JRAでは今年の最終週ですが、期待馬が多数出走する大事な3日間開催になりました。
そこで、今週は、土曜阪神→日曜中山→月曜阪神と現地で観戦するつもりで手配しました。
なお、27日に大井でショコラヴェリーヌが走る予定で、そちらが年内の最終出走となりそうです。
- マイネルソウル 土曜 中山7R 500万下(ダート1800m) 蛯名正義騎手
- ラウンドワールド 土曜 阪神11R ラジオNIKKEI杯2歳S(G3)(芝2000m) 岩田康誠騎手
- スカイディグニティ 日曜 中山10R 有馬記念(GI)(芝2500m) C.スミヨン騎手
- ゴールデンムーン 日曜 中山11R ノエル賞(1000万下)(芝1600m) C.ルメール騎手
- スノーストーム 月曜 阪神3R 未勝利戦(芝2000m) 吉田豊騎手
- クラージュドール 月曜 阪神5R 新馬戦(芝1800m) 浜中俊騎手
マイネルソウルは休み明け。
15戦目で初勝利をあげて、その後休養していました。
持ち時計からすると通用する余地はあるはずですが、
今回は昇級にもなりますし、まずは次に繋がる内容を見せて欲しいところです。
ラウンドワールドも札幌2歳S以来の休み明け。
休んでいる間に出てきた無敗馬2頭に注目が集まり、完全に三番手の扱いになっています。
とはいえ、札幌2歳Sの上位馬が朝日杯FSでワンツーだったし、見劣る要素はないと思うのですがね。
互角の能力があっても、休み明けの分割り引きと考えられているのかもしれませんが。
でも、予定通りの過程を順調にこなしてきており、馬体の仕上がりに不安はないはず。
休む前程度の状態でも引けを取らないと思うし、さらに成長した面を見せてくれれば嬉しいですね。
スカイディグニティが有馬記念に挑戦。
さすがに、有馬記念に出資馬が出走するのは初めて。
まだ主な勝ち鞍が平場500万下という2勝馬で、やや場違いな感じはあるけれど、
半年前に未勝利戦を走っていた馬が一気にここまで来たのだから、成長度という点では一番でしょう。
菊花賞の後もしがらきで順調に調整されていたので、さらに上積みがあっても良いと思います。
予定が二転三転したので状態面は懸念されますが、ステイヤーズS出走のプランもあったことから、
緩めて休ませていたわけではありません。
来年以降を見据えて、良い経験となる一戦になって欲しいですね。
ゴールデンムーンは中2週での出走になります。
このクラスで上位なのは間違いないし、中間も順調に調整されているのですが、
ここは距離延長が問題になります。
これまでの戦歴を見ると、むしろ距離短縮の方があっていそうで……。
少しずぶくなっているからという理由もあるようですが、対応できるか自信はありません。
スノーストームは中1週。
前回が呆れかえる戦法での惨敗で、参考外の競馬。
今回は陣営も前半はじっくり構えて乗るよう指示を出している様子。
初戦の内容から一定以上の能力はあると思うので、今回は巻き返しを見せて欲しいです。
そして、今年のJRAでの最後の一戦は、クラージュドールのデビュー戦になりました。
ラウンドワールドとともに、2歳世代の両輪と期待している1頭です。
ひと夏越して馬体が絞れて、見ばえする姿になりました。
調教でも水準以上の動きは見せてくれているようで、初戦から期待したいところ。
ただ、大型馬の初戦だけに割り引きは必要かもしれず、相手も良血馬がずらりと揃いました。