先週の結果 (トロワゼトワルが賢島特別優勝!)

488kgで+2kg。出来はキープしていたように思います。
五分のスタートから出して行って先行争いに。
ハナを切るまで少し手間取ったが、その後は単騎で逃げることができて先頭のまま直線へ。
まだ手応えもあるように見えたけど、直線へ向いてからは鈍い伸びであっさり捕まってしまう。
交わされてからもばったりと止まってはいないが、離されてしまい1.2秒差の4着。
どうにもワンペース過ぎる感じで、常に掲示板は確保していますが勝ち負けまでは遠いです。
距離短縮も問題なく対応はできたけど、明確にプラスになったというほどの印象は受けませんでした。
小回りコースやパサパサの馬場ならもう少しはと思いますが。

  • クロランサス 3/10(日) 中京4R 3歳未勝利(芝1600m) 福永祐一騎手 2着

デビュー戦の馬体重は406kg。とりあえず400kgを割ってなくてホッとしました。
こんな体重ですが腹は巻き上がっておらず、小さいなりに纏まっているように感じました。
既走馬に混じってでスタートはやや遅めも、行き脚はついて中団につける。
勝負所から徐々に進出し、4コーナーで上手く外に出す。
直線では外から目立つ脚色で伸びてきたが、早々に抜け出していた勝ち馬にあと一歩及ばず。
初戦の結果はクビ差の2着でした。
既走馬相手のデビュー戦ということを考えると大健闘でしょう。
直線の伸びは目を見張るものがあり、能力的には勝ち上がりに苦労する馬ではなさそうに思います。
ただ、サイズの無い馬で使い込めない可能性が高いだけに、使った後の反動は気になるところです。
その辺りも考慮すると、あそこまで迫ったのなら勝ちたかったというのが本音ですね。
あまり時間を置かずに次走を迎えられると嬉しいのですが。

  • テメノス 3/10(日) 中京5R 3歳未勝利(芝2000m) 幸英明騎手 2着

482kgで-2kg。前回はテレビ観戦だったので比較は難しいですが、まだ少し余裕がある気もしました。
動きも悪くないけど、まだまだ緩さは残る印象でした。この辺りは織り込み済みではありますが。
偶数枠なのにさっさと枠入りさせてしまい、奇数枠で枠入りを嫌っている馬のせいで中で待たされる羽目に。
それもあってか出遅れ。後方から。
後方の内めにいたため、スローペースでも道中は動けず。
後方のまま直線へ向き、コーナーで一旦外めへ上がっていくが、そこから馬群の中を内へ進路を取る。
勢い良くラチ沿いまで寄りながら猛然と追い込んできて、一気に前へと迫ってくる。
そこからは左鞭に反応して外へ寄れながら伸びるも、先に抜け出した勝ち馬には2馬身及ばなかった。
末脚は素晴らしかったですが、いかんせん位置取りが後ろ過ぎたし展開も向きませんでした。
特に直線入り口でラチ沿いに達するまでの脚は驚くほどの伸びだったけど…。
腰の甘さからか伸び上がった態勢でスタートを切ることで、遅れてしまっている感じです。
すぎに解消するとも思えず、しばらくは出遅れ覚悟で見たほうが良さそう。
良い脚は持ってるし将来性には期待を寄せていますが、パンとしてくるまでは展開に左右されるかも。

  • トロワゼトワル 3/10(日) 中京12R 賢島特別(1000万下)(芝1400m) 横山典弘騎手 優勝

前日の落馬負傷の影響で北村友一騎手から横山典弘騎手に乗り替わりに。
468kgで+2kg。仕上がりは良さそうで、いつもより落ち着きもありました。
まずまずのスタートを切って、出たなりの4、5番手の位置で難なく折り合いをつける。
勝負所で外の進路が開けていたし、良い手応えで外へ進出しながら直線へ。
あとは逃げた馬を捕まえるだけという感じで、手応えどおりの伸びを見せて抜け出す。
ゴールまで危なげなく1馬身3/4差をつけて快勝。
昇級後(昇級前もだけど)もどかしい競馬が続いていただけに嬉しい3勝目でした。
前々から大回りの1400mなら即現級突破できると公言していたから、その通りになってやはりとの思いが強いです。
1400mに伸びたことで、出たなりでも位置取りが前めになって追走も楽になりました。
急遽の乗り替わりでテン乗りとなった鞍上も、本当に理想的な競馬をしてくれました。
折り合いのために位置取りをじわじわ下げるような騎乗が続いていたから、今回の騎乗が余計に際立ちます。
この競馬ができれば末脚だけに頼ることもないので、1400mなら回りの大小はそこまで問わない感じがしました。
とにかく適性と能力を再確認できたので、これをきっかけにまた上を目指していって欲しいものです。