今週の結果 (ヴェルトライゼンデの大阪杯は9着と結果出ず)

  • ミラキュラスライト 4/1(土) 中山9R 千葉日報杯(2勝C)(ダート1800m) 横山武史騎手 3着

490kgで+8kg。休み明けでも仕上がりは良かったと思います。
外枠からまずまずのスタートをきり、出たなりで最初は少し力みながら先行。
1角で馬の後ろに入れることはできて、2列目の5番手ぐらいにつける。
道中は馬の後ろで折り合えて、4角では良い手応えのまま大外へ持ち出す。
直線では外から着実に伸びはしたものの、突き抜けるほどではなく0.3秒差の3着まで。
道中がスローだったので、4角で外を回した上で直線だけで差し切るには至りませんでした。
それでも、この馬としては折り合いの面で向上が見られたし、内容は悪くなかったと思います。
次開催の東京へ続戦できるようなら、1600mで走るところを見てみたいですね。

  • スマラグドス 4/2(日) 阪神5R 3歳1勝C(芝1600m) 松山弘平騎手 8着

現地観戦。456kgでー12kg。数字ほど細く見えるわけではないけど平凡な気配に映りました。
スタートはポーンと飛び出したけど、控える気だったのか抑えるとずるずる後方まで下がる。
道中は縦長の馬群になる中で後ろから2番手を追走。
勝負所からじわじわ追い上げて、直線では大外からじりじりとだけ伸びて1.2秒差8着。
馬場入場あたりからテンションが上がっている様子で、追走時もクビを振るなど挙動が怪しかったです。
見た目が極端に悪かったのではないものの、体重減といい状態に問題があったのかもしれません。
それとは別に、マイルのペースでは後方からの追走になっていたし、距離適性にも疑問が残りました。
中距離だと前付けはできていたので、この内容だとそのアドバンテージを無くしただけの印象です。
ダートを試してみるか、芝なら中距離に戻した方が良さそうに思います。

現地観戦。448kgで+2kg。人気薄でも人気上位の馬たちと遜色なく見え、出来は良さそうでした。
ゲートはだいたい五分に出て、スタート後の芝の間は一塊の馬群の後列に付ける。
意識的に控える競馬を試すとの話どおり、ダートへ入ると控えて後方からの競馬に。
だいぶ位置を下げていたが、ペースは流れており、勝負所から徐々に差をつめていく。
直線では外からまずまずの伸びを見せて、先に抜け出した勝ち馬には離されたが2着にあがってゴール。
3馬身半差では大きなことは言えないけれど、やりたい競馬はできてそれなりに結果も出ました。
今日は前がやり合う形になって展開もマッチしましたね。
もう少し位置をキープした形で差してこられれば安定して上位争いができそうです。

現地観戦。498kgで-2kg。JCの時の研ぎ澄まされた感じには及ばないが、良い仕上がりに見えました。
スタートは五分に出るも、出てからが他より遅くて先行できず。
やや外へ出しながら中団の位置を確保する。
中盤から淀みなく流れて、勝負所から徐々に差を詰めながら直線へ。
直線では外へ出して追われるが、目立った伸びはなく流れ込んだ形で0.7秒差9着に終わった。
正直なところ、あまり内容のないレースになってしまいましたね。
淀みないペースを中途半端な位置から追い上げる形になり、追走で脚をすり減らしてしまったのは確かですが。
単純に右回りだと左回りほどのパフォーマンスは出せないのか。
道中のペースがスロー寄りでないとダメなのか。
パンパンの馬場で2000mの時計勝負は厳しいのか。(でも、鳴尾記念では対応できていたし……)
良馬場では馬群の外から追い上げる形だと結果が悪いから、コーナーで追い上げる形が合わないのか。
敗因ははっきりしないけれど、上に挙げたような理由の複合だと思います。
左回りにこだわると使い所が全くないですが、馬場が渋れば右回りでも相対的に勝負になるとは思います。
その意味でも、梅雨時期で馬場悪化しがちな宝塚記念へ向かうのが一番無難な気はします。