今週の結果

  • エジステンツァ 12/2(土) 中山6R 3歳以上500万下(ダート1800m) 蛯名正義騎手 12着

パドックの映像では、活気のある周回を見せ、+12kgの馬体もそれほど太いようには感じず。
ほぼ五分のスタートから無理せず中団から。
そのまま中団の外を追走していたが、3角で既に手応え悪く追っ付けられる。
4角では鞍上が激しく無茶追いしたけど反応無く、鞍上の動きとリズムが合わずヨレる場面も。
これでは直線で伸びるわけもなく、そのまま見せ場無く12着と惨敗。
控える競馬を教えようとしている様ですが、あまりうまく行っているとは言い難いです。
結局、平坦小回りコースで、無理してでも先行する競馬が一番合ってる気がするのですが。
パサパサの馬場が合わないとのコメントもあったけど、
今まで時計の速い競馬にも対応できておらず、どういう馬場なら適応できると言うのか。

デビュー戦の馬体重は500kgちょうど。
大型馬だけど仕上がりはまずまず良く、トモの張りも十分あるように見えました。
まずまずのスタートから仕掛けていき、先行馬群の中の5番手ぐらいの位置どり。
道中は馬群の中で少しふわふわした走りで、鞍上が軽く促しながらの追走。
そのままの隊列で勝負所にかかり、直線入り口で外めへ出して追われる。
しかし、じわじわとしか伸びず、大外から追い上げた勝ち馬に抜け出される。
勝ち馬が抜け出した後は、一番外へ出されてもう一伸びを見せて3番手に上がってゴール。


着差も0.3秒差だったし、初戦としては悪くない内容を見せてくれました。
初戦ということで、馬群の中で戸惑いもあった様に見えましたが、これも良い経験ができたと思います。
これぐらい走れれば、そのうちチャンスが回ってくると思います。
あとは戦前から気になっていた息遣いや喉の状態の件ですが。
レース中は問題なかったが、入線後にゴロゴロという音がしたというコメントがありました。
舌を縛って出走していたことも合わせて考えると、はっきりと書かれてないけどDDSPのようですね。
それなら、時間経過でマシになってきている状況とも合致するので理解できます。
以前、検査で軽度の咽頭片麻痺っぽい症状が見られるように書かれていたけど、
そちらは調教に影響ない程度らしいし、DDSPと併発しているんですかね。

好スタートから軽く仕掛けていって、難なく外の3番手を確保。
そのまま揉まれない位置にいて手応えも十分。
直線へ入って満を持して追い出して、まずまずの伸びを見せて抜け出すかと思ったが…。
ゴール前で2頭に差しきられてクビ+クビ差の3着。
ラップを見ると、逃げた2頭がペースを落としすぎて、後続にピタリと付けられたのが痛かったかも。
もうちょっと流れてくれた方が、しぶとさが生きてくるように思えます。
とは言え、復調の兆しは見せてくれたので、次回に期待したいと思います。

この馬としてはマシなスタートから控えて後方から。
向こう正面で早くも仕掛けて上がっていき、一旦は先頭へ出る勢い。
逃げていた馬が促してペースを上げたので、2番手につけて勝負所へ。
まだ手応えもあるように見えたが、4角で突然、鞍上が手綱を引いてブレーキ。
それで集中力を切らしたか、ずるずると後退して盛り返すことなく、1.6秒差の13着に終わった。
手綱を引いた理由は、逃げていた馬が内ラチに接触した反動で外へ膨らんできたためとのこと。
その不利がなければ、どれぐらいの競馬を見せられたのでしょうか?
さすがに強引すぎて結局は同様に惨敗だったような気はしますが…。
どちらにしても転入後全く結果が出せておらず、一度重賞ではなくオープン特別に使ってみても良いかも。
手頃な相手で競馬がしやすいと思うので、自分のリズムを取り戻すのに良いと考えます。