先週と昨日の結果 (ヴェルトライゼンデが新馬勝ち!)

デビュー戦の馬体重は472kg。パドック中継は角度が悪くて様子が分からなかった。
まずまずのスタートを切り、軽く仕掛けて先行して2列目の一番外。
そのまま外の3番手で直線へ向き、直線でも追われてしっかり伸びを見せる。
しかし、2番手から抜け出した勝ち馬とは終始同じ様な脚色で、直線入り口でつけられた差が詰まらず。
さっと好位を取れるセンスも見せたし、0.2秒差の2着なら初戦の内容としては上々です。
まだ調教でビシビシやれていない中でなので、今後の伸びしろにも期待が持てますしね。
この後は、レース中に軽い外傷を負ったこともあって、一旦天栄へ放牧に出る予定です。

  • エスコビージャ 8/31(土)  小倉6R 3歳未勝利(ダート1700m) ▲斎藤新騎手 12着

484kgで-2kg。体つきはともかく前の出が小さく見えました。
ゲートのでは良かったが、思ったほど前にいけず外めの7番手ぐらい。
あまり位置を上げられずに勝負所へかかり、外を回して追い上げようとするも差はつまらず。
4角で回りきったあたりではもう手応えもなく、そのまま後続に飲まれて12着に終わった。
レース後に左前の撓側手根骨の骨折が発覚し、やはり以前に痛めた左膝に問題が出ました。
おそらくここ3,4走は不安を抱えた状態で走っていたのじゃないかと推測します。
未勝利戦が終了し骨折もしたことで、これで引退となりました。お疲れ様でした。
痛める前の段階で気風良く逃げるような競馬が見たかったですね、

  • テメノス 8/31(土) 小倉7R 3歳未勝利(芝2000m) 幸英明騎手 11着

中1週の滞在競馬で増減なし。連戦のせいか前捌きが硬め。
ゲートで1馬身ほど立ち遅れ。そのまま挽回はせずに最後方から。
向こう正面半ばから追い上げ始めて中団の外で勝負所へ。
結果、一番馬群の厚い部分でコーナーを回ることになり、相当外を回らされる羽目に。
あれでは追い上げることもできないし、直線でも思ったほど伸びずに11着と惨敗。
出遅れたにしても、もう少しやり様はなかったのか…。最後の勝利戦なのに消化不良の一戦でした。
ただ、小回りの小倉は向いていないし、連戦で状態も今ひとつだったのかもしれません。
これで未勝利戦は終了ですが、このまま1勝クラスに格上挑戦をすることになりました。
特にデビューから2,3戦はすぐに勝ちあがれそうな競馬を見せていたし、立て直せば通用すると思います。
一息入れて新潟戦で勝ちあがりを目指して欲しいです。

  • ダイレクトフライト 9/1(日) 新潟4R 3歳未勝利(ダート1200m) 北村宏司騎手 14着

連闘でも増減なし。体つきは悪く無さそうだったけど活気に乏しい感じ。
ゲートは五分に出られたが、出てからもたもたして中団の後方から。
3角手前から大外を回って上がっていくが、少々膨れ気味でスピードも乗らず。
4角を回りきった頃には余力もなくなって、後はゴールまで流れ込んだだけになった。
最後の未勝利戦だから強引に動かざるを得なかった結果、最後は失速した感じでした。
先週も間に合わせで使った感じで、今回の連闘も予定になかったので、状態面も厳しかったのだと思います。
未勝利戦終了によりこれでファンド解散となり、オークションに出されることになりました。

  • ヴェルトライゼンデ 9/1(日) 小倉5R 2歳新馬(芝1800m) 川田将雅騎手 優勝

490kgでもう一絞りできそうな感じはあるけど、初戦としてはまずまずの仕上がり。
緩さは残るがゆったり歩けていて好印象でした。
スタートはポンと出るもやや体勢が悪く、それでも鞍上が仕掛けて前へ行き3番手の位置を取る。
道中は促されながら3番手あたりを追走。
3角から外を追い上げて行き、4角手前で抜群の手応えのまま先頭にたつ勢い。
4角ですぐ内にいた馬と2頭で馬場の外めへ出されながら直線に入り、追われると力強く伸びる。
残り1ハロンで抜け出して、最後は3馬身突き放して優勝。
雨が降り続いて馬場が荒れていたから評価は難しいですが、このレース自体は圧勝でした。
ただ、終始姿勢が高く、脚も高く上げて走っており、フォームはお世辞にも良いとは言えない感じでした。
このあたり鞍上も「体が幼く進んでいかない」と表現していました。
綺麗な馬場ならもっと良いフォームで駆けてくれそうな印象もありますが、成長と改善の余地はありそうですね。
ともあれ、荒削りながらも期待馬が緒戦から結果を出してくれて期待が膨らみます。
レース後は成長を促すためしがらきへ放牧に出ています。復帰戦が今から楽しみです。

  • ブロンディーヴァ 9/3(火) 川崎11R 若武者賞(準重賞)(ダート1500m) 御神本訓史騎手 3着

南関東転入初戦は505kgでー5kg。張りがあって気配は良さそうに見えました。
ゲートはだいたい五分に出たが、二歩目が遅く左右から前に出られて結局前に行けず。
道中は中団馬群の中にいて、向こう正面で外に出されて3角手前から徐々に差をつめる。
しかし、川崎の小回りなコーナーでは差を詰めきれず2列目の大外で直線へ。
余力十分に逃げていた勝ち馬にはどんどん引き離されながらも、2番手をなんとかキープ。
しかし、最後は力尽きて3着に後退したところでゴール。
雨が降り続き、特に直前からかなりの降水量でした。
馬場も水が浮いて一気に不良馬場になり、この馬場状態ではスタートから前に行けないと厳しいですね。
レース後コメントによると、この馬場状態が合わずにのめっていたとのこと。
良馬場で見直したいですし、そもそも今回にしても牡馬にしか負けてないので悲観する内容ではないです。
問題は3走してそれぞれ中身のあるレースをしているのに賞金があまり稼げていないこと。
大井で新馬勝ちしている馬にも賞金で劣るので、本当に門別で始動するのはデメリットしかないです。
このままの賞金だとローレル賞に出るのは難しいかもしれず、どこかで賞金を堅実に積み上げた方が良いですね。