G1の出資馬確定

G1サラブレッドクラブの結果通知が届いて、新たな出資馬2頭が確定しました。
希望通り、第一と第二希望で2頭当選でした。


(2頭希望、金額制限無し)
第一 グレースランドの10  父ディープインパクト 栗東松田博資厩舎 ○当選
第二 キープクワイエットの10  父チチカステナンゴ 美浦戸田博文厩舎 ○当選
第三 ニライカナイの10  父マンハッタンカフェ 美浦二ノ宮敬宇厩舎 −無効


グレースランドの10は、今回の募集馬の中で一番良く見えた馬。
クラブ発足初年度に3頭出資して実績があったので、とにかく一番良く見える馬を申し込むのが今年の方針でした。
当初は社台の方で牡馬のレクレドールの10を申し込んだため、牝馬のノーブルステラの10も候補だったのですが、
ツアー時から飛節の折れが深すぎる点が割引材料と感じており、DVDでもクッション性に欠ける印象で……。
結局、素直に考えると、ツアー、カタログ、DVDを通して一番好印象だったのは、グレースランドの10だなと。
同馬も当歳時に白老で見せて頂いており、当時から枝が長く品のある馬体から、楽しみな素材だと思っていました。
現時点では少し小柄ですが、遅生まれであることを考慮すれば、中サイズにはなるでしょう。
奇しくも、社台で出資確定したレクレドールの10とは、いとこ同士になる馬に出資することになりましたが、
この2頭にはこの世代の両輪として活躍してくれることを期待しています。
最後に、いつもの様に周回展示時の口上を紹介。

お馴染みグレースランドが、素晴らしい産駒を生んでくれました。理想的なサイズで、均整のとれた各部の造りは隙がなく、しっかりしていながら抜群の柔らかみを持っております。運動神経の良さも際立ち、軽やかに地面を蹴り上げる走りに、確信に近い手応えを感じております。この感触は兄ドリームパスポートにそっくりで、ステイゴールドにも通じるこの一族の走る姿の様な気がしております。ずばり、大きな仕事をやり遂げてくれそうな一頭だとおもっております。


ちなみに、第一希望の他の候補は、ケイティーズギフトの10と、やや離れてバレエブランの10でした。


一方のキープクワイエットの10は、ツアーでも周回展示でしか見ていません。
でも、印象が悪かったのではなく、今年の早来ファームの展示では気になる馬が多すぎて、
時間的に牝馬の方まで手が回らなかったのです。
そのツアーの周回展示でも、小柄で小走りしながら回っていたことしか記憶にありませんでしたが、
カタログとDVDを見てみると、安い馬の中では動きが目立っており、案外と奥が深いように思えてきました。
第三希望に書いたニライカナイの10とは順番を迷いましたが、最終的には好みの問題でこの順番に。
ただ、同馬に関して一番の心配材料は、小さ過ぎる馬体ですね。
しかし、伸びのある骨格や、親や姉のサイズを見るに、極端に小さいままではないだろうと推測します。
こちらの周回展示のコメントは、こんな感じでした。

コツコツと力をつけながら、5勝をあげた母の3番仔でございます。小ぶりでありながらスナップのきいたバネのある動きができるのが、チチカステナンゴ産駒の特徴の様であり、本馬も例に漏れず滑らかにサイズ以上の大きな動きができます。メリハリのある気性にもこの一族らしさが見られており、経験を積み重ねながら着実にステップアップしていける成長力の確かさを感じますから、息の長いタフな競走馬に育ってくれることでしょう。

(周回展示の動画より切り出したので画質悪いです)
あと、この馬はChrisさんをはじめ、複数のお知り合いとご一緒することになったのも嬉しい限りです。


さて、今年は高馬2頭に出資が決まったので、頭数は控えめにすることになりそうです。
あとはキャロットで1,2頭補充して終了かな。