今週の結果

  • サンカルパ 3/16(土) 中京10R 豊橋S(3勝C)(牝)(芝1600m) 三浦皇成騎手 10着

五分のスタートから出たなりの位置で控えて、中団やや後方のインの位置。
そのままの位置で脚を溜めながら進め、直線入り口で外目へ動いて追い出される。
直線で伸びてはいるけど前も同じような脚色で、差を詰めることはできず1.0秒差で10着。
無理のない位置をキープしつつ脚を溜めるという意図する競馬はできました。
今日に関しては展開が向かなかったとしか言い様がありません。
鞍上が言うように、1800mに戻して今日のような競馬ができれば良いとは思います。

  • カンバーランド 3/17(日) 中京1R 3歳未勝利(牝)(ダート1800m) 斎藤新騎手 3着

五分のスタートから出して行ってハナへ。
ペースを落として1馬身弱のリードを保ちつつ逃げて、先頭のまま直線へ。
早めに追い出されて粘っていたが残り1ハロンで捉まってしまい、最後は離されて0.9秒差で3着。
怖がりで他馬の影響を受けて競馬を止めてしまう馬なので、単騎逃げできたことが良かったです。
課題は多すぎますが、ハマる可能性のある戦い方が見えたことで一縷の望みは持てるようになりました。

  • アンデスビエント 3/17(日) 阪神6R 3歳1勝C(ダート1800m) ☆田口貫太騎手 4着

五分のスタートから少し出して行って3番手の外の位置。
道中からやや促しながらの追走で、勝負所でも離され気味になって沈んでしまいそうに見えました。
ところが、馬体を併せた3~6着争いではしぶとく脚を使って、最後に4着に上がってゴール。(0.6秒差)
クラスが上がっても無理なく好位を取れて、最後も手応え以上の脚を見せてくれました。
時計も詰められたし、半年ぶりの復帰戦かつ昇級戦としては十分及第点の内容でした。
慣れてくれば追走も楽になるだろうし、クラスへの目途のつく一戦になったと思います。

  • マグマオーシャン 3/17(日) 中山6R 4歳以上1勝C(芝2000m) 岩田康誠騎手 4着

全然人気は無かったけど、馬体に張りが出て毛ヅヤも良く見せていました。
スタートは五分程度だったが、馬なりで先行していき2番手の外の位置。
前に壁のない位置でしたが折り合い面も問題なく、2番手から先頭へ並びかけながら直線へ。
直線では残り100m手前まで先頭で競るも、ゴール前では外の馬に切れ負けして0.3秒差の4着。
距離が伸びて不安が大きかったですが、予想以上に折り合いもついて対応してくれました。
切れるタイプではないので乗り方に工夫はいるけれど、これなら中距離以上の方が合うかもしれません。

  • ポルトドール 3/17(日) 中京7R 4歳以上1勝C(芝1400m) 斎藤新騎手 4着

五分のスタートから出して行くと、他に内から先行する馬がなかったのもあってハナへ。
無理のないペースで後続に1馬身程度の差をつけて逃げられて、先頭をキープしたまま直線へ。
直線でも残り1ハロン過ぎまでは先頭で粘って、交わされてからもバタッとは止まらず0.4秒差4着。
距離短縮と積極的な競馬で再転入2戦目にして見せ場のある内容のレースができました。
やはり1400mぐらいが一番合いそうですし、外枠引ければ1200mでも面白いかもしれません。
揉まれ弱いのと差して抜け出すとソラを使うので乗り難しそうですが、1勝クラスでも通用の余地はありそうです。

今週の出走予定

  • サンカルパ 3/16(土) 中京10R 豊橋S(3勝C)(牝)(芝1600m) 三浦皇成騎手
  • カンバーランド 3/17(日) 中京1R 3歳未勝利(牝)(ダート1800m) 斎藤新騎手
  • アンデスビエント 3/17(日) 阪神6R 3歳1勝C(ダート1800m) ☆田口貫太騎手
  • マグマオーシャン 3/17(日) 中山6R 4歳以上1勝C(芝2000m) 岩田康誠騎手
  • ポルトドール 3/17(日) 中京7R 4歳以上1勝C(芝1400m) 斎藤新騎手

