今週の結果 (フェーングロッテンが連勝でラジオNIKKEI賞制覇!)

  • デュアルテイルズ 7/1(金) 大井8R カイピリーニャ賞(B3)(ダート1400m) 岡村健司騎手 4着

469kgでー3kg。馬体は張りがあって見栄えしたけど、いつもより落ち着きはない様子でした。
ゲートで立ち遅れ。一旦は中団からの競馬になり、道中じわじわと外めを追い上げる。
3角で4頭雁行の一番外の位置になり、4角では大外の3番手に上がったが、直線で伸びず0.7秒差4着。
敗因は出遅れに尽きます。今までは好スタートばかりだったのですが…。
そこまで強引にではなかったけれど、道中から外々を回って追い上げたのが最後に響いたのでしょう。
ロスがあって4着だから古馬との関係ではある程度のめどはたったように思います。
この後は続戦が視野に入っているようで、次開催からはC1に降級になります。
今回のテンションの高さが次回以降にも続かなければ、すぐに結果を出してくれると思います。

  • ブレスク 7/2(土) 福島3R 3歳未勝利(ダート1700m) 内田博幸騎手 13着

510kgでー12kg。まだ太いぐらいに見えるも、前回よりは気合い乗りも悪くなく感じました。
ゲートで微妙に遅れてダッシュも鈍く後方から。行きっぷりが悪くて一時は最後方に。
絶望的な位置で直線へ向き、バテた馬を2頭交わしただけで3.2秒差13着。
かなり鞍上が仕掛けても道中から進かず、この内容では厳しいとしか言い様がありません。
使えてもう1回でしょうが、このままではどうにもなりそうもありません。

  • サンカルパ 7/2(土) 福島10R 松島特別(2勝C)(牝)(芝1800m) 津村明秀騎手 2着
  • エレヴァテッツァ 7/2(土) 福島10R 松島特別(2勝C)(牝)(芝1800m) M.デムーロ騎手 6着

サンカルパは482kgで+8kg。増えていたけど特に太いとは思わず、状態は悪くないように見えました。
まずまずのスタートを切ってじわっと先行。先行する2頭を前へやって2列目の外の位置。
最初は幾らか行きたがっている感じに見えたが、途中で折り合いはついて、3角から徐々に進出。
直線入り口で先頭に並び、残り1ハロンで抜け出したが、そこから伸びず1頭に差されて0.2秒差2着。
抜け出したときは勝ったと思ったのですが、そこからが案外伸びませんでした。
鞍上によると「抜け出してフワっとした」とのこと。
正攻法よりもっと積極的に乗った方が良いということでしょうか…。

一方、エレヴァテッツァは508kgで+4kg。太目感はないが、いつも以上に捌きが硬めに見えました。
スタートが遅めだったけど、内枠のおかげで2列目のインの位置を取る。
そのまま4角までは動けず、直線で外へ出してサンカルパの後を追う。
しかし、反応鈍くじりじりとしか伸びず0.4秒差の6着どまり。
元々、追って鋭く伸びるタイプではなく、インからの競馬はあまり合っていませんね。
長期休養明けで着差は0.4秒だから内容的には悪くなく、使われての前進に期待したいです。

466kgでー2kg。状態は良さそうに見えました。
ゲートで大きく立ち遅れ。最内枠だったからロスなく巻き返して中団のインの位置。
直線で馬群をさばいてじわじわ伸びるも0.5秒差6着まで。
開幕週でレコード連発するような馬場になって、前も止まらないので後手を踏んでは厳しかったです。
先行できるタイプでもないので、この週に使ったこと自体が間違いでしたね。
開催が進めばチャンスも出てくるでしょうが、権利もないし続戦してくれないでしょうね。

440kgで+4kg。体つきは悪くないけど、テンションが高く気になりました。
まずまず良いスタートを切ったけど、外から1頭もっと好発を切ったのでハナへは行けず。
離れた2番手を追走していたが、直線入り口で突き放されて、そのまま伸びず0.9秒差11着に沈んだ。
このレース内容で力を出し切っているとは思えず、状態面が整っていなかったように思います。
様子を見つつ続戦するつもりのようですが、使われたことでガス抜きできて落ち着いてこないと厳しそうです。

466kgでー4kg。続けて減っているものの、見た目にはこれで丁度良いぐらい。
まずまずゲートは出たけど、周りの方がダッシュが速くてハナへは行けず。
それでも内枠だったから、枠なりに3列目のインをとる。
道中は馬群の内でロスなく回り、やや頭は高くしながらも折り合いはついていそうでした。
直線では最内しか選択肢がなく、かなり狭くなる場面がありながらラチ沿いを伸びてくる。
逃げた馬との叩き合いになるが、ゴール前でグイっと抜け出して3/4馬身差で優勝。

ラチに軽く接触するぐらい狭いところを伸びて、見事に重賞初制覇を成し遂げました。
年明けに走る気が失せたような負け方でタイムオーバーの制裁を食らった馬が、半年後に重賞を勝つなんて。
内枠を引けてロスなく運べたのが一番の勝因でしょうが、最後まで真面目に走ってくれたのも大きいですね。
2走前から着けたブリンカーが効果覿面で、着用後は段々と前向きにレースに臨めるようになった印象です。
しかも、前走のような逃げる形を予測していたところ、結果的に馬群の中からの競馬になりました。
元々は控える競馬ができていた馬だけど、最近は揉まれていなかったから嫌気をささないかと心配しました。
あらためてこういう形でも問題なく走れることがわかり、今後に向けて収穫大な一戦になりましたね。