今週の結果 (アンティシペイトとアルディテッツァが1勝クラスで勝利)

  • アンティシペイト 5/30(土) 東京6R 3歳1勝C(芝2400m) 三浦皇成騎手 優勝

492kgで+2kg。休み明けになるが、馬体に張りがあって好仕上がりでした。
スタートは五分に出て仕掛けてハナへ。
最初、2番手に掛かり気味に付いてくる馬がいたものの、2角あたりからは単騎逃げに。
そのまま淡々としたペースで逃げて、4角では追撃してきた後続馬を少し引き付けて直線へ。
直線へ入って追い出されると力強いストライドで駆け、後続馬に差を詰めさせない。
坂上では脚が上がった2、3着馬をむしろ突き放すぐらいで、楽々と3馬身差で逃げ切った。
ペースを緩めずに平均的に逃げてくれて、鞍上が馬の特性を把握しているのが良く分かる好騎乗でしたね。
少頭数で簡単に単騎逃げになったのも良かったですが、それにしても余裕のある勝ち方でした。
ペースが違うので無意味な比較だけど、タイムもダービーの勝ち時計と同じです。
距離延長で思惑通りの内容と結果を残してくれたので、秋へ向けて楽しみが広がりましたね。

  • アルディテッツァ 5/30(土) 京都8R 4歳以上1勝C(芝1600m) ▲亀田温心騎手 優勝

500kgで-6kg。前走で多少余裕を感じていたのが絞れてすっきり見せていました。
まずまずのスタートを決めてそのまま仕掛けてハナへ。
外枠から2頭が競ってきたが、すぐに控えてくれたので単騎逃げの形に。
3馬身ほどリードを付けたまま逃げてそのまま直線へ。
直線でも脚色は鈍らず、リードを保ったまま2馬身半差で逃げ切って優勝。
嬉しい嬉しい中央競馬での初勝利となりました。
1番人気馬がコケたら相手手薄だなとは思っていたけど、よもや楽勝してしまうとは。
こちらも、鞍上が前回の反省を生かして、ペースを緩めずに逃げたのが良かったですね。
馬も具合が良くなったのと距離1ハロン短縮で、今までよりは上がりの脚も使えています。
懸念していた右回りも、小回りでなければ問題なさそうなのが分かったのも収穫。
とはいえ、これで昇級ですから、さらに成長を見せていかないと簡単には通用しないでしょうね。

  • ヴァイスリヒト 5/31(日) 京都3R 3歳未勝利(芝2400m) 幸英明騎手 8着

454kgで-8kg。仕上がりは良さそうだったが、休み明けで減っていたのは気になるところ。
気合いの乗ったパドック周回だったけど、返し馬ではテンションが高そうでした。
だいたい五分にはゲートを出たけど、控えて折り合いに専念。後方集団から。
3角過ぎから外を徐々に押し上げていきて、まだ手応えに余裕がありそう。
しかし、それも直線半ばまでで、あとは前と同じ様な脚色になって0.7秒差の8着に終わった。
上がっていく脚には少し見所はあったものの、結局は位置取りの差を取り戻せずでした。
先行したいとのコメントだったのに消極的な競馬でがっかりでした。
ただ、テンションが高く掛かりそうだったので、それを考慮して方針変更したとのこと。
一度使われてガス抜きできれば良いのですが。
時計のかかる馬場の方が合うと思うので函館へ転戦してもらえないかな。