サンカルパはごく短期の外厩調整を経て中4週。
前走は控える競馬を試みて終いだけ伸ばして5着。ある程度は対応できていました。
1ハロン延長で前の位置を取りつつ同じように脚を溜められるかどうかですね。

カンバーランドは2か月ぶりの出走。
調教は動けているのに、実戦では先行できるものの勝負所で止まるのを繰り返しています。
このままでは3アウトへ一直線なので、まずは最後までしっかり走ってもらいたいものです。

アンデスビエントは約半年ぶり。
前走で初勝利をあげた直後に喉頭エントラップメント発症が判明して手術をしました。
昇級戦で牡馬相手の多頭数と厳しいですが、通用する余地があるところを見せてほしいです。

マグマオーシャンは年明け以来で約2か月ぶり。
前回はスタートから流れに乗れない競馬で大敗。
今回は2000mに延長してきましたが、正直1800mでも長い感もあったので自信ありません。

ポルトドールは再転入初戦から中2週。
手応えのわりに伸びなかったのを受けて1400mに短縮して出走。
園田でも1700mや1870mより1400mの方が成績が良かったし、これで上向けば良いのですが。

先週の結果

このところ多忙だったせいか熱発して1日寝込んでしまった。

  • エピックストーリー 3/10(日) 中山1R 3歳未勝利(牝)(ダート1800m) 岩田康誠騎手 6着

今回も行き脚つかず後方から。道中も位置を押し上げられず。
直線ではジワジワ追い上げて6着まできたが、勝ち馬とは2.5秒も水をあけられた。
緩いせいか先行できず、最後も脚は使っているけど決定的な決め手はないという現状。
このままだと掲示板に載るかどうかのあたりを繰り返すことになりそうです。
中山より東京向きだろうけど、距離の長い2100mだと牝馬限定戦は組まれていないし…。

  • フォートボヤール 3/10(日) 中山2R 3歳未勝利(ダート1200m) 北村宏司騎手 2着

頭を上げたところでスタートになり出負け。
芝ダートの切れ目でバランスを崩しながらも挽回していって3番手の外につける。
直線ではジリジリ伸びてはいたが、2番手から抜け出した勝ち馬には6馬身離されて2着。
好位で気負いながらも前2走よりはコントロールできていました。
今回は完敗だったけど、この調子で競馬を覚えてくれば順番が回ってきても良さそうです。

  • ポルカリズム 3/10(日) 中山9R 房総特別(2勝C)(牝)(芝1800m) 武藤雅騎手 4着

五分のスタートから軽く促して3列目のインの位置につける。
前半は気負い気味の追走になり、折り合いをつけている内に1列位置を下げる。
4角でも馬群が密集して追い上げられなかったが、直線では内から3頭目で前がぽっかり開く。
開いたスペースをジワジワと伸びてきたものの、外からの馬たちの伸びが良く0.5秒差4着。
昇級戦としては及第点の内容ではあります。
もう一伸びを欠いたのは馬場の内外の差と、前半の折り合いの問題でしょうか。

今週の出走予定

  • エピックストーリー 3/9(土) 中山1R 3歳未勝利(牝)(ダート1800m) 岩田康誠騎手
  • フォートボヤール 3/9(土) 中山2R 3歳未勝利(ダート1200m) 北村宏司騎手
  • ポルカリズム 3/9(土) 中山9R 房総特別(2勝C)(牝)(芝1800m) 武藤雅騎手

エピックストーリーは2か月ぶりの出走で、今回がデビュー2戦目。
デビュー戦は5着といえど大きく離されていたので、上位争いをするにはだいぶ進歩が必要です。
前走は出遅れて砂を被って流れに乗れなかったから、まずはスタートからスムーズにレースできるかですね。

フォートボヤールは約3か月ぶり。
スピードはありそうなのですが、コントロールが効かない面があり最後まで力が残せない印象です。
今回はリングビット装着と工夫してくるようだし、ゴールまでしっかり走れるようになればと思います。

ポルカリズムは半年ぶりだった前走で勝利して、そこから中2週で出走。
前走は案外と辛勝でしたが、ぎりぎりまで抜け出すのを我慢した結果とのことでした。
ポテンシャルはこのクラスでも十分通用すると思うので、牝馬限定戦なら引き続き楽しみです。

今週の結果 (ミラクルティアラが上総S優勝でオープン入り!)

