今週の結果 (ヴェルトライゼンデがジャパンCで惜しい3着)

現地観戦。470kgでー6kg。目の前で見るのは初めてだけど、絞れて良化していたように感じました。
まずまずのスタートから軽く仕掛けて行くと、行き脚がついて2列目の外の位置。
4角では3頭並びの2列目の外から前を追い、ここまではプラン通りに運べていたように思います。
しかし、直線へ入って早々に逃げていた勝ち馬が外に寄れて、玉突き式に一番外にいたこちらが外へ弾き飛ばされる。
そこで失速して立て直せないまま坂にかかって、完全に脚が上がってしまい0.8秒差の12着。

大きく不利を受けてしまい大敗してしまいました。
弾き飛ばされたことで不正駆け足になってしまっていたとのことです。
ただ、不利を受ける直前には前にいた2頭とは脚色に差ができ始めていたようにも見えました。
今週からBコースになって馬場の内側が復活傾向だったから、外々を回ったのも影響があったかもしれません。
時計は詰められたし、途中までは良い内容だったので、自己条件でもう1回同じ2000mでの走りを見てみたいです。

  • ヴェルトライゼンデ 11/27(日) 東京12R ジャパンC(G1)(芝2400m) D.レーン騎手 3着

現地観戦。494kgで増減なし。競馬場で見るのは2歳時のホープフルS以来。
当時と比べると前後のボリューム感は増していながら、馬体のシャープさは格段に良く好仕上がりでした。
毛づやも気合い乗りも良く、G1のメンバーでもパドックでは人気上位馬に見劣らない雰囲気がありました。

五分のスタートからある程度位置を取りに行って、内枠も生かして2列目の馬群の中。
思っていたより緩い流れになって固まった馬群の中で5番手の位置。
そのまま2列目の位置で直線へ向き、当初は進路がなく馬群の中で追い出しを待つ形に。
残り300m付近で内に進路が開けると、そこへ飛び込んで一気に加速して残り200mでは一旦は先頭に立つ。
一瞬やったかと思ったところ、外からシャフリヤールが伸びてきて残り100mで並ばれる。
さらに、間をついた勝ち馬ヴェラアズールにも突き抜けられて3/4馬身+クビ差で惜しくも3着に終わった。

好仕上がりと完璧な騎乗が噛み合って、勝ちを意識できるぐらいの競馬を見せてくれました。
この日は内を通った馬が良く伸びていたから内枠を引けたのも大きく、枠を生かして思い描いた通りのレースでした。
惜しくも勝利とはならず悔しさはもちろんありますが、屈腱炎を経て良くここまで辿り着いてくれたとの思いも強いです。
枠の利と好騎乗があったにしてもここまでの競馬ができるとは、屈腱炎を患う前よりも能力的には充実しているかもしれません。
トップギアが長続きしない印象はあるものの、トップの時の一瞬の切れ味はG1でも通用しそうで今後も益々楽しみです。
ただし、一度屈腱炎になった馬だけに、毎度レース後の反動は気がかりです。
目一杯の競馬をした後だから、なおさら何事もなく無事に次走を迎えられることを願うばかりです。