今週の結果 (エリザベスタワー、同着でチューリップ賞優勝! ロコポルティ初勝利!)

  • ロコポルティ 3/6(土) 阪神2R 3歳未勝利(ダート1200m) 和田竜二騎手 優勝

502kgで-12kg。ようやく絞れてスッキリと見せました。まだ少し絞れそうな位ですが。
大外枠から好スタートを切り、出して行って3頭雁行の1番外を確保。
4角から手応え十分に先頭に並びかけて行き、残り150m付近で先頭にたつ。
抜け出した後もゴールまで脚色は鈍らず、後続を5馬身突き放して優勝。
馬体が絞れた効果か、前走までは追われて甘かったのに、今回は終いまで脚を使いました。
やはり今までは太過ぎたんでしょうね。
時計も詰めて危なげない快勝だったし、これなら上でも期待が持てます。

  • クレッセントムーン 3/6(土) 中山10R 上総S(3勝C)(ダート1800m) 横山武史騎手 16着

512kgで増減無し。休み明けでも変わりないように見えましたが…。
内枠から五分に出て、それほど出していかなくても先行争いの直後のインの位置。
インで揉まれる位置だったけど、4角手前で手応えが悪化して付いていけなくなる。
そのまま失速して3.8秒差の最下位。
馬群で揉まれた上に前崩れの展開になったとはいえ、あまりの負け方に心配になります。
何もなければ良いのですが…。

506kgで-6kg。今まで以上に好仕上がりで馬体の良さは目立っていました。
スタートが課題な馬で今回も頭ひとつぐらい遅れたが、それでもこの馬にとっては過去最高の発馬。
軽く出して行くと、外めの4番手あたりで頭を上げて折り合いにく苦しむ場面が。
苦労しながらインへ入れて前に馬を置くと折り合いがつき、4角では2列めのインの位置。
直線に入ると最内へ飛び込んで追われジワジワ伸びる。
横並びの先頭争いから内の2頭が僅かに抜けて、叩き合いの末、鼻面を並べてゴール。
リアルタイムの映像だと勝ったと思ったが、スローだとかなり微妙でむしろ劣勢にも感じるぐらい。
写真判定を待っている内に自信がなくなり、ほぼ諦めていたら1着同着の判定が。

一度は諦めかけただけに、同着でも嬉しい嬉しい重賞制覇となりました。
重賞の同着優勝は結構レアなので貴重な経験ができましたね。
これが平時なら慌ただしい2頭での口取りも体験できたのに…。
ともかく、酷い競馬だった前走から、馬具等を工夫して巻き返しを見せてくれました。
ただ、前半は折り合いに苦慮するなど、まだまだ乗り難しそうでした。
(もう1頭の勝ち馬の方がド派手な暴れっぷりだったから目立たなかったけど)
特にゴール前では外に刺さり気味になっていて、あれがなければ抜け出せていたでしょう。
課題は山積みだけど、桜の切符と重賞のタイトルを手にできて大きな1勝になりました。

  • アンティシペイト 3/7(日) 中山9R 湾岸S(3勝C)(芝2200m) 三浦皇成騎手 2着

508kgで+4kg。陣営のトーンとは裏腹に、張りも十分で歩様も力強く良く見せました。
五分のスタートから出して行って迷わずハナへ。
前半はスローで引き付けて逃げ、早めにペースを上げて行く。
直線へ向いても余力があったが、外の3番手から伸びてきた勝ち馬にはあっさり捕まる。
それでも、後続の馬群は寄せ付けず2馬身差の2着でゴール。
前半をスローに落とし過ぎて、後続に追走で脚を使わせられなかったように思います。
もっと平均ペースの逃げの方が向いているでしょう。
距離もさらに長い方が良いけど、テンが早い方でないからコーナー近くの発馬だとリスクがあるし…

520kgで+2kg。前走並みの出来はキープしていたように思います。
スタートはだいたい五分に出たけど、ダッシュ一息で無理せず控えて中団の後方から。
そのまま後方で進め、外へ出しつつ直線へ。
馬群の外めなのに密集して満足に追えず、最後だけ申し訳程度に追い上げて0.7秒差10着。
引退レースかもしれないのに、ただ回ってきただけの全く消化不良な一戦になりました。
だから、マイルは合ってないって言ってるのに。
このまま引退だと、試して欲しいと思っていた長い距離も試さないまま。
オープン入りできる能力はあると思うんですけどねぇ。

534kgで-2kg。活気ある周回を見せ、近走では1番の状態に見えました。
大外枠からポンと好発を決めるも、無理せず控えて中団から。
道中は追っ付けながらの追走になるが、勝負所からは勢いよく追い上げてくる。
直線で外から勝ち馬と2頭で良い伸び脚を見せ、一気に馬群を交わして行く。
しかし、伸びの鋭さは勝ち馬の方が一枚上で、1馬身1/4差の2着まで。
せっかく好発だったのに控えすぎだと思ったけど、結果的に展開は向きました。
馬場が徐々に乾いてきていたのも良い方に出ましたかね。
堅実に頑張ってくれているので、苦手な夏場になる前にもう1勝をと願います。