再ファンドに対するスタンス

JRAで未勝利を勝てなかった馬が、地方競馬に転出して一定の成績を残せばJRAに再登録が可能になる。
地方ではクラブ法人制度が認められていなかったため*1、地方転出に際してファンドは一旦解散となり、
中央復帰する時は元出資者を相手に再度募集(再ファンド)にかける。
再募集時に応じるかどうか、また同じ口数で出資するかどうかは自由なわけだけど、
私は一応元通りに出資することにしている。


一度は自分で決めて関わった馬だからできる範囲では責任を持ちたいという思いがあるし、
本当のシェアオーナーであれば転出しようが転入しようが一貫して関与せざるを得ないわけで。
一抜けたとできるのは、ファンドであることによる副作用の様なものですからね。
もっとも、本当に持分を有している立場であれば、自由に売却することで脱退が可能だろうけど。


なんでこんなことを書いているかというと、
元出資馬エアリアルショットが今日名古屋で2勝目をあげて、中央復帰の条件を満たしたからで。
この馬、後肢にボルトが入っているし、今日も楽勝ではあったが相手も薄かったし中央で通用するかは疑問。
元々、再登録に含みを残して転出すること自体、あまり賛成できないと考えていた。
再ファンドに応募するぐらいなら、補償で新たな馬に出資する方が建設的な気はする。
でも、これって投資じゃなくて趣味だし、趣味ゆえに自分のスタンスと違う手は打ちたくない。
要するに自分の退路を断つために書いてるんだろうな。

*1:クラブ法人が地方でも馬主資格を得始めているので、今後は状況が変化することが予想される。