先週の結果 (カトルショセットが勝ち上がる)

  • カトルショセット 11/22(日) 東京3R 2歳未勝利(芝1400m) 横山武史騎手 優勝

446kgで増減なし。変わり無く状態は良さそうでした。
外枠からまずまずのスタートを切って難なく4頭並んだ2列目の大外。
道中はゆったりとしたペースで、勝負所からじわっと上がっていって外の2番手に。
直線で手応え良く先頭に並びかけてきて突き抜けるかと見えたが、追われてから案外な伸び。
それでも、じわじわとは伸びて逃げた馬を交わし、ゴール前で迫ってきた1頭も頭差凌いで初勝利。

遅生まれで緩さの残る馬が1つ勝ってくれたので、馬の成長に合わせて使って行けるのが大きいですね。
今までどおり追われてから鋭い反応は見られずでしたが、長く脚は使って最後まで伸びました。
この脚質だと広いコースで先行する方が、小回りよりは向いているのかもしれません。
1400mの距離になっても前に壁がない大外で折り合えていたし末脚も鈍りませんでした。
徐々に距離を延ばしていって対応できれば、中距離で先行する競馬が合っているかもという印象です。
この後は一旦リフレッシュになる予定とのことです。

500kgで+24kg。大幅増も見た目には全く太くは感じませんでした。
前走時点で10kgぐらいは減り過ぎている感はあったので、残りのプラス分が成長分かどうか。
阪神JFの時ほど良くは感じなかったけど、相手関係も強化されて横の比較上でそれは当然でしょうね。
発馬は五分ぐらいでも、仕掛けられるとさほど苦労せずにハナへ。
楽に先手を取れ過ぎて最初の3ハロンタイムが表示された時点でスローペースで天を仰ぐ。
そのまま後続を引き付けた逃げとなり、直線へ向いて早めに追い出す。
直線半ばの手前あたりまでは先頭争いをしていたけど、そこからは後続に飲み込まれて0.8秒差8着。

前半飛ばしていって後続にも脚を使わせるのが身上の馬なのにスローの逃げでは…。
前半のペースを1秒以上は上げて行かないと勝ち筋が見えません。
新馬戦や過去の休み明けでは同様のペースでの先行となっていて一叩きが必要な可能性もありますが、
今回のペースでも鞍上からは自分から何かをしようという様子は見られずでした。
ファンタジーS阪神JFと持ち味を引き出した騎乗をしてくれたのに、この内容にはがっかりです。
結局は先行して主導権を握っているようで相手に合わせて乗っていただけなのかな…。