく、重賞に使うなら京都金杯になるでしょうか。

  • シュルレアリスト 10/23(日) 新潟3R 3歳以上1勝C(ダート1800m) 和田竜二騎手 優勝
  • リトルポピー 10/23(日) 新潟3R 3歳以上1勝C(ダート1800m) 武藤雅騎手 7着

シュルレアリストは440kgで+8kg。ふっくらして状態は戻っている感はありました。
リトルポピーは464kgでー2kg。馬体の状態はキープできていましたが、発汗は若干目立ちました。
揃った発馬からリトルポピーは軽く促して最初は2番手に。シュルレアリストは1列後ろの位置。
しかし、1角までに外から上がってくる馬がいると、被されるのを嫌ってかリトルポピーはハナへ。
ゆったりとしたペースで逃げて、シュルレアリストは2列目の外で3、4番手につける。
3角からリトルポピーが引き離しにかかり2馬身ほどリードをとって直線へ。
ところが、直線へ向いて早々にリトルポピーは失速。(そのまま沈んで1.5秒差7着)
替わって追っ付けながら外から上がって行ったシュルレアリストが抜け出し、3馬身差で優勝。

シュルレアリストは要所で気合いを入れられながらも最後までしっかり走りきりました。
競走意欲が落ちているようなここ2戦でしたが、復調気配を感じるレースになりました。
時計的に物足りないので昇級して即通用するかは微妙だけど、徐々にクラス慣れしてくれればと思います。
リトルポピーの方は逃げたのが失敗でした。
1頭になると止めてしまう悪癖があるので、後続を引き離した時点でダメでしたね。
前に目標を置く形ならここまで負けることはないと思われ、次戦で巻き返して欲しいものです。

  • メイクアスナッチ 10/23(日) 東京6R 2歳1勝C(芝1400m) 戸崎圭太騎手 優勝
  • ハーエクセレンシー 10/23(日) 東京6R 2歳1勝C(芝1400m) 石橋脩騎手 2着

メイクアスナッチは430kgでー8kg。体は引き締まって良さそうで、パドックでは大人しく見えました。
ハーエクセレンシーは424kgで+12kg。馬体増は全く問題なし。程よい気合いのりでの周回でした。
ハーエクセレンシーは枠入り後、急にテンションが上がって、立ち上がる素振りを繰り返す。
案の定、スタートで出遅れて後方からの競馬に。
一方、メイクアスナッチは好発から抑えきれない手応えでハナへ。
手綱を抑えてなだめながらの逃げになったが、誰も突いてこなくて楽なペースな逃げに。
短距離としては遅いペースで逃げられたので、直線でも余力十分に後続を引き離し快勝した。
出遅れて後方からの競馬になったハーエクセレンシーは、位置を上げられないまま直線へ。
直線では大外へ持ち出して良い脚を見せたが、メイクアスナッチも止まらず1馬身1/4及ばす2着。

メイクアスナッチはこれでデビューから2連勝。
今回は展開に恵まれた面は大きかったけど、内容的には完勝で直線の足取りも確かでした。
行きたがる気性なので、これ以上の距離延長に対応できるかは微妙でしょうか。
レース後に騎手が下馬したので心配されましたが、今のところ故障ではないようでホッとしています。
ハーエクセレンシーは出遅れなければという惜しい2着。
ダイワメジャー産駒としては先行力に乏しいものの、その分らしからぬ末脚は持っていますね。
ゲートで暴れてしまったので、その点の修正や気性面の成長が鍵となりそうです。

  • インテグリフォリア 10/23(日) 東京7R 3歳以上1勝C(牝)(ダート1600m) 北村宏司騎手 12着

480kgで+4kg。長期休養明けにしては仕上がっていたし、馬っぷりは負けてない印象でした。
まずまずのスタートから先行。外から主張してくる馬がいたので2番手に控えて追走。
直線では離れた2番手から前を追うが、残り2ハロンから徐々に脱落して3秒差の12着。
最初は気負い気味に見えたけど、次第に落ち着いて追走できていました。
それであんなに早く止まってしまうので、距離が長いのでしょうか。
もっとも、長期休養明けだったから、単純に息がもたなかったのかもしれません。
また、転入初戦なので、JRAのペースでの追走が見ため以上に余裕がなかったのかも。
いずれにしても、このままでは厳しいと言わざるを得ず、使いながら変わってくれることを願います。

  • プロミストウォリア 10/23(日) 新潟8R 3歳以上1勝C(ダート1800m) ★今村聖奈騎手 優勝


528kgでー2kg。1年以上の休養を経ていた割にまずまずの仕上がり。
五分の発馬から、あまり促し過ぎずにじわっと先行。
内枠を生かして1角で先頭にたつと、道中は1馬身程度のリードを保って淡々と逃げる。
3角から早めにスパートして3馬身ほど離して直線へ。
直線でも脚色は衰えず、目一杯追わなくても5馬身突き放して楽勝で2勝目をあげた。
やはりこのクラスでは力が一枚上で、スムーズに逃げられた時点で勝ちが決まりました。
1角で逃げに持ち込むまで無理が全く無かったのが良かったと思います。
能力的にはまだまだ上を目指せる器なのは間違いなく、あとはレース後の状態が気がかりです。
ここまで3走して漏れなくレース後に骨折判明しているだけに、今回こそは順調に次走を迎えて欲しいものです。

