今週の結果 (ヴェルトライゼンデ、秋初戦の神戸新聞杯は2着)

  • セブンサミット 9/26(土) 中京3R 2歳未勝利(芝2000m) 福永祐一騎手 5着

2戦目で-4kg。数字上は絞れていたけど、緩さは相変わらずですぐ解消するものではないですね。
スタートはまずまず出たが、軽く仕掛ける程度ではあまり進んで行かずに中団馬群の中から。
勝負所から徐々に位置を上げながら直線へ向き、外へ出して追われる。
先に抜け出しを図る勝ち馬に一旦は付いて行き2番手をうかがう。
しかし、ゴール前は甘くなってかえって突き放され、後続3頭に交わされて0.6秒差の5着。
強い勝ち方をした勝ち馬を負かしに行った分最後は脚が上がった感じでした。
時計も詰めているし普通の馬なら悲観する内容でないが、世間的な期待が高い馬だけに…。
現状でも相手が一枚落ちれば勝ち上がれるとは思いますが、それ以上は成長が必要ですね。

  • セルヴァン 9/27(日) 中山5R 2歳新馬(芝2000m) 田辺裕信騎手 6着

デビュー戦の体重は468kg。思ったより数字は重かったけど、見た目はまずまずの仕上がりに見えました。
スタートは微妙に遅めも、少し仕掛けて行って2列目の馬群の中。
スローペースになってそのままの位置で4角へ。
直線入り口でばらけて進路が開けてそこから伸びるかと思ったが、じりじりとしか伸びてこず。
最後までそれ以上ギアは上がらず0.9秒差の6着で流れ込んだ。
もうちょっとピリッとした脚を見せてくれれば良かったのですがワンペースですね。
この辺り使って変わってくれれば良いのですが。
調教師からは次はダートも視野にとのコメントがありました。
ダートかぁ。ハービンジャー産駒はダートのイメージないですよね…。

488kgで+2kg。数字どおり想像していたよりは絞れ、前哨戦としてはまずまず良い仕上がりでした。
大外枠からスタートはあまり良くなく、早々に前に行くのは諦めて中団の後方から。
外々は回りたくない意図のようで、馬群の内へ入れて後方を追走。
3、4コーナーもロスなく内めを回るも、位置取りは最後方近辺まで下がってしまう。
これは絶望的だし惨敗もありそうだと思いながら見ていました。
ところが、直線入り口で一気に外へ出されると、大外から目立つ伸び脚で迫ってくる。
直線だけで十数頭を差しきって、3着馬をクビ差かわしたところでゴール。
先に楽々と馬なりで抜け出したコントレイルはさらに2馬身前だったけど2着と力は示しました。

相変わらずダッシュが鈍く外枠だと位置が取れませんが、直線の伸び脚はさすがと思わせるものでした。
順調さを欠いて叩き台であることを明言されていたにしては上々の前哨戦だったと言えそうです。
叩いた上積みはありそうだし、血統背景や折り合い面から距離延長もプラスでしょう。
本番がさらに楽しみになったし、今後の4週間順調に調整されて欲しいものです。
もっとも本番での逆転の目は、不確かな距離適性で差を埋めつつ枠順や展開が向いてやっと僅かにあるかどうかですが。