ラフィアンのカタログと規約

昨日、ラフィアンの新規募集カタログが到着。
ざっと一通りDVDも見たけど、ロージズインメイ産駒はどれもが走るという感じではないものの、
良い馬はいる様だしあれだけ数撃ちゃどれか当たるだろう。
素人が一通り見ただけなので自信はないけど、外向の馬が多い気がしたけれど気のせいかな。
同産駒で一番好感を得たのはNo.42ノーチェリンダの07なんだけど、未知の父・母の牝馬で総額3000万円はなぁ。
自家生産であることを考えると高い。社台でも総額3000万円の牝馬なら相当な血統馬が買える値段だし。
価格との兼ね合いも含めて、現時点で申し込みたい馬はアドマイヤマックスの牡馬。
でも、こういう馬が人気になるのがこのクラブだから、出資実績不足で弾かれる可能性は十分ありそう。


規約に関しては、まだラフィアンの方は部分的にしか読んでいないけれど、
社台の方でも今年変更になったあたりが、言い回しまでも似た形で変更になっているみたい。
事前に打ち合わせがあったか、お上から何らかのモデルが示されているのか。


ただ、補償に関しては若干違いがある。(元々から違っている部分は別にして)
未勝利馬に対する補償に関する部分で、

(ラフィアンターフマンクラブ規約12.(5)丸2 iv)
当該出資馬が、中央競馬及び地方競馬に出走した場合であっても未勝利(地方在籍時にのみ勝利した場合も未勝利として取り扱いまず)のまま引退した場合

(社台サラブレッドクラブ会員規約4.(8)丸2)
従前の出資馬がJRA・NAR等の競走に出走した場合であって、未勝利かつ重賞競走における2着がないまま引退した場合
(中略)後述「26.出資馬の地方競馬への競走馬登録・在籍について」の(2)に規定の「JRAへの競走馬再登録を目的として地方競馬に在籍する場合」においては、JRAの再登録を果たす果たさずにかかわらず、引退・運用終了となった従前の出資馬が地方競馬の競走で勝利を挙げている場合においても、本項では未勝利と同様に取扱い、当該割引権利は発生します。

つまり地方での勝利の扱いが違います。
社台では再ファンド目当ての場合での地方での勝利はカウントしないと限定的なのに対して、
ラフィアンでは地方在籍時とだけ書かれていますので、
JRAでの競走登録を経ずに最初からNARで登録を受けた場合は、何回地方で勝っても未勝利扱いになります。
まぁ、そもそも最初から地方で登録するということを想定していないのでしょうが。
確かに現在の募集価格と、南関東での出走が現時点では認められていないらしいことから、
最初からNARで登録されることは現実的ではないですけどね。


ただ、南関東で出走できる様になった暁には、最初からNARに登録する目的で安い馬をクラブで募集するのは面白いかも。
認定競走に勝って中央の交流戦に挑戦して通用することがわかった場合、
JRAに移籍することができるという一点では地方競馬オーナーズより利便性がありますから。
地方にいる限りは100頭制限も関係ありませんし。
もちろん、賞金の分配等、オーナーズの方が遥かに勝っている点の方が多いですけど。