一口馬主の税務問題について水上学氏の見解

水上学氏が自己のblogで、この問題について書いておられます。
一応の税務処理上の解決策(と、言えるのか?)も示されていますが、
要は国税と調整して適当な妥協点を見出せということでしょうか。
従来の枠にあてはめない税務処理って案というより妄想に近いような...。
実際に妥協点を模索すると、ファンドとしての形態を重視する国税案寄りか、
実質は馬主であるとして実態を重視する課税にするかどちらかになりそうに思います。
それでも、仙人の様に雲の上から問題点を指摘して煽るだけの野元コラムよりはマシでしょうか。
もっとも、

第一、今回の国税案は、社台の「出た杭」を打つことが目的なのは明白なのだから、もともと多数のクラブ会員には、あまり被害の出るものではない。

こんな認識されておられるのでは、そもそも現状認識が甘いと言わざるを得ないです。
前半はほぼ正しいでしょうけど、後半は大間違い。
多数口クラブで年一口だけのような、元からローリスク・ローリターンでやっている方には確かに影響は少ないでしょうけど、
社台以外のクラブでも年に複数口出資されている方なら十分影響大になりますよ。
野元コラムを読んだときにも感じたけど、結局、自分で出資していない人には実感できないんだろうな。