先週の結果 (ラヴォルタが新馬勝ち! バルバレスコも2勝目をあげる)

  • ラヴォルタ 1/30(土) 東京6R 3歳新馬(芝1600m) C.ルメール騎手 優勝

デビュー戦の体重は478kg。過程から予想していましたが、腹回りは余裕があるように見えました。
五分のスタートを切って、軽く仕掛けるとさっと2番手の位置を取る。
外の2番手で前に壁がなかったけれど問題なく折り合いもついていました。
そのままの位置で直線へ向き、馬なりのまま先頭に並びかける。
残り200m手前から追い出されて、100m付近で鞭が一発入ると抜け出して1馬身差で優勝した。
体質の弱さから皮膚病が出るなどしてデビューは遅れましたが、見事に新馬勝ちを決めてくれました。
すぐに好位を確保して難なく折り合いもついてとセンスの良さが目立ちましたね。
ペースや展開に恵まれた面はありますが、危なげない勝ちっぷりで今後にも期待ができそうです。

  • シーリア 1/30(土) 中京10R 天竜川特別(2勝C)(芝2000m) 岩田康誠騎手 9着

478kgで+10kg。体つきは前回より良くなっているように見えました。
スタートはだいたい五分に出て、かなり押っ付けて2番手の位置に上がる。
そのまま2番手を追走していたが、3角を過ぎたあたりから手応えが悪化。
そこからは、みるみるうちに失速していって4.1秒離れた最下位でゴール。
レース後、鼻出血をしていることが判明し、2度目なので2か月出走停止処分となりました。
繁殖入りの期限も近いため、ここで引退・繁殖入りすることが決定。
昨年が状態不良で長く休養になって思うように使えなかったのが痛かったですね。
ただ、繁殖牝馬として期待がかかる血統なので、無事に繁殖入りできたのは幸いでした。
良い仔を産んでもらって、クラブの募集に出てくれることを願います。

492kgで+2kg。前回同様の張りのある馬体をキープできていました。
五分のスタートを切って、迷わず仕掛けてハナを奪う。
先頭にたつと緩め過ぎず1ハロン12秒前後のペースで淡々と逃げる。
先頭をキープしたまま勝負所へかかり、4角から直線入り口で後続を突き放す。
直線では2馬身ほど抜け出し、ゴールまで脚色は鈍らずに危なげなく逃げ切った。
鞍上が手の内に入れてくれている印象で、最初から迷いが無い競馬でした。
平坦小回りの中距離で平均ペースの逃げというのが一番合っていますね。
自分の競馬ができれば崩れないあたり、馬も力をつけてきているように思います。
滞在競馬で成績を残しているので、今年も夏の北海道が一番の目標になるでしょうか。
そこまでに一つ使って万全の状態で向いたいですね。