今週の結果 (ピースオブエイトがリステッド制覇!ハーツコンチェルトが青葉賞2着)

  • ハーツコンチェルト 4/29(土) 東京11R 青葉賞(G2)(芝2400m) 松山弘平騎手 2着

498kgでー10kg。前走が休み明けで増えていた分が絞れ、仕上がりは良好に見えました。
それでいてテンションも適度な気合い乗りに程度で、デビュー以来で一番の出来だったと思います。
スタートは五分に出たが、あまり出して行かないでいると、進んで行かず中団の後方から。
道中は馬群の中で勝ち馬の隣に待機し、直線では馬群の間を狙って追い出される。
窮屈になるかと思われたが、案外すぐに進路は開けたので、一気に強く追われて伸びる。
一旦は完全に馬群から抜け出したが、外から伸びてきた勝ち馬にゴール前で交わされて半馬身差で2着。

状態が上がったからか、左回りがなのか、距離延長が良かったのか、とにかく巻き返してくれました。
この内容だと勝ちたかったというのが本音ですが、それでも2着でダービーの出走権を獲ってくれました。
今まで好走時は大外回していたところ、馬群の中からの競馬ができたのも今後に向けてプラスです。
皐月賞組や今回の勝ち馬など強い馬が多いですが、まずは本番に良い状態で臨めることを願います。

  • インテグリフォリア 4/30(日) 東京8R 4歳以上2勝C(芝1600m) 北村宏司騎手 3着

474kgで+4kg。昇級戦でしたが状態の良さが目につき、このメンバーでも見劣りしませんでした。
スタートを決めて2列目の3番手につける。
道中は前2頭が離して逃げて、こちらは3番手で折り合いに専念。
勝負所で差をつめて良い手応えで直線へ向いたが、前2頭との差を詰められずかえって水をあけられる。
ゴール前では少し差を縮めたものの0.4秒差で3着のまま。
後続の追い上げを凌ぎきったのは評価できるし、昇級戦の内容としては悪くありません。
ただ、今回は相手関係に恵まれていたため、この一戦のみでクラスに目途がついたかは微妙かも。
それでも、現級突破の可能性は感じさせてくれたので、次戦以降に期待したいと思います。

  • トップキャスト 4/30(日) 新潟10R 邁進特別(2勝C)(芝1000m) 永島まなみ騎手 9着

448kgで+14kg。増えていたけどまだ細く見えるぐらいでした。
ゲート入りをごねる馬がいて、その間にトップキャストの隣枠の馬が放馬して競走除外に。
しきり直してのスタートでは、隣の枠が空いた分、そちらへ斜めへ飛び出してロス。
立て直してダッシュをきかせて2番手へつける。
しかし、後続の馬が迫ってくると徐々に後退してしまい1.2秒差の9着。
できれば外ラチ沿いを取りたかったけど、枠順とスタートのロスで2番手まででした。
また、レース後コメントからすると、他馬が周囲にくると気にして加減していたとのこと。
やはりごちゃつく競馬はだめみたいなので、直線競馬への適性もあまりないかもしれません。

434kgでー2kg。さらに馬体が減ってやや細く見え、他馬との比較でも迫力不足でした。
スタートは五分に出られたが、外の馬が速くて2列目からの競馬に。
キックバックを食らっても、今までよりは追走できていたものの手応えは今一つ。
直線へ向いた頃には余力なく、伸びを欠いて2.7秒差の10着。
元々キックバックを嫌うので、馬群の中で揉まれて気力が削られてしまった印象でした。
結果的にはペースも速かったから、中京の1勝Cでやったように控える競馬でも良かったかも。
揉まれにくい位置を取り易くなるように距離延長を試して欲しいです。

  • ピースオブエイト 4/30(日) 新潟11R 谷川岳S(L)(芝1600m) 吉田隼人騎手 優勝

466kgでー12kg。前回は馬体のラインがぼやけて見えたのが、引き締まって良くなっていました。
好スタートから仕掛けて行くと自然とハナへ。
一瞬、外から絡んでこられそうだったが、先頭を譲らない構えを見せると隊列が決まる。
そのまま先頭で淡々と逃げて、直線で早めに後続を引き離しにかかる。
2、3馬身に差を広げると、そのままゴールまで詰められることなく2馬身半差で逃げ切り勝ち。

リステッドを制覇して無事に収得賞金を加算することができました。
オープン馬としては底辺近くの賞金しか持っていなかったから、この賞金加算は大きいです。
これでまた重賞へチャレンジしていけると思うので、サマーマイルあたりで見てみたいです。
状態が上がっていたことと、比較的すんなりと逃げられたのが勝因でしょうか。
ただ、逃げるのは予想外で、陣営もそのつもりではなかったようです。
今回着用したチークピーシーズが効き過ぎたとのコメントがありました。
それだと、次回は着用すべきか迷うことになるでしょうね。