  • ラクルティアラ 3/2(土) 中山10R 上総S(3勝C)(ダート1800m) 坂井瑠星騎手 優勝

440kgで増減なし。前回より若干硬いかなという感じも、概ね出来は保っていたと思います。
外枠から好発を切って、そのまま出して行ってハナへ。
スローに落として1~半馬身差をつけた逃げになり、道中動く馬もなくそのまま直線へ。
直線では早めに1馬身以上のリードをとり、ゴール前で詰め寄られるもクビ差残して優勝。
現級で2着4回と惜しくも足踏みしていたところ、ようやくオープン入りを決めてくれました。
管理する加用調教師が引退する週だっただけに、ここで勝ち切れて本当に良かったと思います。
坂のあるコースの1800mは微妙に長い感はあったから、上手くペースを落とせたのは良かったと思います。
展開面では恵まれた部分はあったにせよ、詰まったローテでハンデも背負った中で頑張ってくれました。
これで新しい厩舎へ転厩になりますが、さすがにまずは休養になるでしょうね。

  • ドルチアーリア 3/3(日) 阪神5R 3歳1勝C(牝)(ダート1400m) 団野大成騎手 9着

482kgでー2kg。馬体の仕上がりは悪くはないように感じました。
スタートは五分以上に出たが、芝の部分であまり行き脚はつかず中団から。
先行集団からやや離れた中団のインに位置したが、追走に手間取り徐々に後退。
後から2番目の位置で直線へ向き、直線でも伸びは見られずバテた馬を1頭交わしただけ。
今回ブリンカー装着で臨みましたが行きっぷりが一息で1.9秒差の9着でした。
外枠希望なところ最内枠を引いてインで競馬する形になったのも行き脚に影響あったかも。
どちらにしてもすぐに結果が出せそうな状況にはないので、立て直しが必要に思います。

今週の出走予定

  • ラクルティアラ 3/2(土) 中山10R 上総S(3勝C)(ダート1800m) 坂井瑠星騎手
  • ドルチアーリア 3/3(日) 阪神5R 3歳1勝C(牝)(ダート1400m) 団野大成騎手

ラクルティアラは中2週。
加用調教師が今週限りで定年となるため、師の管理下では最後の出走になります。
現級で4度の2着と惜しい競馬が続いていますが、ここで勝って最後に恩返ししたいところです。
中2週での中山遠征にハンデも厳しいけれど、乗り慣れた坂井騎手に戻るし期待したいです。

ドルチアーリアは中1週で出走。今回は距離を短縮します。
1800mで勝利しましたが、もう少し短いところに適性がありそうに感じていたので朗報です。
牝馬限定で幾らか相手もマシになると思うし、前進が見れれれば良いのですが。
ただ、砂を被るのを嫌う現状なので、なんとか外枠を引きたいところですね。

今週の結果

  • トレイルリッジ 2/21(水) 浦和11R ユングフラウ賞(S2)(ダート1400m) 澤田龍哉騎手 5着

484kgでー7kg。休み明けで急仕上げの前走より明らかに馬体が引き締まっていました。
最内枠からまずまずのスタートをきり2列目のインの位置。
向こう正面半ば過ぎから、他馬が仕掛けて上がっていく中、位置をキープできずに後退していく。
そのまま馬群に沈んで大敗かと思いきや、コーナーを無理なくロスなく回ってくる。
直線でもジワジワと伸びて1.5秒離されたものの5着を確保。
意識的に我慢させる競馬を試みたとのことで、一定の成果は見られたように思います。
まだ上積みは見込めると思うので、今回の競馬を生かして次も頑張ってほしいものです。

