今週の出走予定

  • ロコポルティ 6/19(土) 阪神7R 3歳以上1勝C(ダート1400m) 和田竜二騎手
  • セルヴァン 6/19(土) 東京8R 3歳以上1勝C(芝2400m) ▲原優介騎手
  • カトルショセット 6/19(土) 東京12R 3歳以上1勝C(芝1400m) ◇藤田菜七子騎手 
  • ピュアブラッド 6/20(日) 東京4R 3歳未勝利(ダート2100m) 団野大成騎手

ロコポルティは2か月半ぶりの出走。
昇級戦だった前走で位置を取れなかったので、今回は1400mに距離延長。
以前に1400mを使った時は太め残りだったし、適性を量る一戦になりそうですね。

セルヴァンは休み明けを叩いて中1週。
前走は相手が楽だったのもあったけど、僅差2着と目処のつくレースでした。
先行馬が少ない組み合わせなので、減量騎手起用でどう乗られるか注目です。

カトルショセットは天栄での調整をはさんで中7週。
前回は馬場悪化が敗因に挙がりましたが、1200mの距離も合っていない気がしています。
今回は1400mに戻し巻き返しを図るものの、いっそ中距離でも良いのにと思ってしまいます。
女性騎手起用で斤量がかなり軽くなったから、そのあたりで前進が見込めるかもしれませんが。

ピュアブラッドは3か月ぶり。中間に去勢手術を受けました。
ダートの長い距離は一度使ってみて欲しいと思っていた条件です。
どんぐりの背比べなメンバー構成なので、去勢の効果があればと少し期待してしまいます。

先週の結果

  • アンティシペイト 6/12(土) 東京11R ジューンS(3勝C)(芝2400m) 三浦皇成騎手 2着

496kgで増減なし。間隔は開いたけど仕上がりはまずまず良さそうでした。
スタートは微妙に遅れ気味ぐらいのところ、直後に外から寄られてしまい先行はできず。
1角までにじわっと出して行って4番手の外につける。
前半はスローに流れて4番手をキープし、4角手前から外を上がっていって直線入り口で先頭に並ぶ。
残り2ハロンから追い出され、当初は脚色が勝っているように見えたが、交わし切れず叩き合いに。
ゴール前では伸び負けをしてクビほど前に出られて2着に終わった。
斤量差が1kgあった点と、さっと番手につけた相手の鞍上の好プレーに阻まれた感じです。
しぶとく伸びてはいるのですが、切れ味に乏しくなかなかオープン入りできませんね。
この後は適鞍もないので一旦放牧となりました。
夏の間は新潟の2200mが1鞍あるぐらいで、あとは芝2600mのオープンへ格上挑戦するぐらいですかね。

534kgで+2kg。間隔は開いたけど体つきは悪くなく、のんびり周回しているのもいつも通り。
内枠から好スタートをきるも、無理せず控えて中団馬群の内を追走。
直線で馬群がばらけると、最内をついて良い脚を見せ、3番手争いに加わってくる。
そのままゴールまでじわじわと伸びて2着馬に並んだところでゴール。
勝った馬には0.5秒差をつけられたけど、2着馬にはハナ差の3着と健闘しました。
当日に雨が降って稍重になってしまって心配したけど、これぐらいなら走れるようですね。
ロスなく走れたのが良かったにしても、久々に1分11秒台で走れたしよく頑張っています。
権利も取れたので、この後はもう1戦する模様。
暑さに弱い馬なので不安はありますが、夏休み前に好結果を期待したいですね。

先週の結果 (カーディナルが5戦目で初勝利!)

  • セルヴァン 6/5(土) 東京9R 稲城特別(1勝C)(芝2400m) 横山和生騎手 2着

464kgで-8kg。もっとボリュームが出て欲しいけれど、仕上がり自体は良さそうでした。
スタートはだいたい五分に出て、軽く促されると1角で4番手の外の位置を取る。
2角までに自然と2番手へ上がり、逃げた馬の後ろに入る。
3角手前から外を上がっていく馬がいたが、そのまま2列目のインで待機。
直線入り口で馬群が馬場の悪い内を避けて外めへ動くと、その隙をついて内から追い上げる。
じわじわと伸びを見せ逃げた馬に追いすがり、ゴール前で馬体が併さるとクビほど競り勝つ。
しかし、その間に外から勢いよく伸びてきた勝ち馬に抜け出されて0.1秒差の2着でした。
相手に恵まれた感はありましたが、それでも僅差2着でクラスに目途はつけてくれました。
切れる脚には欠けるけど、しぶとく長く脚は使えるので、やはり長い距離は合いそうです。
この後は、状態に問題なければもう1戦してくれそうです。

