4/26-27牧場見学 2歳馬

26日と27日、北海道へ牧場見学に行ってきました。
まずは見てきた2歳出資馬について。順番は見てきた順。
毎度のことですが、体重の下一桁はメモの取り間違いがあるかも。

オーロラポラリス、父メイショウサムソン、母オーロラナイト)

近況という意味では一番収穫のあったのがこの馬。
左前種子骨に熱感を持って、昨年11月中旬ぐらいから3月まで乗り運動を休んでいました。
乗ってない期間が長かった上に大型馬なので不安を抱いていたのですが、
乗り出してからは順調なようで、既に坂路で16-17秒程度のところを乗っているとのこと。
スタッフの方も「軌道に乗ってきた感じ」とのことで、以降ずっと順調なら秋移動は普通に有り得るようです。
見た目にも、乗り出して1ヶ月かそこらにしては締まっているように感じました。
536kgというデカさですから油断はできないでしょうが、予想以上の進展にまずは安堵しました。

キャラック(、父クロフネ、母マチカネベニツバキ)

サンデーTCの地方所属馬です。
坂路で16-15秒ぐらいのところを乗られており順調そのものとのこと。
地方所属なので、まだ具体的ではないものの、夏場の門別で下ろすことが目標のようです。
馬体も背が伸びてボリュームも出て473kgまで増やしていました。
順調ならこの馬が2歳出資馬の先陣となりそうです。

グレアチャネル(、父ゼンノロブロイ、母グレースランド)

ここから2頭は追分Fリリーバレーで見学。
見た目の面で良化度が大きかった1頭です。
小さくてボリュームがない印象だった馬が、440kg台まで成長して二回りぐらい幅がでた感じ。
骨格自体は小柄なので、これ以上どんどん大きくなるということはないでしょうが、
この一族の牝馬としては普通のサイズになってきたと思います。
調教も16秒ペースぐらいまでは進んできていて順調な様子。
まだ緩さも残るようですから、秋目標にじっくり進めていくようです。

ルートヴィヒコード(、父ディープインパクト、母リトルハーモニー)

元々雰囲気のある馬だったのが、馬体が成長して厚みが出て迫力がありました。
募集時にはトモが薄いとか言われていたように思いますが、線の細さは払拭されたと思います。
その見た目どおり体重は498kgまで増やしていました。
調教は坂路で15-15をやるところまで進めている模様。
それでも、夏にという予定は出ていないので、普通に秋目標のようでした。
まぁ、まだ腹周りにはだいぶ余裕があるので、そう急くこともないでしょう。

エバーハーモニー(、父キングカメハメハ、母リトルアマポーラ)

残る2頭は社台ファームで育成中。
こちらは470kgと中サイズの馬体で良くまとまっている感じ。
叔父にあたるルートヴィヒコードと比べると、迫力という点では見劣りますね。
まだ少し子供っぽい体つきで、もう一回りボリュームが出ればと思います。
既に直線コースで週2回15-15も乗られているということ。
一昨年ぐらいまでなら、社台Fのダートコースで15-15とくれば相当進んでいる感じでしたが、
今はこれでもまだ仕上げに掛かっているという感じではなく、じっくり秋が目標という話でした。
現状でもまずまず評価されているようなので、ひと夏越した姿を楽しみに待ちたいと思います。

エイプリルキッス(、父ジャングルポケット、母エイプリルヒロイン)

この馬は11月の牧場見学後に買い足した1頭です。
馬体の小ささが嫌われていたのだと思いますが、ここにきて460kgまで成長。
牝馬ですから、もう小さい馬というくくりで語るサイズではないですね。
骨格自体はそう大きなタイプではないので、肉付きが良くなっている証拠でしょう。
まだメリハリに欠く馬体には見えましたが、サイズの不安がなくなって鍛えていき易いでしょう。
調教も週1回は15秒ペースに伸ばして行われているようです。
こちらも秋目標みたいなので、夏場に乗り込んだ成果でさらなる良化を期待します。