二日目の今日は当歳セールです。
昨日の一歳セールも売れ行き良好でしたが、やはり本命はこちらでしたね。
歴代の最高価格落札馬も飛び出しました。
では、本日の高額落札馬を紹介します。価格5000万円以上を抽出。
上場番号はブラックタイプ(.pdfファイル)と、上場馬名は落札時の画像とリンクしてあります。
価格は税抜き価格。購買者は敬称略。
まずは、話題の最高価格落札馬。消費税だけで3000万円。
えーっと、6億の牝馬の元を取る方法を教えて下さい。
牡馬ならGI複数勝って、種牡馬入り時にシンジケートを組むほどになればペイ可能だと思いますが、
繁殖価値も高いとはいえ、牝馬では相当難しいように思います。
購買者は多田信尊氏のエージェント会社なので、実際のオーナーは誰なんでしょう?
また、トゥザヴィクトリーを含め、繁殖牝馬として結果をそれ程出していない馬が多数上位に見えるように思える。
正直、大丈夫かなぁという漠然とした不安を感じるメンバーだ。
サンデーサイレンス亡き今、値段ほどに活躍馬が出る確率に差が出るとも思えず...。
まぁその不安が的中していたら、数年かけて値段も落ち着いてくるのでしょう。
アドマイヤの近藤利一氏は、今日も5000万円以上の落札は無し。
3000〜5000万円の範囲で5頭購入。
今までの派手な買い方からすると物足りない気もしますが、1頭あたりの予算を決めて臨んでいたのですかね。
金子真人氏も落札馬を見る限りでは、1億以下ぐらいで予算を決めていそうな雰囲気。
こういう買い方こそが賢い買い方なのだろうとは思います。
5000万円以上で落札された27頭のうち、24頭は社台グループ生産馬。
寡占状態は当歳市場も同じでした。
残りの4頭中3頭は千代田牧場の生産。日高の中で孤軍奮闘。
それにしても、社台グループは今日は主取り無し?
一旦、主取りになった後で再上場されていた馬はいたように思うけど、それにしても売れ過ぎ。
一番高い馬を除くと牝馬は軒並み安めで、牝馬で2番目の価格はタイキダイヤの娘の3500万円になります。
あと、昨日、ダーレーが日本産馬を購入するのは馬主登録への近道だと書きましたが、
あれは日本産馬を買うことで日本の生産者に金を落とすことで、
生産者が馬主登録に反対できない流れを作ってしまおうという意図だったんです。
だけど、社台の高馬を買ってばっかりじゃ、かえって他多数の反感買いかねませんね。