天皇賞へ向けての最終追い切りで左前浅屈腱不全断裂を発症し、競走能力を喪失したとのことです。
故障箇所から命に別状はないと思われますが、復帰は難しいでしょうから引退になると思われます。
せっかく混戦ムードの天皇賞で、この馬にもチャンスがないわけではなかっただけに惜しまれます。
GIIはたくさん勝ちましたが、GIには手が届かず、すごい良血というわけでもなく、
人気種牡馬が200頭以上も種付けをする昨今の情勢を考えれば、
正直、種牡馬となっても道は険しいとは思います。
それでも、早くに海外を含め色々とチャレンジしていれば、
どこかで勲章が得られたのではないかと思われる一頭でもあり、
とにかく種牡馬入りして息長く続けて欲しいものです。
また、この馬にはそれを可能にするバックボーンがあるんじゃないかと思います。
