先週の結果

3つとも2着という何とも言えない結果に。

  • ヴァリアメンテ 1/23(土) 中京10R 若駒S(L)(芝2000m) 藤岡佑介騎手 2着

460kgで増減なし。前走より体の張りが出て良く見えました。
伸びあがるようなスタートとなり、そのまま控えて最後方から。
馬群から少し離れた最後方を追走して、やや行きたがるのをなだめて折り合いに専念。
外めへ持ち出しながら直線へ向き、直線入り口で一気に大きく離れた外まで出される。
とてつもなくコースロスしたものの、直線では目立つ伸び脚を披露して追い込んできたが…。
インをロスなく立ち回った勝ち馬にクビ差届かず2着でした。
不良馬場だったから馬場の良い大外へというのは分かるけど、あそこまで外でなくても良かったような。
また、不良馬場でも内ラチに近いところは案外伸びていたのも勝ち馬に利した感じです。
もっとも、負けはしたもののあの末脚は重賞級と思わせるもので、力量は十分示してくれました。
渋った馬場がこなせそうなのも収穫です。
ただ、クラシックを目指す上では、ここで賞金加算できなかったのはかなり痛いですね。
それと、今回のような極端な競馬を繰り返していたのでは、最上位のレースで勝負にならないです。
クラシックにはこだわらず来年を見据えているのなら今はこういった競馬でも良いですが。
春の二冠を意識しているならもっと前で折り合いをつけるような競馬を覚えないとダメだと思います。

  • エレヴァテッツァ 1/24(日) 中京9R 西尾特別(2勝C)(芝2000m) 北村友一騎手 2着

少し間隔が開いて+8kgで490kg。体はこれぐらいで丁度よいように感じました。
五分のスタートから他に誰も行かないのでハナへ。
不良馬場を考慮してもかなりスローに落として逃げて一団の馬群に。
そのまま引き付けて逃げて直線へ向き、直線では横に広がっての追い比べ。
ラチ沿いを通って最後まで頑張ったが、馬場の良い大外を伸びた勝ち馬に差され0.3秒差の2着。
不良馬場になったので逃げ手に出たのは今回に関しては良い選択だったでしょう。
ラチ沿いは比較的伸びていたし悪い競馬ではなかったと思います。
ただ、引き付け過ぎて大外を回った馬と直線入り口でほとんど差がない位置になってしまいました。
このクラスでは上位なのは間違いないところで、あとは展開一つだと思います。
できれば続戦して次こそは勝利して欲しいと思います。

  • ヴェルトライゼンデ 1/24(日) 中山11R アメリカJCC(G2)(芝2200m) 池添謙一騎手 2着

494kgで+6kg。急仕上げを思わせる調教過程でしたが、まずまず仕上がっているように見えました。
内枠から五分に出たが、不良馬場を意識してか控えてでも内へ入れないようにという意図の様でした。
結果、中団馬群の中ほどの位置どりになり、道中からハミをかけ直して促しながらの追走。
この様子だと厳しいかなと思ったけど、勝負所からは外を上がっていって4角では2列目の大外。
直線ではすぐ前を走っていたアリストテレスが先に抜け出し、それを追ってじわじわと伸びてくる。
ゴール前では急追して詰め寄ったけど、半馬身差までで2着どまり。
またも重賞勝ちを逃してしまいましたが、2着は確保して賞金加算できたので意味はありました。
4歳馬のワンツーとなって、4歳世代が極端に弱いという可能性は排除できたのも良かったです。
道中の様子からすると本質的に重馬場は向かない印象です。
だけど、根性はある馬なので、他の馬が苦にする分、相対的にこういう馬場でも浮上する感じでしょうか。
アリストテレスにはこれで2連敗ですが、前回に続き枠の並びが相手に利した面はあると思います。
どうやっても勝てないほどの差は感じないから、どこかで逆転して欲しいものです。
この後は中距離路線なのかもう一度長距離を目指すのか、どちらにしても楽しみですね。