今週の結果

今週は土日のJRAでは出走なし。地方の結果のみを。

  • トレイルリッジ 3/27(水) 浦和11R 桜花賞(S1)(ダート1500m) 今野忠成騎手 8着

ゲートの中で左右を向いて落ち着かなかったものの、ゲート自体は五分に出る。
ある程度促しつつ、内へ馬を寄せて行き中団につける。
3角手前から仕掛けて外を追い上げようとするが、位置をあまり押し上げられず。
勝負所を外々回る羽目になって、直線では伸びずばてずで2.4秒差の8着でゴール。

前回がぎりぎりまで我慢する競馬だったから、今回も道中は動かないのと思って見ていました。
ところが、外を回って追い上げて行く形になり、あれでは上位進出は難しいですね。
外枠を引いた時点で、前半死んだふりから直線に賭ける戦法でも良かったように思います。
差す競馬が板についてくれば先々に繋がる可能性もあるだろうし。
次は名古屋の東海クイーンカップにも登録していて、補欠から繰り上がりで選定されています。
東京プリンセス賞も控えているし、レース間隔も詰まっているけど、どの選択を取るでしょうか。

今週の結果 (ロコポルティが伊勢Sに優勝してオープン入り!)

  • ハーエクセレンシー 3/23(土) 中京7R 4歳以上1勝C(牝)(芝1600m) 藤岡佑介騎手 2着

スタートを決めて軽く出して行って外の2番手を確保。
そのまま2番手で折り合って位置をキープして、直線で早めに抜け出しを図る。
残り1ハロン手前で半馬身ほど抜けて最後までジリジリ伸びたが、ゴール前で大外から強襲されてクビ差2着。
勝ったかと思ったところへ一気に差し切られてしまい、惜しい惜しい2着でした。
渋った馬場を考慮してか積極的な競馬をして、前の位置でも折り合えて脚も溜められました。
レース内容は良くなってきているから次の機会では決めてほしいところです。
今回も腹回りは薄目に見えたから、ふっくらした状態で保てるようになれば成績も安定すると思うのですが。

  • ロコポルティ 3/23(土) 中京11R 伊勢S(3勝C)(ダート1900m) 丸山元気騎手 優勝

五分のスタートから若干促しつつ内へ切れ込み、中団の馬群の中へ。
道中は馬群の中でじっと待機し、直線へ向いた時にちょうど外側に進路が開けて外へ。
そこからはぐんぐん伸びて先頭へ迫り、差し切った後は2馬身半突き放して優勝。
管理する西園調教師の700勝目を飾り、オープン入りを決めました。
1900mの距離に対応できるか心配していたところ、こなしたどころか予想外に強い勝ち方をしました。
揉まれ弱いと思っていたのに馬群の中で折り合うし、早い時計もマークして課題を幾つも克服しました。
パドック中継では近走で一番状態が良さそうに見えたのですが、ここまで収穫の多いレースになるとは。
この内容が再現性のあるものであればレース選択の幅も出るし、オープンでも楽しみになります。

  • ラヴォルタ 3/24(日) 中山12R 4歳以上2勝C(芝1200m) ▲小林勝太騎手 9着

スタートで少々出遅れ。挽回して出して行くが、馬群に追いついたところで手綱を引いてしまいブレーキ。
中団の後方での追走になり、直線でもジワジワとは伸びてくるも0.7秒差で9着。
引退レースでしたが前半スムーズに運べず、このレース自体は消化不良の内容でした。
最後は幾らか伸びてきていたので、普通に流れに乗れていたらと思ってしまいます。
ともあれ、無事に最後のレースを終えて繁殖入り(だと思う)を迎えられたのは良かったです。

  • ミラキュラスライト 3/24(日) 中京12R 鈴鹿特別(2勝C)(ダート1400m) 大野拓弥騎手 4着

五分のスタートをきってほぼ馬なりで中団のインの位置。
馬群の内でも頭を上げて外へ頭を振るような場面があり、道中は折り合いをやや欠いていました。
それでも直線では外の馬に馬体を併せてジリジリと脚を使い、最後は少し甘くなったが0.4秒差4着。
今回も折り合いに課題を見せましたが、最後に伸びは見せて久々に好走してくれました。
もたれる面は許容範囲だったと鞍上は言っていますが、外に馬がいなかったら怪しかったように見えました。
能力はこのクラスで通用するので、もっとコントロールができるようになると良いのですが。

今週の出走予定

  • ハーエクセレンシー 3/23(土) 中京7R 4歳以上1勝C(牝)(芝1600m) 藤岡佑介騎手
  • ロコポルティ 3/23(土) 中京11R 伊勢S(3勝C)(ダート1900m) 丸山元気騎手
  • ラヴォルタ 3/24(日) 中山12R 4歳以上2勝C(芝1200m) ▲小林勝太騎手
  • ミラキュラスライト 3/24(日) 中京12R 鈴鹿特別(2勝C)(ダート1400m) 大野拓弥騎手

