パンフレット来る、そして

本日、ターファイトの募集パンフレットが会報に同封されて到着。
当然、本来は募集馬に関心がいくわけだけど、今回は別で税務処理の件にまず目が行った。
今回、「会員の皆様へ」というタイトルでA3裏表1枚の文書が同封されており、
そこには例の匿名組合契約方式に則った処理を行うとした上で、こう書かれてある。

現在、会計方法について協議、検討を行っており、現時点で知らせでいる段階に至っておりません。
詳細が決まり次第別途お知らせいたしますので、今しばらくお時間をいただきたいと思います。

えー。今まで何をしてたのだ。
こんな重要な点を決めもせずに募集開始するのか?
よそのクラブがどんな風にするのか見てからにしようとでも言うのか。


また、決まってないと書きつつも、賞金分配のモデルが書かれていたりするんですが、
その中では、JRA源泉税8%も配当することが書かれており、この点は社台方式に準じラフィアンに優っています。
ただし、源泉税還付金*1の分配はファンドの運用終了時になっている。
再度、えー。ですわ。
そんなことしたら、利益の出ている馬は引退時にどっと配当されることになり、
都度都度に配当されていた場合と比べると、引退した年の税務処理が相当不利になるの明白なのに。
また、維持費定額→引退時清算、特別出走手当のプール制についても、今回変更するとは書かれていない。
これらも引退時の清算となれば、このクラブの黒字馬が引退する年は、
とにかく赤字馬の引退が重なってくれるのを期待するしかない。
社台が維持費実費精算、特別出走手当のプール制廃止に動いたのは、月々の負担を軽減するためもあるだろうが、
引退時のリスクを分散させるための狙いがあると思うのだが、ターファイトの中の人はその辺どう考えてるんだろう。


あ、そうか、アレか。
このクラブからは黒字馬なんて出ませんよということを暗に教えてくれてるのかな。
うん、言われてみればそうかもしれないね。
赤字馬ばっかりだったら、あんまり考えることもないかー。

*1:クラブ法人愛馬会法人の間の20%源泉分も含む。