白老F 繁殖牝馬と当歳馬を見学

白老ファームは夏場には見学したことはあるのですが、この時期は初めて。
各放牧地を巡りながら、繁殖牝馬と当歳馬を見せて頂きました。
いざ回ってみると、放牧地の広大さに驚かされます。


なお、今年のお産はあらかた終わり、残るはあと2頭とのこと。
早生まれが増えている印象を伝えると、白老は社台スタリオンと同じ社台コーポレーションに属するので、
お客さんを優先するため、種馬場の混みやすい時期を避けて早めの種付けが多いからとのお答えでした。


↓ オリエンタルアートの10(父ステイゴールド) 生後6日ぐらいで小さい。タテガミと尾がカールしている。

↓ グレイトフィーヴァーの10(父スペシャルウィーク) 早生まれらしく立派な体つき。

↓ レディオブヴェニスの10(父アグネスタキオン) 寝ながらこっち見てます。残念ながらセレクトセール行きらしい。

社台スタリオンステーション 種牡馬を見学

スタリオンの見学も、ツアーの時か夏場しか経験がありませんでした。
夏場は暑さからか厩舎内での見学が主でしたが、今回は放牧されていたところを見学。
最後は厩舎へ引き上げる時間になって、引かれているところも見ることもできました。
そんな訳で、過去に何回か見せて頂いているにもかかわらず、新鮮味のある見学となりました。
ご案内頂いたスタッフの方も、種付けの繁忙期でお忙しい中、丁寧に案内して頂いてありがとうございました。


↓ 今年から種牡馬となったカンパニー 低価格も手伝って、なかなか人気があるとのこと。

↓ 昨年リーディングのマンハッタンカフェ 放牧地で横になっていました。お疲れ様。

↓ ファルブラヴ 厩舎へ帰ろうとしているところ。体も脚も太くて牛みたいまさに重戦車。

↓ 産駒の評判が良いハーツクライ かなり気難しいようです。

他では、驚いたことにジェニュインが帰ってきていました。いや、ここに繋養されるのは初めてか?
ただ、まだ今年は配合相手がいないらしい……

下河辺牧場の調教施設

社台スタリオンの見学後は、日高へ移動して、下河辺牧場にヤマダステーブルとChrisさんの出資馬を見学しました。
各馬の様子はChrisさんのblogに任せるとして、
ここでは、下河辺牧場で見学馬の用意の間に少し調教設備を案内して頂いたので、その話を。


↓ 練習用のゲート。競馬場からの払い下げらしい。
1枠から順に狭くなり、3枠が実際のゲートと同じ大きさ。1枠から徐々に慣らしていくのだとか。

↓ 屋根付き周回ダートコース。1周350m。坂路調教前の足慣らし等に使用。

↓ 屋根付き坂路コース。コースの材質はバークかな。長さは1000mある。


上記2か所での見学を終えた後、二十間道路へ桜が咲いていないか念のため見に行きました。
でも、事前に得ていた情報どおり、全く咲いていませんでしたね。蕾もまだふくらみ切っていないぐらい。
「さくらまつり」自体は、この日から開催しているみたいでしたが。