  • カーディナル 10/23(日) 東京10R 甲斐路S(3勝C)(芝2000m) 津村明秀騎手 2着

504kgで+10kg。馬体はふっくらして好印象で、落ち着きもあるように見えました。
五分のスタートからじわっと先行し、逃げた馬の後ろ2番手につける。
逃げ馬がどんどんペースを上げて行き、その2馬身後ろをなだめながら追走。
結果、2頭で後続を離して引っ張る形になって、そのままの隊列で直線へ。
直線では馬場の中ほどへ出され、残り150mあたりで逃げた馬をかわして先頭にたつ。
しかし、1番人気の馬が迫ってきて残り50m付近で差されて2馬身差の2着。
ちょっとペースが上がり過ぎて最後まで持たなかった感じでしたね。
それでも、2番手でなんとか我慢して追走できたのは、今までの競馬からすると収穫でした。
馬具を試したり工夫をしてきたのが少し実ってきたので、今後の展望が開けてきた一戦になりました。

472kgで増減なし。久々に目の前で見ましたが、随分馬体の張りなど良化していると感じました。
ただ、終始、引き手を頼るような仕草を見せていたのは気になりましたね。
ゲートは五分に出たが、外枠から出脚は一息で中団からの競馬に。
道中は中団の外を追走し、2周目の3角過ぎから外を徐々に押し上げていく。
ところが、4角を回りきる頃にはもう失速気味で、あとは流れ込んだだけの3.8秒差15着に終わった。
鞍上によると1周目でゴールだと馬が勘違いしたとのこと。
どちらにしても、あれだけ早く失速しているのでは、距離が長過ぎたのは間違いなさそうです。
適距離でG3までなら通用するところはもう見せているから、また中距離で出直しですね。

今週の出走予定

  • ピースオブエイト 10/22(土) 東京11R 富士S(G2)(芝1600m) 三浦皇成騎手
  • シュルレアリスト 10/23(日) 新潟3R 3歳以上1勝C(ダート1800m) 和田竜二騎手
  • リトルポピー 10/23(日) 新潟3R 3歳以上1勝C(ダート1800m) 武藤雅騎手
  • ハーエクセレンシー 10/23(日) 東京6R 2歳1勝C(芝1400m) 石橋脩騎手
  • メイクアスナッチ 10/23(日) 東京6R 2歳1勝C(芝1400m) 戸崎圭太騎手
  • インテグリフォリア 10/23(日) 東京7R 3歳以上1勝C(牝)(ダート1600m) 北村宏司騎手
  • プロミストウォリア 10/23(日) 新潟8R 3歳以上1勝C(ダート1800m) ★今村聖奈騎手
  • カーディナル 10/23(日) 東京10R 甲斐路S(3勝C)(芝2000m) 津村明秀騎手
  • フェーングロッテン 10/23(日) 阪神11R 菊花賞(G1)(芝3000m) 松若風馬騎手

ピースオブエイトは秋初戦に富士Sを選んできました。
前走の小倉記念古馬相手に5着で悪くはなかったけど、終いの伸びを見ると距離が長い印象でした。
春の時点からマイル戦は見てみたいと思っていたので、強敵相手ですが楽しみにしています。

シュルレアリストとリトルポピーの白老産2頭が同じレースに出走。
シュルレアリストは約3か月ぶりの競馬で、気持ちの面が立ち直っているかどうかですね。
リトルポピーの方は休み明けで昇級戦だった前走が2着。平坦コースでもう一押しと願いたいです。

2歳のハーエクセレンシーとメイクアスナッチも同じレースに出走。
新馬勝ちした2頭が1勝C平場でかち合うとか勘弁して欲しいです。
ハーエクセレンシーは前走が時計は遅かったけど強い勝ち方でした。時計に対応できれば好勝負できそう。
メイクアスナッチは1200mで逃げ切りだったけど、スローの決め手勝負だったので1400mでも楽しみです。

インテグリフォリアはJRAへの再転入初戦。
転入条件を満たした後に骨折してその休養明けになり、未知の面が大きすぎて正直期待しにくいです。
地方での成績からもいきなりは厳しい気はしています。

プロミストウォリアも骨折休養明け。
能力的にはこのクラスでは上位だと思われますが、大型馬だけに仕上がりがどうかが鍵ですね。
1走ごとに骨折をしてしまっていて、さすがに次は進退が問われそうなので、とにかく無事にと願います。

カーディナルは4か月ぶりの出走。
鮮やかに2勝Cを勝った後、折り合いに苦慮して芳しくない結果に終わっています。
折り合って走れさえすればハンデも手頃だから頭まで望めるかと思うのですが…。

フェーングロッテンは新潟記念3着から菊花賞へ挑戦。
前走は馬群の外でも折り合いがついて、直線では一旦馬群に飲まれかけたところから盛り返して3着でした。
こちらが思っている以上にしぶとい競馬は見せて、ここ3走続けて想定以上の内容のレースができています。
正直3000mが合うタイプとは思っていないのですが、この意外性でアッと言わせて欲しいものです。
ただ、外枠を引いてしまって、ロスなく走りたいという願望はいきなり難しくなってしまいました。