先週の結果(ショコラティエール新馬勝ち! ブラックモリオン連闘で2連勝!)

デビュー戦の体重は462kg。仕上がっているけど若干細身に見えました。
パドックでもゲート裏でもテンション高めで、ちょっと不安になってしまいました。
まずまずのスタートを切ると、強引に仕掛けてハナを争う。
3角手前でハナを奪うと、そのまま軽快に飛ばして逃げる。
4角での手応えも良く、直線でも一旦引き離して2馬身以上のリードを取る。
そのまま楽勝かと思ったら、ゴール前では脚があがってきて再度詰め寄られる。
それで3/4馬身差を付けて見事に新馬勝ちを決めた。
前半無理した分、最後は着差を詰められたものの、なかなかの好度計で新馬勝ちしてくれました。
地方の場合、新馬戦の賞金が高く、初戦を取れるかは今後の進路に大きく影響するので、まずは一安心ですね。
使われた後のテンションは気になるものの、今後の活躍が楽しみです。
陣営もテンションの面でガス抜きしたいとのことで、この後は一息入れられることになりました。

  • ブラックモリオン 6/29(土) 函館7R 3歳以上1勝C(ダート1700m) ▲団野大成騎手 優勝

連闘になりましたが、-4kgで482kg。引き続き出来は良く、パドック中継でも目立っているように思いました。
スタートを決めて仕掛けてハナをうかがう。
他にも同程度のダッシュを見せた馬はいたが、枠順の差もあり先頭は譲らず。
道中は引き付けた逃げで、3角ぐらいからペースアップしていくと後続馬の手綱の方が先に動き出す。
対するこちらは手応えに余裕を持って直線へ向き、抜け出して引き離しにかかる。
人気馬が直線で外から差してきたが、函館の短い直線も味方に半馬身のリードを保って1着でゴール。
1週前には未勝利脱出も危ぶまれていた馬が2週連続で勝利してくれました。
今日はメンバー構成、展開や斤量に恵まれた面は否定できません。
それでも、パドックでの姿やレースぶりから、馬自身も力をつけてきているように思います。
ルーラーシップ産駒は秋を迎えて一段成長するように思うし、ひと夏を越しての成長にも期待したいですね。
2勝クラスではダートの牝馬限定戦は少ないので芝にも再チャレンジして欲しいです。

  • テメノス 6/29(土) 中京7R 3歳未勝利(芝2200m) 幸英明騎手 4着

472kgで増減なし。相変わらずトモは緩く感じるけど状態はまずまずと思いました。
いつもどおりスタートで出遅れて中団の後方から。しかし、この日は徐々に外を押し上げて外の4番手あたりにつける。
ただ、前半急かした上に、馬群の外で前に壁が作れずハミを噛んでいる様子でした。
その分、脚が溜まらなかったのか、直線では思うような伸びは見られず、粘りこむので精一杯の4着。
途中からでも位置を取れたのは悪くなかったけど…。権利は取ったので続戦するようです。

  • トラインコンパス 6/29(土) 福島7R 3歳未勝利(ダート1700m) 津村明秀騎手 3着

430kgで-2kg。休み明けだし増えてても良かったけど、きびきびとした歩様は目に付きました。
大外枠から外の3、4番手を取る。
人気馬が先手を取って逃げる形になり、外々を回って追いかけていくが勝負所では引き離され気味。
直線では独走を許して逃げ切られ、2着馬にも離されてしまったが、3番手は難なくキープして1.5秒差の3着。
メンバーの薄さにも助けられているけど、着順は安定してきました。ただ、勝つにはワンパンチ足りません。

  • クレッセントムーン 6/29(土) 中京8R 3歳以上1勝C(ダート1800m) 川田将雅騎手 5着

482kgで+4kg。状態はまずまずも、1番人気におされるほどには良くは見えず。
まずまずのスタートを切るも控えて最初は内に2列目。道中、内で動けない間に3列目に位置が下がる。
直線ではじわじわとしか伸びず0.5秒差の5着を確保するまででした。
初めて間隔を詰めて使った影響があったのではないかとのこと。
それもあるかもしれないし、左回りも一息なのかも。今後は、一旦、しがらきへ出される予定です。

  • アルディテッツァ 6/30(日) 中京2R 3歳未勝利(芝1600m) 藤井勘一郎騎手 3着
  • クロランサス 6/30(日)  中京2R 3歳未勝利(芝1600m) 福永祐一騎手 5着

アルディテッツァは500kgで-4kg。今までで一番気合いが表に出たパドック周回でした。
まずまずのスタートから出して行くと、意外と簡単に外の3番手ぐらいの位置を取る。
直線で外からジワジワ伸びて前を捉えられそうにも見えたけど、もう一伸び足りずに0.1秒差の3着でした。
いつになく行きっぷり良く、今までで一番惜しい競馬でした。と言うか、あそこまで行ったら勝ってよ…。
恐らく渋った馬場で時計がかかったのも良かったのでしょう。
同じ様な条件に続戦しそうなコメントが出ていましたが、開催が進んでさらに時計がかかればチャンスがありそう。

クロランサスは特に休み前と変わりはなく。406kgで+6kg。増えてて良かった。
スタートで頭一つ遅れ。斜めに飛び出して隣の馬に接触していました。
すぐに仕掛けて位置を取りに行って馬群の中で5番手ぐらい。ただ、少々気負って走っている様子でした。
そのまま直線へ向いて、少々前が窮屈な感じもあったものの、突き抜ける様な手応えはなく0.4秒差の5着。
体重的にも軽い馬場で走らせたいのですが、この日も前日晩が大雨で重馬場でした。
道中が気負い気味だったためか終いの伸びを欠き、馬群で揉まれっぱなしだったのも響いたかも。
権利を取れたけど状態維持が難しいので、今後をどうするか悩みどころです。

  • メリッサーニ 6/30(日) 中京10R 香嵐渓特別(2勝C)(ダート1400m) 鮫島克駿騎手 9着

中団の後方からの競馬になり、直線でもじわじわ伸びるも不良馬場で前が止まらず1秒差の9着。
こういう馬場状態に向く馬でなく、持ち時計的にも自分の力は発揮できていると思われます。
気がかりだった息遣いは問題なく、鼻の異音も特になかったとのこと。
パサパサの馬場で見直したいけど、間隔を開けないと次に使えなさそう。
間隔を少々あけて小倉・新潟開催だと1200mか1800mになってしまうので、どっちを使うかは見ものですね。