  • ドゥヴァンスマン 2/24(土) 小倉6R 4歳以上1勝C(芝1800m) 藤岡佑介騎手 13着

496kgで+2kg。前回よりは若干マシでしたが今回も動きが硬く感じました。
五分のスタートから中団の外につけ、3角手前から外を捲り気味に上がって行き3番手へ。
しかし、4角を迎える前に付いて行くのに一杯一杯になって、その後は伸びなく1.7秒差の最下位。
切れる馬ではないので早めに動き勝ちに行くという意図は伝わる競馬でした。
ただ、スローで他馬に余裕があったし、1800mで動いていくにはスピード不足の印象ですね。
惜しい競馬をした中京で見たい気もしますが、状態も落ちてきているので立て直しが必要に思います。

460kgでー10kg。未勝利の頃から園田時代も含めてデビュー以来の最低体重。
でも、細いとは見ええず、いつもパドックでは大人しい馬が適度に前向きさを感じる周回でした。
外枠からスタートを決めて、横に広がった中団馬群の外の位置。
道中は無理なく追走できていて、勝負どころでは大外を回りながら手応え良く進出。
ところが、直線では思うような伸びは見られず流れ込んだだけで1.9秒差の14着。
再転入初戦で流れに乗れない可能性も考えていましたが、道中は思いのほか好内容でした。
ただ、かなりの大外を回らされたとはいえ伸びを欠いたのはどうみるべきか。距離か切れ不足か。
今回の外回りの芝マイルは適性外だとは思うので、うまく合う条件を見出してほしいものです。

  • メリオーレム 2/24(土) 阪神9R すみれS(L)(芝2200m) 西村淳也騎手 3着

492kgで+10kg。太さは感じず張りのある馬体で、増えたのは成長分と評価していたのですが……。
ポンと頭一つ好発を切ったが、出して行く素振りは全くなく3列目の位置。
道中は馬群の中で動くことができず、勝負所でも周りの馬が動きが悪く下がってくるので動けず。
直線で馬群の間を抜けようとするも、追われてモタれる面を見せて伸びは鈍いまま。
なんとか馬群からは抜けてきて3着は確保したが勝ち馬には0.8秒離されました。
あのスタートを切りながらの消極的な運びに不満が残りました。
早々に控えて6番を前にやった時点で終わっていた感じがします。
今までのレースを見るに、切れ味よりは長く脚を使うタイプで先行してこその馬だと思うのですがね。
それとともに、前2走の川田騎手は相当上手く乗ってくれていたなともあらためて思いました。
直線でモタれてしまった理由は不明ですが、揉まれて嫌気していたのか見た目以上に太かったのか。
いずれにしてもここで賞金加算できなかったので、今後の方針がどうなるでしょうか。

  • ハーツコンチェルト 2/24(土) KingAbdulaziz7R ネオムターフC(G2)(芝2200m) J.モレイラ騎手 11着

中継ではパドックは一瞬映っただけで返し馬は映像なしでした。
スタートで半馬身ほど出遅れ、接触もあったのか全く位置は取れずに最後方から。
1角までに内に切れ込みながら位置を上げようとするも、馬がヒートアップして頭を上げていました。
そのため、前半は特に最後方付近にいるにも関わらずバタバタ落ち着かない感じで追走する羽目に。
外へ進路確保しつつ追い上げを図るが、最後まで目立った伸びは見られず後方のまま11着に終わった。
今まで道中に掛かったりコントロールしづらい面は見せたことが無かったのですが……。
初めての外国での競馬でメンタルを正常に保てなかったのでしょうかもしれません。
何にせよ緩さが残り位置を確保するような競馬ができないから、海外遠征など単純に時期尚早でした。
芝丈の短い馬場で走った反動も気になるし、しっかり立て直してもらって自己条件から出直しですね。