今週の結果 (ショコラティエール、6勝目をあげる)

  • ショコラティエール 8/6(金) 大井10R 雲の峰賞(B1)(ダート1400m) 藤田凌騎手 優勝

481kgで-3kg。馬体の張りが抜群で、落ち着きもあって好状態でした。
好スタートを決めてハナも奪えそうだったが、無理せず控えて2列目のイン。
1列目で先行する3頭が引き離して行っても追いかけ過ぎず。
少し離れた4番手から追い上げつつ、4角のコーナーリングで勢いのまま外へ持ち出す。
直線では外から鋭い伸び脚を見せて突き抜け、2馬身半差で快勝した。

ここ2走の苦戦は何だったのかというぐらいの鮮やかな勝利でした。
前2走よりは相手が揃わず少頭数だったとはいえ、持ち時計も一気に詰められました。
状態も上がっていたのと、好位のインでうまく脚が溜められたのが良かったんでしょうね。
この内容ならまだまだ上でも楽しめそうです。

  • シンシアリダーリン 8/8(日) 函館8R 3歳以上1勝C(芝2000m) △秋山稔樹騎手 8着

442kgで増減なし。休む前に増えていた分をキープできて、体は仕上がっていたように思います。
スタートを決めると、他馬は出方を見ている感じで、押し出され気味に前へ。
結局、人気馬が先手を取って、その直後のインにおさまる。
そのまま2列目のインで進めて、直線でバラけたところを外へ持ち出す。
ところが、そこから伸びを欠き、後続に飲み込まれて1.2秒差の8着。
一見、道中の運びは理想的な様でしたが、前半から頭を下げた走りで力んでいましたね。
そのため、思うように脚が溜まらなかった印象でした。
恐らく、休み明けの分と、不慣れな先行する競馬が影響したのではと思います。
1度使われて状態も上向くだろうし、次は本来の差す競馬で見直したいですね。

今週の出走予定

  • ショコラティエール 8/6(金) 大井10R 雲の峰賞(B1)(ダート1400m) 藤田凌騎手
  • シンシアリダーリン 8/8(日) 函館8R 3歳以上1勝C(芝2000m) △秋山稔樹騎手

ショコラティエールは中2週で出走。
B1に昇級後の2戦が時計面で限界を示して頭打ちをうかがわせる内容でした。
それを受けて、他場での出走を模索するような話だったが、結局、大井開催での出走に。
ただ、前2走がA2・B1の混合戦だったのに対し、今回はB1のみなので多少は楽になればと思います。

シンシアリダーリンは3か月弱の休養明け。
初勝利をあげた前走は相手関係にも恵まれたので、昇級戦でまずはクラス慣れからというところ。
あとは休みをはさんで成長があるかどうかですね。
時計のかかる馬場は合うから、函館開催の最終週なのはプラスだと思います。

先週の結果

  • グランパドゥシャ 7/31(土) 函館5R 2歳新馬(芝1200m) 池添謙一騎手 2着

426kgで程よく仕上がっていて、ちょっと気持ちが乗り過ぎているぐらいでした。
1枠からスタートを決め、ダッシュもきかせてハナへ。
勝ち馬がすぐ外を追ってきて、2頭並走のまま3番手以下を離した逃げに。
3角過ぎから勝ち馬がやや前に出て、4角では完全に前に出られて2番手追走。
直線では伸びを欠いて勝ち馬に差を広げられて7馬身差の2着。
今日は勝ち馬のスピードに圧倒されてしまいました。
強い馬に外からプレッシャーを掛け続けられてのでは厳しかったですね。
こちらも良いペースで先行できるところは見せたので悲観する内容ではないと思います。
ただ、道中から何度も頭を上げそうになっていたように気性面の課題は大きそうですね。
また、3着以下はメンバー的に疑問符が付くので、2着という額面ほどは信頼できなさそうです。
気性面を考えると滞在競馬でないと力を発揮できない可能性があり、できれば北海道でもう1戦して欲しいところです。

