今週の結果 (ヴェルトライゼンデが屈腱炎明けの実戦で鳴尾記念(G3)制覇!)

496kgでー8kg。連闘でも硬さは見られず状態は保っていました。
外枠からまずまずのスタートを切って軽く促して先行するも、内から主張した馬がいたので2番手を追走。
3~4角で外めを追い上げ行って先頭に並びかけつつ直線へ向き、残り1ハロン手前で先頭に立つ。
しかし、じわじわと差を詰めてきた馬たちにゴール手前で並ばれ4頭が一列でゴール。
結果はクビ+クビ差の3着という惜しい競馬でした。
やはりいかに揉まれず先行できるかがカギみたいですね。
得意の中京でならという条件付きですが、マイル戦でも好走できたので多少はレース選択の幅が出ました。
これで一息入れるようですが、秋の中京開催が目標ですかね。

  • ヴェルトライゼンデ 6/4(土) 中京11R 鳴尾記念(G3)(芝2000m) D.レーン騎手 優勝

496kgで+2kg。1年4か月ぶりを感じさせない仕上がりで、柔軟で目を惹く動きは健在でした。
発馬は五分に出て、内枠から3列目のインの位置に。
道中は馬群の内でロスなく運び、直線入り口で馬群がばらけると馬場の中ほどへ持ち出す。
追われると力強い伸びを見せて残り1ハロンあたりで先頭へ。
抜け出して耳をぴょこぴょこさせていたが、後続が迫ってきても伸びは鈍らず半馬身差で勝利。

まさかまさか、屈腱炎での1年4か月の休養明けでいきなり重賞を制覇してくれるとは。
確かにメンバーはやや手薄でしたが、休養前に勝ちきれなかった重賞をここで勝つなんて。
中495日での重賞制覇は、JRAでは過去2番目の記録だそうです。(平地重賞に限れば最長記録)
困難を乗り越えて結果を出してくれた、馬と関係者の皆様には感謝しかありません。
この結果で今後へ期待が膨らみましたが、まずはレース後に無事の声を聞きたいですね。
再発しやすい症状だから一戦一戦が勝負になるとは思いますが、平穏にレースを重ねていけるよう願います。

  • ロコポルティ 6/5(日) 東京10R 麦秋S(3勝C)(ダート1400m) 戸崎圭太騎手 14着

524kgでー6kg。見た目は勝利した前走と変わりないように感じました。
スタートは若干遅めで、追っ付けながら中団へ。
3角までは揉まれない外で悪くない追走に見えたが、4角にかかると手応えが鈍って徐々に後退。
直線では余力なく3.1秒差の14着に惨敗。
単純に時計が速すぎたということかもしれませんが、レース内容からは明確な敗因はわからず。
ここまで内容なく負けてしまうほど足りていないとも思えないのですが。
去年も夏場を挟んで成績不振だったので、暑さがダメなタイプなのかもと疑いますが…。

  • レシステンシア 6/5(日) 東京11R 安田記念(G1)(芝1600m) 横山武史騎手 11着
  • ダイアトニック 6/5(日) 東京11R 安田記念(G1)(芝1600m) 岩田康誠騎手 14着

安田記念に出走した2頭は、見た目からは好状態であるように感じました。
外からレシステンシアが好スタートを切って、内の出方を見つつ先行しようとする。
そこを内から先手を主張した馬との間に、ダイアトニックが出して行かれて掛かりながら2番手へ。
その動きでレシステンシアも掛かり気味になって、折り合うために前の位置を取れず3列目外に収まる。
もうこの時点で2頭とも共倒れが確定でした。
レシステンシアは直線外からじわっと伸びるも、最後は伸び負けして0.4秒差11着。
ダイアトニックは良いところなしで0.7秒差の14着でした。
出資馬同士で脚を引っ張る羽目になって、元々勝算は薄かったにしても脱力してしまうレースでした。
ダイアトニックには控えて一瞬の脚を生かす競馬をして欲しかっただけに余計に落胆しました。
着差はそれほどでもないだけに、レシステンシアの方ももう1列前の位置なら入着はあったでしょう。
残念なレースになってしまいましたが、いずれも秋に自分の舞台で巻き返して欲しいところです。