先週の結果

  • エジステンツァ 3/19(金) 船橋11R 日刊ゲンダイDIGITAL賞(B1)(ダート1700m) 本田正重騎手 2着

486kgでー6kg。一度使われて体は引き締まって好状態に見えました。
まずまずの発馬を見せ、ある程度出して行って3列目のインの位置。
やや馬群で揉まれる形になり、3角からは追い出されるも馬群の中でもたもた。
4角では前に行き場がなく、進路を求めて外めへ。
直線半ばで進路が開けて良い伸びを見せたが、先に抜け出した勝ち馬に1馬身半届かず2着まで。
JRA時代の印象からあまり揉まれ強くなく、ブリンカー等何らかの馬具もつけていました。
この日もインで揉まれて反応が鈍かったですが、バラけてからは伸びてくれました。
乗り難しい馬だけど、能力的にはこの辺りでは上位なので、次は決めて欲しいものです。

470kgでー10kg。前回戻していた体重からまた10kg減。やや細く映りテンションも高かったです。
五分のスタートを切って、最初は出たなりに位置をとろうという感じ。
ところが、1角の入りで人気馬が外からじわっと上がっていき、それに対してちょっとだけ仕掛ける。
すると、反応し過ぎて掛かり気味になって、今度は抑えて4番手に控える。
3角手前から早めに仕掛けていくが、4角ではもう余力なく、直線は流しただけで1.9秒差の9着。
1角の入りが勝ち馬の鞍上とは好対照でちぐはぐでしたが、それにしても負け過ぎです。
勝ち馬とも前走で差のない競馬をしていたのを思えば、状態面で問題があったと考えるべきでしょう。
どのあたりの体重が適正なのかは別にして、テンションを思えばもう少しソフトに仕上げた方が良さそうです。

460kgで増減なし。競馬場で見るのは初めてで比較できないけど、馬体面では悪くない仕上がりでした。
ただ、結構な頻度で尾を振り回していて、一見大人しく周回しているようでも気難しい印象はありました。
ゲート内でそわそわ動き、案の定1馬身ほど出遅れて後方から。
後方にいて前に馬を置いていても、2角までは折り合いに苦慮して馬が頭を上げる場面が。
向こう正面では折り合って、早めにじわっと位置を上げて行き中団の外で直線へ向く。
しかし、直線では今までのような伸びは見られず、同じ様な位置にいた馬にも置かれて1.1秒差の6着。
皐月賞への権利を意識して早めの競馬を試みましたが裏目に出てしまった印象です。
まだまだ完成度が低い馬なので、現状は終いに賭ける競馬の方が良さそうですね。
また、気性的な面からも2000mは若干長いのかもしれません。
結果をだせず落胆しましたが、陣営の期待値は高いままのようなので、先々に望みを託したいと思います。

  • シンシアリダーリン 3/21(日) 中京5R 3歳未勝利(芝2000m) ▲秋山稔樹騎手 3着

前日の夕方から雨になり、当日の朝には本降りに。不良馬場で行われました。
434kgでー10kg。すっきり仕上げって、今まででは一番良く見えました。
やや伸びあがったスタートになって半馬身ほど遅れ。そのまま後方からの競馬に。
前半は無理せず後方で待機し、向こう正面半ばからじわじわと進出。
4角で内にいた馬が膨れたあおりで思ったより外を回らされたが、脚色良く追い上げつつ直線へ。
直線でも外からじわじわと前との差を詰めて、単独の3番手に上がってゴール。
特殊な馬場状態で今後の参考になるかは微妙ですが、長く脚を使って次走の優先権も獲得しました。
こういう競馬を続けていければ、勝ち上がりも見えてくるように思います。
悪化した馬場も2000mの距離もこなしてくれたのは今後に向けて収穫ですね。

  • ピュアブラッド 3/21(日) 中山5R 3歳未勝利(芝2200m) 丸山元気騎手 9着

増減なしの500kgでしたが、まだかなり太いように思います。
スタートはだいたい五分に出て、軽く促されながら6,7番手の外の位置。
道中も促されながらで集中しきれていない感じに見えました。
勝負所でも反応鈍くて上がっていけず、直線でも伸びずバテずで1.5秒差の9着。
レース後コメントでも、気持ちが入ってこないということが指摘されていました。
そして、このタイミングで去勢の話も出ていました。
まだまだ太め残りだったし、去勢した方が仕上げもし易いように思います。
ただ、デビュー前から馬っけが強いと言われ続けていたし、もっと早く決断しても良い気がします。
初戦の後でも2戦目の後でも、決断を下すタイミングはあったはず。
ここから去勢して立て直す時間を考えると、戻ってくる頃には後がなくなっていそうですね。