ヴェルトライゼンデのダービー挑戦は3着

486kgで増減なし。数字は減っていないけど引き締まって見えて好仕上がりでした。
発馬は五分に出たけど、出てから仕掛けられてもすっとは先行して行けず。
取れた位置はコントレイルの直後の5番手あたり。
ここでコントレイルの前を取れないと勝ち負けまでは届かないですね。
道中はスローに流れ、向こう正面でマイラプソディが捲くって行ってペースアップ。
4角では通りたいコースへ先にコントレイルに入られてしまい、一旦下げて外へ。
直線では外からサリオスと共に伸びてきたが、徐々にジリっぽい伸び脚に。
それでも3着争いからは抜け出し、馬群の内を急追してきた4着馬も頭差しのいで3着でした。


勝ち馬とは0.8秒、2着馬とも0.3秒離されたものの、現時点での能力は発揮してくれました。
途中で動く馬が出てくれたおかげで、4ハロンの脚比べになったのが向いたと思われます。
とりあえず、皐月賞と違い、悔いの残らない内容のレースとなったのは何よりでした。
脚質的に先行タイプだと思われるだけに、位置を取れない現状がもどかしいですね。
緩さが取れてパンとしてくれば、スタートダッシュもつくようになると思うのですが。
その辺りは成長待ちというところだけど、これだけ走れるところは見せてくれたし、
折り合いには全く不安がなさそうなので、さらに距離が延びる秋の舞台は楽しみですね。
まずは春の疲れを癒して、秋には無事に成長した姿を見せて欲しいものです。