先週の結果 (メリオーレムがエリカ賞に優勝!ラヴォルタも久々の2勝目!)

  • ドゥヴァンスマン 12/9(土) 中京8R 3歳以上1勝C(芝2000m) H.ドイル騎手 6着

488kgで+14kg。デビュー以来で最高体重だったけど、張りがあってこれぐらいの方が良いかも。
五分のスタートからダッシュは鈍かったが、じわじわ出して行ってインの3列目。
そのままの位置で勝負所にかかるも、4角で直前の馬の手応えが悪くて位置を上げられず。
直線では馬群の間を捌いて伸びてきたものの、いつも通りジリっぽくて0.2秒差の6着どまり。
内めをロスなく走れたのもあって1勝クラスでも小差の競馬ができました。
ただ、未勝利馬なので勝たないと意味がないのは辛い立場です。

  • ピュアブラッド 12/9(土) 中山8R 3歳以上1勝C(ダート1800m) T.マーカンド騎手 9着 

492kgでー2kg。出来はキープできていたと思います。
スタートは頭一つ遅いぐらいだったけど、すぐ出して行って先行集団の後ろで5番手の位置。
ゲート内で暴れて外枠発走になった馬に道中ずっと外から蓋をされる形に。
動きたい時に動けず、4角でようやく外に出せたと思ったら捲ってきた馬に被せられてしまう。
直線入り口で捲りきられると、後は伸びずばてずという感じで1.1秒差の9着に終わった。
気性的に揉まれ弱く被せられるのを嫌うので、特に外枠発走になった馬が邪魔でした。
ごちゃつきやすい中山もあまり合わない感じもしますね。

現地観戦。482kgで+2kg。馬体の張りがさらに良くなった印象で好状態でした。
まずまずのスタートから先行するも、外から2頭が出して行ったので控えて2列目の外。
ペースは流れて2列目までの4頭が先行し、後続は少し離れた位置になって馬群が2つに分かれる。
4角からは2列目から前をうかがいながら直線へ。
直線では2番手から抜け出した馬を着実に追い上げていき、最後は差し切って半馬身差で優勝。
内枠で包まれるのを恐れていましたが、縦長の馬群になってくれたおかげで杞憂に終わりました。
2着馬はしぶとかったですが、それさえ差せれば勝てるという運びで危なげないレースでした。
香港と行ったり来たりしてまで乗ってくれた川田騎手も上手に導いてくれて感謝しています。
この時期に2勝目をあげられて、これでクラシック路線に向かっていけるので今後が楽しみです。

  • ラヴォルタ 12/9(土) 中京12R 3歳以上1勝C(芝1200m) 丸山元気騎手 優勝

500kgで増減なし。馬体の見た目は良く、もっと走れて良いのになぁといつも思わせます。
好スタートを切るが内の2頭が先行する中、2列目のインに控えて脚を溜める。
4角でもインにこだわって動かず脚を溜め、2列目の位置のまま直線へ。
直線ではやや外に持ち出して、坂上からは勢いよく伸びて抜け出し1馬身差で優勝。
今までとは違う脚を溜める競馬で、3歳1月の新馬勝ち以来の2勝目をあげました。
前走で1400mを使い溜める競馬を経験したことが、今回に繋がったように思います。
内枠を引いて内々を立ち回れたのも良かったと思います。
この走りなら2勝クラスでも通用の余地はありそうで、残り少ない出走機会に期待したいです。

  • ラッジオ 12/10(日) 中山9R チバテレ杯(2勝C)(牝)(芝2000m) 津村明秀騎手 6着

464kgでー4kg。体つきは良く見せるも、終始、鶴首で気合いは乗り過ぎている感がありました。
スタートは五分に出たが、距離を考えてなのか出しては行かず馬なりで中団から。
そのおかげで道中の折り合いは存外ついて、勝負所では外から進出していき2列目へ。
しかし、直線ではもう一伸びがなく、後ろの組に差されてしまい0.4秒差で6着。
展開からすると結果的にはもうワンテンポ追い出しを待っても良かった感じでした。
ただ、同じような競馬をした2着馬とは脚色に差が出たあたり、1ハロン長い可能性も感じました。
慣れてくればこなせる範囲でも、1800mがベストなのでしょうか。

  • セブンサミット 12/10(日) 中京10R 名古屋日刊スポーツ杯(2勝C)(芝2000m) H.ドイル騎手 5着

512kgでー6kg。大型馬にしてはすっきり見せすぎる印象は受けました。
スタート後のダッシュは鈍かったが、鞍上がやや強引に押して行って2番手を確保。
道中からコーナーでは外に膨らみ気味で手応えもいまいち。
直線では伸びてはいるものの、精々前と同じ程度の脚色で差を詰められず0.6秒差で5着。
正直、期待外れな内容で、外の番手から運ぶような急かす競馬は向いていないのかも。
飛びが大きくピッチがあまり上がらないので、前めで競馬したくなるのは理解できるのですが。
結局、ワンターンの1800mで出たなりの位置で脚を溜めて展開待ちする方が良いのでしょうか。

452kgでー4kg。馬の仕上がりは悪くないのだけど、周囲との比較では目立ちませんでした。
スタートで半馬身ほど遅れ、流れに乗れず馬群の後方を追走。
位置を上げて行くことはできず、直線でも伸びずバテずで後方のまま2.6秒差の17着。
新馬勝ちからいきなりのG1挑戦でしたが、バテた初芝の馬に先着できただけでした。
でも、新馬からして不良馬場でしたから、良馬場のG1でこの結果は予想したとおりでした。
せめてスタートを五分に出て馬群の中で競馬できれば、もっと良い経験になったでしょうが。
血統からはダートの方が良さそうなので、近い将来にダートで使うことになりそうですかね。

  • ポルトドール 12/12(火) 園田9R C1(ダート1400m) 下原理騎手 優勝

470kgでー2kg。仕事でリアルタイムでは見られなかったため状態は不明。
最内枠からスタートは良かったが、外の馬を前にやって2列目のインに控える。
道中はインで手応え良く進め、4角では強引に間を割って先頭に並びかける。
直線ではそのままの勢いで抜け出し、1馬身3/4の差をつけて優勝。
揉まれる競馬でどうなるかと思いましたが、好位のインで意外と無理なく脚を溜められました。
早めに抜け出すとソラを使う馬ですが、直線で好位差しする形で最後まで気を抜かずに走れました。
1400mの距離ならこういう形でも競馬ができるんですね。
これで3歳の内に園田で2勝目をあげられたのでJRAへ復帰になりそうです。