今週の結果(ダイアトニックが新馬勝ち!)

  • ブライトリビング 12/16(土) 中京2R 3歳以上500万下(牝)(ダート1800m) 菱田裕二騎手 3着

2度目の骨折で9ヶ月の休養明け。
体重は+14kgだったが、毛色のせいか馬体の張りの具合は映像では分かり難く感じました。
スタートは五分に出て、あまり出して行かない感じで、先団の後ろで6番手の外に位置どり。
そのままの位置から、4角手前で早くも進出していき、直線入り口では外から先頭へ並びかける。
直線へ入り楽々先頭へ立ったが、そこから手応えより伸びは鈍く、ゴール手前で2頭に差されて0.2秒差3着。
手応えほど伸びなかったのは休み明けの分かもしれません。
ただ、それにしても、中京の長い直線を思えば、進出してくるのが早過ぎたような。
休み明けとしては上々の内容だし、5歳を前にしてまだやれるところは見せてくれましたが……。
今までの経過から数が使えるタイプでないので、勝てる時に勝っておかないととも思ってしまいます。

パドックの映像では、常に小走りしていてテンションが高めに見えました。
468kgの馬体は引き締まって、仕上がり自体は良さそうでした。
やや伸び上がり気味だったけど、ポンと半馬身ほど出る好スタート。
ハナも切れる状況だったけど、他馬を前にやり2列目に待機。
良い位置を取れたと思っていたら、3角手前でラチ沿いを暴走気味に1頭上がってくる。
その馬にコーナーリングの際に前に入られる形になって、スペースがなくなり鞍上が手綱を引いてブレーキ。
後方馬群の内まで下がってしまい、もうこの時点で今日は駄目だと思いました。
ところが、直線では馬群の中で加速していき、残り2ハロンを切ってから外へ出されると目立つ伸びを見せる。
内から抜け出した馬の脚色も良く届かないかと思ったが、それを上回る脚でぐんぐん差をつめ馬体を並べてゴール。
ゴール寸前で差し届いておりハナ差で初勝利。


際どい勝利でしたが、内容はなかなかインパクトのあるものでした。
目一杯に追えたのは精々正味2ハロンで、11.4-11.4の流れを差しきるのだからかなり脚力はありそう。
3角で不利を受けても終わってしまわないあたり、競走向きの気性をしている様です。
使われた後のテンションは心配ですが、今後が楽しみになるレース内容でしたね。
体調とテンションが許せば、シンザン記念あたりに挑戦しても面白いかもしれません。

中1週で-2kg、映像で見る限り、好状態をキープできていたと思います。
ほぼ五分に出たけど、外の馬のスタートが良く、中団馬群の内の6、7番手たり。
4角で馬群が一団になり内から出られず。
その間に1着馬たちには先んじられてしまっていました。
馬群を縫うようにして内ラチ沿いに進路を取って、そこからジワジワ伸びるも0.2秒差4着まで。
大型馬で器用な脚はないので、外から勢いをつけて4角先頭をうかがうような競馬が理想です。
それだけに馬群の内に閉じ込められて、馬群を縫う様な形になったのが痛かったですね。
内枠を引いた時点で嫌な予感はあったのですが、もろにそれが的中してしまいました。
また巻き返せるとは思うものの、今回がメンバー的に恵まれていたので、チャンスを逃した感は強いです。