騎手仕事の合間に帰宅して自宅で観戦していました。
体重はｰ8kg。前走が+10kgだったから絞って仕上げてきた感じでしょうか。
スタート自体はいつもより出た方でクビぐらいの遅れ。
二歩目が遅くて後方からの競馬になるも、鞍上も想定どおりなのか慌てていない様子でした。
一旦は後ろから2番目の位置となったけど、徐々にスピードに乗ってポジションを上げて行く。
残り1000m過ぎから早くも馬群の外を回って中団から前を捉えに行って、4角を回る時にはもう先行集団の直後まで進出。
直線へ入るとすぐに抜群の手応えのまま先頭にたち、追い出されるとあっさり3馬身ほどのリードを築く。
坂上でも後続の追い上げはなく、鞍上も鞭を2発ほど入れて気合いはつけたものの無茶に追わないぐらい。
結果、レースレコードで3馬身半差の圧勝でした。
後の古馬G1勝ち馬が複数でている出世レースを、これ以上ないような勝ちっぷりで制してみせました。
前走が案外な負けでモヤモヤしていましたが、ルヴァンらしい走りを見せてくれて胸がすくような思いです。
後続が馬群の中でごちゃついたとは言え、早めの進出から外々を回って圧勝するのだから、まともに走れば力が違う感じです。
この後は中2週（と2日）でジャパンダートダービーへ向かう予定とのこと。
唯一負けた前走が右回りだったことで右回りに一抹の不安があるけど、直線の長い大井外回りならこなせると思います。
それより、初めてレース間隔を詰めて使うので、その影響の方が心配ですね。
なんとか良い状態で当日を迎えて、ドンフォルティスを下して名実共に世代の頂点に立って欲しいところです。