ハーエクセレンシーは外厩調整をはさんで中7週。
馬体やメンタルをキープするのが難しい馬で成績にムラがあります。
クラス上位の脚は持っているので、状態が良くてスムーズに運べれば現級はクリアできるはずです。

ロコポルティは中4週で出走。
短期間しがらきで調整して帰厩して、どこへ使うのかと思ったら1900m戦でした。
1800mでも長いという話で、小回り1700mが良いとなったところだっただけに良く分かりません。
相手関係は薄めかもしれませんが、この距離だと最後に賭ける形にしないともたないかも。

ラヴォルタは中6週。
6歳牝馬で3月末で繁殖入りとなるため、ここが引退レースです。
中山が合うかは未知数ですが、2勝目をあげた1200mに戻して、最後に悔いのない競馬をと願います。

ミラキュラスライトは3か月半ぶりの競馬。
休養前の前走は初の1400mで進みが悪く位置取りが悪くなり過ぎました。
口向きや折り合いに難しい面はありますが、慣れてきて流れに乗れればもっとやれると思うのですが。

今週の結果

  • サンカルパ 3/16(土) 中京10R 豊橋S(3勝C)(牝)(芝1600m) 三浦皇成騎手 10着

五分のスタートから出たなりの位置で控えて、中団やや後方のインの位置。
そのままの位置で脚を溜めながら進め、直線入り口で外目へ動いて追い出される。
直線で伸びてはいるけど前も同じような脚色で、差を詰めることはできず1.0秒差で10着。
無理のない位置をキープしつつ脚を溜めるという意図する競馬はできました。
今日に関しては展開が向かなかったとしか言い様がありません。
鞍上が言うように、1800mに戻して今日のような競馬ができれば良いとは思います。

  • カンバーランド 3/17(日) 中京1R 3歳未勝利(牝)(ダート1800m) 斎藤新騎手 3着

五分のスタートから出して行ってハナへ。
ペースを落として1馬身弱のリードを保ちつつ逃げて、先頭のまま直線へ。
早めに追い出されて粘っていたが残り1ハロンで捉まってしまい、最後は離されて0.9秒差で3着。
怖がりで他馬の影響を受けて競馬を止めてしまう馬なので、単騎逃げできたことが良かったです。
課題は多すぎますが、ハマる可能性のある戦い方が見えたことで一縷の望みは持てるようになりました。

  • アンデスビエント 3/17(日) 阪神6R 3歳1勝C(ダート1800m) ☆田口貫太騎手 4着

五分のスタートから少し出して行って3番手の外の位置。
道中からやや促しながらの追走で、勝負所でも離され気味になって沈んでしまいそうに見えました。
ところが、馬体を併せた3~6着争いではしぶとく脚を使って、最後に4着に上がってゴール。(0.6秒差)
クラスが上がっても無理なく好位を取れて、最後も手応え以上の脚を見せてくれました。
時計も詰められたし、半年ぶりの復帰戦かつ昇級戦としては十分及第点の内容でした。
慣れてくれば追走も楽になるだろうし、クラスへの目途のつく一戦になったと思います。

  • マグマオーシャン 3/17(日) 中山6R 4歳以上1勝C(芝2000m) 岩田康誠騎手 4着

全然人気は無かったけど、馬体に張りが出て毛ヅヤも良く見せていました。
スタートは五分程度だったが、馬なりで先行していき2番手の外の位置。
前に壁のない位置でしたが折り合い面も問題なく、2番手から先頭へ並びかけながら直線へ。
直線では残り100m手前まで先頭で競るも、ゴール前では外の馬に切れ負けして0.3秒差の4着。
距離が伸びて不安が大きかったですが、予想以上に折り合いもついて対応してくれました。
切れるタイプではないので乗り方に工夫はいるけれど、これなら中距離以上の方が合うかもしれません。

  • ポルトドール 3/17(日) 中京7R 4歳以上1勝C(芝1400m) 斎藤新騎手 4着

五分のスタートから出して行くと、他に内から先行する馬がなかったのもあってハナへ。
無理のないペースで後続に1馬身程度の差をつけて逃げられて、先頭をキープしたまま直線へ。
直線でも残り1ハロン過ぎまでは先頭で粘って、交わされてからもバタッとは止まらず0.4秒差4着。
距離短縮と積極的な競馬で再転入2戦目にして見せ場のある内容のレースができました。
やはり1400mぐらいが一番合いそうですし、外枠引ければ1200mでも面白いかもしれません。
揉まれ弱いのと差して抜け出すとソラを使うので乗り難しそうですが、1勝クラスでも通用の余地はありそうです。

