クリアンサス 函館スプリントS(G3)7着

函館競馬場まで日帰りで行ってきました。
涼しくて関西とは別世界のようで、半日だけでも避暑にはなりましたかね。
さて、クリアンサスは結果として短期放牧明けになり、+2kgの474kg。
欲を言えば、お腹から腰にかけて、もう少しふっくらしてくれば更に良い感じだけど、
トモの張りも十分で悪くない仕上がりでした。
気分良さそうにパドックの外めを周回しており、その意味でも強調できる気配だったと思います。


スタートは五分に切ったものの、二の足で見劣ってハナを切れず。
あとでパトロールを見たら、スタート直後にマジカルポケットに横から当たられて、
その後の先行争いで馬群が凝縮してくる中、鞍上が目一杯にはアクションを起こせてませんでした。
そうこうしてる内に外からパドトロワに緩りと前に入られて、包まれた5番手あたりに。
そうなると、他馬を気にする性格な上に、初めての揉まれる競馬で戸惑ったのか、
じわじわと後ろから3番目あたりまでポジションを下げてしまう。
この時点で既に致命的な状況ですが、4角から馬群がばらけると、最内を突いて差をつめて、
横一線となった5〜9着争いの中に加わってゴールイン。
結局、1秒差の7着でした。


戦前に危惧したとおり、1200m戦ではハナは切らせてもらえませんでした。
それでも、揉まれる競馬となって位置取りを下げた割には、最後まで頑張って走ってくれました。
気性的に成長してくれるのが一番だけど、それは簡単には改善しないだろうから、
今後1200mを使うならブリンカーを付ける等の工夫が欲しいですね。
この後は、一旦、空港牧場へ放牧した上で、次走を検討されることになるようです。