父内国産馬奨励賞についての提案の補足

先日の案父内国産馬奨励賞についての提案(昨日の風はどんなのだっけ? )で、取り上げて頂いたので。
JRAがこの方向へ向いていないのは仰るとおりですね。 売上至上主義ですから。
父の父内国産馬を保護しても短期的には売上に寄与しないでしょうし。
まぁ、もちろん承知の上で書いてみたのです。
(こんなところで書いても仕方がないのも...)


JRAは新規のファンを掴むことばかり考えているように思います。
ただ、古参ファンはもちろん、新規のファンも、
長い目で見れば残っていくのは結局割とマニアックなファンだけだと思うので、
そういったコアなファンの心をくすぐる様な展開が、より現実化し易いように策を講ずべきだと思われます。


また、今行われている父内国産の保護よりも効果が出るまで時間が掛かるため、
やるなら早いに越したことは無いかと。
なにせ、私はサクラバクシンオーサッカーボーイの系統すら相当危ういと思っていますから。
このままだと、サンデーサイレンスの子孫ぐらいしか父系存続できないんじゃないですかね。
それすら細々と存続するに過ぎないと想像しているぐらいで。

北海道・日高地区ほか主要種牡馬117頭の2005年度種付け頭数が発表される(MilkyHorse.comの馬法学研究会)

丁度良いデータを紹介して下さったから、ちょっと触れてみます。
ところで、社台スタリオンSは含まれていないとの事だけど、
社台スタリオンS荻伏の分も、この一覧に含まれていないんでしょうね?
そうであって欲しい。

今回の主旨に沿った注目点は、

サンデーサイレンス産駒種牡馬の仔よりも、売れないのだから仕方がないのだろうが、
ショウナンカンプアドマイヤボスニューイングランドよりチャンスを与えられないなんて。
種牡馬として成功しなかったのなら仕方がないにしても、
成功するチャンスすら与えられないのでは...。


だからこそ「父の父内国産馬に奨励賞を」と言っているわけです。
大幅に手当てがつくのなら、馬の売れ方も変わるでしょう。
私もクラブ法人で出資していますが、当然、手当ての類は考慮に入れて出資していますから。