今週の出走予定

  • サンカルパ 3/16(土) 中京10R 豊橋S(3勝C)(牝)(芝1600m) 三浦皇成騎手
  • カンバーランド 3/17(日) 中京1R 3歳未勝利(牝)(ダート1800m) 斎藤新騎手
  • アンデスビエント 3/17(日) 阪神6R 3歳1勝C(ダート1800m) ☆田口貫太騎手
  • マグマオーシャン 3/17(日) 中山6R 4歳以上1勝C(芝2000m) 岩田康誠騎手
  • ポルトドール 3/17(日) 中京7R 4歳以上1勝C(芝1400m) 斎藤新騎手

サンカルパはごく短期の外厩調整を経て中4週。
前走は控える競馬を試みて終いだけ伸ばして5着。ある程度は対応できていました。
1ハロン延長で前の位置を取りつつ同じように脚を溜められるかどうかですね。

カンバーランドは2か月ぶりの出走。
調教は動けているのに、実戦では先行できるものの勝負所で止まるのを繰り返しています。
このままでは3アウトへ一直線なので、まずは最後までしっかり走ってもらいたいものです。

アンデスビエントは約半年ぶり。
前走で初勝利をあげた直後に喉頭エントラップメント発症が判明して手術をしました。
昇級戦で牡馬相手の多頭数と厳しいですが、通用する余地があるところを見せてほしいです。

マグマオーシャンは年明け以来で約2か月ぶり。
前回はスタートから流れに乗れない競馬で大敗。
今回は2000mに延長してきましたが、正直1800mでも長い感もあったので自信ありません。

ポルトドールは再転入初戦から中2週。
手応えのわりに伸びなかったのを受けて1400mに短縮して出走。
園田でも1700mや1870mより1400mの方が成績が良かったし、これで上向けば良いのですが。

先週の結果

このところ多忙だったせいか熱発して1日寝込んでしまった。

  • エピックストーリー 3/10(日) 中山1R 3歳未勝利(牝)(ダート1800m) 岩田康誠騎手 6着

今回も行き脚つかず後方から。道中も位置を押し上げられず。
直線ではジワジワ追い上げて6着まできたが、勝ち馬とは2.5秒も水をあけられた。
緩いせいか先行できず、最後も脚は使っているけど決定的な決め手はないという現状。
このままだと掲示板に載るかどうかのあたりを繰り返すことになりそうです。
中山より東京向きだろうけど、距離の長い2100mだと牝馬限定戦は組まれていないし…。

  • フォートボヤール 3/10(日) 中山2R 3歳未勝利(ダート1200m) 北村宏司騎手 2着

頭を上げたところでスタートになり出負け。
芝ダートの切れ目でバランスを崩しながらも挽回していって3番手の外につける。
直線ではジリジリ伸びてはいたが、2番手から抜け出した勝ち馬には6馬身離されて2着。
好位で気負いながらも前2走よりはコントロールできていました。
今回は完敗だったけど、この調子で競馬を覚えてくれば順番が回ってきても良さそうです。

  • ポルカリズム 3/10(日) 中山9R 房総特別(2勝C)(牝)(芝1800m) 武藤雅騎手 4着

五分のスタートから軽く促して3列目のインの位置につける。
前半は気負い気味の追走になり、折り合いをつけている内に1列位置を下げる。
4角でも馬群が密集して追い上げられなかったが、直線では内から3頭目で前がぽっかり開く。
開いたスペースをジワジワと伸びてきたものの、外からの馬たちの伸びが良く0.5秒差4着。
昇級戦としては及第点の内容ではあります。
もう一伸びを欠いたのは馬場の内外の差と、前半の折り合いの問題でしょうか。

今週の出走予定

  • エピックストーリー 3/9(土) 中山1R 3歳未勝利(牝)(ダート1800m) 岩田康誠騎手
  • フォートボヤール 3/9(土) 中山2R 3歳未勝利(ダート1200m) 北村宏司騎手
  • ポルカリズム 3/9(土) 中山9R 房総特別(2勝C)(牝)(芝1800m) 武藤雅騎手

エピックストーリーは2か月ぶりの出走で、今回がデビュー2戦目。
デビュー戦は5着といえど大きく離されていたので、上位争いをするにはだいぶ進歩が必要です。
前走は出遅れて砂を被って流れに乗れなかったから、まずはスタートからスムーズにレースできるかですね。

フォートボヤールは約3か月ぶり。
スピードはありそうなのですが、コントロールが効かない面があり最後まで力が残せない印象です。
今回はリングビット装着と工夫してくるようだし、ゴールまでしっかり走れるようになればと思います。

ポルカリズムは半年ぶりだった前走で勝利して、そこから中2週で出走。
前走は案外と辛勝でしたが、ぎりぎりまで抜け出すのを我慢した結果とのことでした。
ポテンシャルはこのクラスでも十分通用すると思うので、牝馬限定戦なら引き続き楽しみです。