今週の結果 (レシステンシアがファンタジーS(G3)制覇!)

488kgで-2kg。新馬戦に続いて好仕上がりに見えました。
馬っぷりや力強い歩様は重賞のパドックでも目に付き、一通り見てこれなら勝ち負けできそうと思いました。
スタートは五分程度で外枠の馬がもっと好スタートだったけど、二の脚が速く難なく外の2番手に付ける。
前半3ハロン33.7のハイペースになるも楽々と2番手を追走。
3角過ぎで一息入ったのか逃げた馬との差が少し広がるが、4角までに追いついて並びかけつつ直線へ。
直線入り口で先頭に抜け出すと、あとは脚色衰えずそのまま押し切って優勝。


実績馬たちが人気している中、新馬からの2連勝で重賞初制覇を達成してくれました。
ハイペースで前に行った馬が概ね崩れる中、2番手から押し切るのですから着差以上に内容は濃いですね。
抜け出した後、最初は4着馬、次に3着馬と迫ってきましたが、いずれも先に脚が上がってしまいました。
切れる脚を使うタイプではなさそうだけど、スピードと持久力はなかなかのものです。
毎度消極性に苦言を書いていた北村友一騎手も、今回に関しては完璧に乗ってくれて文句なしです。
この後はしがらきで一休みして、状態次第では阪神JFに向かうとの報道がありました。
適性はスプリント寄りかもしれませんが、マイルをこなしてくれると来春へ繋がりますね。
あと、今回は武豊騎手の海外遠征と重なって乗り替わりでしたが、次回以降誰が乗るのでしょうか。

3枚目の写真は元出資馬のストラディヴァリオ。ファンタジーS本馬場入場誘導馬として登場していました。


夏の新潟以来で+6kg(478kg)。仕上がりは悪く無さそうだし、造りも目だって見えたのですが。
まずまずのスタートから3列目あたりの外につける。
勝負所でペースアップすると、やや付いていけなくなり後退。
直線でも伸びずバテずという感じで流れ込んで1.0秒差の8着。
成長ゆっくり目の馬とはいえ、思った以上に動けずに残念な結果になってしまいました。
緩い緩いと言われている馬なので、小回りのコーナーで加速できないのかも。
東京とか中京のように直線の長いコースで見直したいですね。