今週の出走予定

  • グランパドゥシャ 7/31(土) 函館5R 2歳新馬(芝1200m) 池添謙一騎手

今週も2歳馬が1頭デビュー。
先週のトップキャスト同様、1週前までは物足らない調教内容に感じていました。
ところが、今週の調教は時計的には十分動けているように思います。
入厩前に気性面をあれこれ言われていたのは気になりますが、先週に続いて好結果が出ればと思います。

昨日の結果 (フォラステロがフレッシュチャレンジに優勝するも)

  • フォラステロ 7/28(水) 門別7R フレッシュチャレンジ(ダート1000m) 服部茂史騎手 優勝

508kgでサイズの割には仕上がりは良好に見えました。
返し馬から横跳びを見せたりと、かなり怪しい雰囲気でした。
風が強いのかもうもうと砂が舞う中、ゲート入りをごねて後ずさり。
目隠しをされてようやくゲートに入ってくれたけど、この時点で制裁は覚悟。
スタートはそう速くなかったけど、出てから行き脚はついて2番手の外。
そのまま逃げ馬を見る位置で進め、勝負所でも手応えに余裕あり。
手応えどおりに直線で抜け出し楽勝かと見えたが…。
鞭に反応して内へ切れ込んできた後、突如、外へ大きく寄れてしまう。
それでも、そこまでのリードがあったので、1馬身半差で押し切って優勝。

勝ったは良いものの課題ばかり見えた一戦でした。能力はありそうですが…。
終始、物見しっぱなしで、直線も抜け出してソラを使った上に物見して寄れた感じでした。
当然、ゲート入りと直線で寄れた件で制裁を貰ってしまい再試験が必要とのこと。
その上、試験後5走を経ないと他場へ転出できないらしく踏んだり蹴ったりです。
なんとか年内に5走をクリアして欲しいとしか言い様がありません。
越年になると来年4月後半まで開催自体が無くなるから悲惨です。
こういう事もあるから門別でデビューするのは反対なんですよね。
担当者にもたびたび伝えているし、アンケートにも毎回書いているんですがね…。

先週の結果 (トップキャストが逃げ切って新馬勝ち!)

  • トップキャスト 7/25(日) 函館5R 2歳新馬(芝1800m) 団野大成騎手 優勝

デビュー戦の体重は428kg。コンパクトながら馬体に張りはあって好仕上がりでした。
本馬の馬装整備で発走時刻が若干遅れ。リングハミが裏返っていたとのことでした。
まずまずの発馬からダッシュが速く、大外枠からでも無理なくハナへ。
道中は1馬身後方に人気馬が追走してきて澱みない平均ペースに。
3角手前から後続の手綱が動くが、逆にこちらは馬なりで加速して勝負所へ。
4角では2番手との差を4馬身程度に広げ、直線でもその差は詰められず3馬身半差で優勝。

楽にハナへ立てたとはいえ、全く危なげのない圧勝でした。
ペースを落とさない逃げで後続に脚を使わせるという、ダイワメジャー産駒らしい逃げ切りですね。
開催4週目(Aコース最終週)の馬場にしてレコードに0.2秒差だから時計も速いです。
同父の出資馬レシステンシアの阪神JFレコード勝ちを思い起こさせるものがありました。
もっとも、馬体のスケール面ではまだまだで、滞在競馬でないと馬体維持も問題になりそうですが。
それでも、スピードと持続力を見せて、距離もこなしてくれたので、今後が大いに楽しみになりました。

今週の出走予定

  • トップキャスト 7/25(日) 函館5R 2歳新馬(芝1800m) 団野大成騎手

今週は1頭だけ。去年も感じたけど、この時期の2場開催は辛いものがありますね。
使って欲しい未勝利や1勝Cの馬たちが、思うように出走できなくなりそうです。

さて、トップキャストが新馬戦に登場です。
先週までの調教が軽過ぎてどうかと思ったけど、最終追いで態勢は整ったでしょうか。
牝馬だけに最後に強めに追ったのは気になりますが、水準程度には動けていると思います。
ダイワメジャー産駒だから距離も微妙かもですが、初戦なので可能性を信じて見守りたいですね。