先週の結果 (リトルアマポーラの孫が初勝利!ピースオブエイトも初陣を飾る!)

  • ピュアブラッド 7/10(土) 福島4R 3歳未勝利(ダート1700m) 戸崎圭太騎手 優勝

470kgでー12kg。初めての在厩での連戦になったが、-12kgで体のラインはぎりぎりな印象。
まずまずのスタートをきって2番手の外につける。
道中は逃げた馬を斜め前に見ながら雁行し、3角手前からじわっと並びかけて行く。
4角を回って先頭に立ち、間を割ってきた2着馬に迫られて脚色は劣勢に。
しかし、迫られるとその分は伸び返して、完全に並ぶところまでは行かずクビ差で勝利。
ここでの勝利を逃すと厳しくなるところだったので、凌いで勝ってくれて本当に良かったです。
去勢されてからまともなレースができるようになり、この日も難なく好位を取れました。
それでも、直線で併せ馬になったのが良かったとコメントが出ていて、1頭になると集中が続かないのかも。
逆に言えば、そのあたりは伸びしろとも捉えられるし、今後の成長に期待ですね。
そして、このピュアブラッドはリトルアマポーラの初孫になります。
リトルアマポーラが牝系を広げていく上で、小さいけれど大きな一歩となったと思います。

  • ピースオブエイト 7/11(日) 小倉5R 2歳新馬(芝1800m) 福永祐一騎手 優勝

デビュー戦の体重は462kg。気合いを表に出していたけど、仕上がりは余裕残しに見えました。
スタートは煽り気味で1馬身ほど遅れ。立て直すと二の脚をきかして2列目の外につける。
スローペースになるも馬の後ろでほぼ問題なく折り合いがつき、3角あたりから外を進出。
4角で内の馬が若干膨れた影響を少し受けて、先頭に並びかけるまで至らず1馬身後ろで直線へ。
直線で追われると良い伸び脚を見せ、特に残り1ハロンで鞭が一発入ると鋭く伸びて抜け出す。
後続の人気馬たちもゴール前で伸びてきたが、ゴールまで同等以上の脚を使って1馬身半差で優勝。
センスのある競馬を見せて、危なげなく2歳出資馬の初陣を飾ってくれました。
スタート以外はこれといって問題もなく、デビュー戦としては満点の内容だったと思います。
コロンとした体型から距離がどうかと思っていましたが、1800mで快勝できたのは心強いですね。
溜めて末脚を使えるのも分かったので、今後に期待が広がる勝利となりました。

532kgでー2kg。変わらず好調をキープし、いつも通りのんびりパドックを周回。
まずまずのスタートを決めるも、このところ溜める競馬に徹しているので控えて中団後方から。
勝負所から徐々に進出しつつ直線へ。
直線では外から目立つ伸び脚を見せるも、前残りの展開で0.5秒差の5着に上がるのが精一杯。
福島の小回りと渋った馬場を考慮すると下げ過ぎの感があるも、これがこの馬の戦法だとも言えます。
毎度、堅実に走ってくれて頭が下がりますが、1200m以下だと展開がハマる可能性も低い気がします。
脚を溜めるのは板についてきているので、今後は改めて1400mも視野に入れたらどうかと思います。
また、雨で馬場悪化が予想される時こそ、再度、芝を試してみるのも良いかと思います。
いずれにせよ、暑さに極端に弱い馬なので、この後は夏休みの予定です。

  • フライングトリップ 7/11(日) 盛岡11R オパールC(M2)(芝1700m) 高松亮騎手 9着

461kgで+1kg。まずまずの状態に見えたし、返し馬ではゆったり走れて芝の感触も悪くない印象でした。
スタートは出たけど、内の馬に寄られて前に行けず中団からの競馬に。
3角手前からは鞭も入り押し上げを図るも、ほとんど前との差を詰められず。
結局、直線でも前と同じような脚色で流れ込んだだけで1.2秒差の9着でした。
完全に前残りのレースで、位置が取れない時点で終わっていました。
レース後コメントでは、雨で上滑りする馬場に脚をとられてのめっていたとのこと。
ダートでも渋った馬場は不得意で、グリップのきく良馬場の方が合うんでしょうね。
春の休み明けから5戦使ったので、ここで夏休みを経て秋に備えるそうです。