- フォートボヤール 6/29(土) 函館2R 3歳未勝利(ダート1000m) ▲高杉吏麒騎手 優勝
492kgで+2kg。落ち着きはあって出来もキープ。踏み込みは浅め。
ここ2戦良くなかったスタートで五分に出ることができ、そのまま出して行って先行争いへ。
外から人気馬も競ってきたが譲らずに行ききって、手応えを残したまま直線へ。
直線入り口で2番手の人気馬を引き離して勝負を決め、そのまま4馬身差で初勝利。
今回はとにかくスタートを決められたのが大きかったです。
1000m戦で3kg減量でもあったので、競られても日和らず行ききったのも好プレーでした。
スタートさえ安定すれば、ダート1000m戦は合っていそうで上でも期待が持てそうです。
- ラッジオ 6/29(土) 福島10R 松島特別(2勝C)(牝)(芝1800m) 津村明秀騎手 6着
470kgで+6kg。半年ぶりでも仕上がりは良く、気合いの乗った周回を見せていました。
まずまずのスタートからじわっと出て行って、逃げた馬の後ろの2列目の位置。
前が飛ばして逃げたので道中は離れた2列目になり、インで折り合いに専念。
ただ、斜め前を勝ち馬に押さえられて外へ出す道は塞がれていました。
直線では勝ち馬の内を狙うか外へ狙うか逡巡する場面もあって、結局外へ持ち出す。
そこからはもう一つ伸びきれず後続に差されて0.4秒差6着。
着差はそう負けていないだけに勿体ない内容でした。
勝負所までに勝ち馬のやや前へ出られていれば、4角で勢いのままに外へ出られたと思うのですが。
鞍上からはダートの方が良いかもとの進言があったそうですが、個人的には的外れに思います。
- ミナデオロ 6/30(日) 福島11R ラジオNIKKEI賞(G3)(芝1800m) 西塚洸二騎手 10着
494kgで+8kg。馬っぷりは目立っていたけど、前回までより気が入り過ぎな印象でした。
スタートで微妙に遅れて、出た後も外から挟まれてしまう。
それでも引かずに出して行って3番手の外へつけるが、前半はやや力んだ追走に見えました。
勝負所からは逃げた馬をつかまえに動いたものの、4角では劣勢になって並びかけられず。
そのまま直線でのもう一伸びは見られず1.4秒差の10着に沈んだ。
開幕週で例年内枠が有利になるレースですが、外枠引いて出負けした時点で厳しかったです。
先行させたのは悪くないと思うのですが、ペースも上がって結果的に展開も向きませんでした。
ハンデも実績のわりに少し見込まれていたし、今回は色々恵まれませんでしたね。
まだ3勝クラスから出直せるので、まずは自己条件でじっくり力をつけてほしいところです。