  • カーディナル 6/6(日) 東京4R 3歳未勝利(芝2400m) 川田将雅騎手 優勝

490kgでー2kg。微減でしたが、前回よりはるかに引き締まって見えました。
まずまずの好スタートを決めて、抑えるのに苦労するぐらいの行きっぷりで2番手へ。
逃げた馬の後ろの位置に入り、2角までに折り合いをつける。
道中は2列目のインを追走し、3角手前から2着馬が外を上がっていっても動かず待機。
直線入り口でばらけると外へ持ち出して先頭に並びかけていく。
持ったままで先頭に並び、残り300m付近から追い出されると楽々抜け出す。
目一杯には追われていないのにゴール前では3馬身半差をつけて快勝した。
今まで勝ち切れなかったのが不思議なぐらい鮮やかな勝ちっぷりを見せました。
相手関係や条件も合ったのでしょうが、時計も未勝利戦としては速く一皮剝けた印象です。
単なる1勝目として以上に、この先に期待がもてる勝利と言えそうです。
芝の長い距離は1勝クラスの特別から手当もついてお得だし、息長く活躍して欲しいですね。

今週の出走予定

  • セルヴァン 6/5(土) 東京9R 稲城特別(1勝C)(芝2400m) 横山和生騎手 
  • カーディナル 6/6(日) 東京4R 3歳未勝利(芝2400m) 川田将雅騎手

セルヴァンは山元トレセンでの調整を挟んで2か月ぶりの出走。
前走は9着と振るわなかったですが、馬場が荒れ過ぎて難しい競馬でした。
今回も金曜に雨が降りそうだけど、あそこまでは悪化しないと思います。
古馬との斤量差もあるので、ここは積極的な競馬でクラスに目途を付けて欲しいです。

カーディナルは中6週。中間は天栄に出されていました。
デビューから2着3着3着2着と安定しているものの勝ち切れず。
東京コースで上がりが速くなると、また何かに差されてという場面は想定されますが……
地力と実績は上位と思うので、なんとかまずは1勝をと願います。

今週の結果

460kgで+2kg。毛ヅヤ等は良く見えたが、少々気合が乗り過ぎな感じでした。
今回は五分に出て、控えて前とは離れた4番手を追走。
勝負所へかかっても差を詰めていけず離れた4番手のまま。
最後は3着馬にジリジリ迫ったが、それにも届かず2.2秒差の4着でした。
上位2頭は明らかに格上だから仕方ないにしても、3着は確保して欲しいところでした。
ただ、水が浮く馬場になって、それが合わなかったとのコメントが出ていました。
今後は芝も試してみたいと盛岡遠征も視野に入れるそうです。
とにかく、まだ1つも勝ててないから、何でも良いから1勝目をあげて欲しいのが本音です。

452kgで-16kg。輸送減りしてしまい、体のラインもギリギリといった印象でした。
スタートはまずまず出たけど控えて後方から。
道中は後方で折り合いに専念。
直線で大外に出されて良い伸び脚をみせたものの、1列前にいた馬達に及ばずクビ・頭差の3着。
最速の上がり時計はマークしてタイム差無しだし惜しい競馬でした。
あとちょっとの位置どり、コースどりの差なんですけどねぇ。
何回か試行すれば勝機は来ると思いますが、体重減もあったので休養でしょうね。
また、先々を考えると、マイルか1800で折り合いを覚えさせないと進歩がない気はします。

  • アルディテッツァ 5/30(日) 中京8R 4歳以上2勝C(芝1400m) 鮫島克駿騎手 4着

514kgで+4kg。悪い仕上がりではないが、若干余裕があるように思いました。
ゲートは五分に出て、仕掛けて先行争いに加わる。
一歩引いて2列めのインの3番手を追走。
直線では先行した2頭の外へ出されるが、追われてからしばらくフラフラと蛇行。
外から後続が迫ると持ち直し、ジリジリと脚を使って0.3秒差の4着でゴール。
フラついたのが勿体なかったけど、初の距離でもまずまずのレースを見せてくれました。
1400でも先行争いについて行けたし、ゴール前で一脚使ってくれました。
この感じだと、マイルでの走りよりメリハリがあるぐらいだし、今後に期待が持てます。
鞍上からは1200でもとのコメントがあったけど、当面はマイルか1400で使うようです。
せっかくある程度の内容を見せて優先権も取れたので、続けて1400で見てみたいですね。

今週の出走予定

フライングトリップが中3週で出走。
前走後は休養かと思いましたが、状態が悪くないのでここへ続戦。
強敵はいますが少頭数になったので、斤量をいかして賞金加算はお願いしたいところですね。

ヴェールクレールも中3週での出走。
新馬勝ちの後、惜しい競馬は続いているものの勝ち切れません。
展開一つで勝ち負けできるとは思うので、東京コースに替わるのがプラスに出ればと思います。
反面、気性面に課題が残る馬だから、関東への輸送は一つの鍵になりそうです。

アルディテッツァは4か月半ぶりの競馬。
前走後、距離短縮して続戦するつもりが脚部不安が出て間隔が開きました。
現級では結果が出ていませんが、今回は1400mに短縮して新味がでるかどうかですね。
この距離の方が集中力が続いて案外やれる可能性はあると思いますが。

先週の結果 (シンシアリダーリンが未勝利脱出!)

今週は出走馬がなさそう。

  • シンシアリダーリン 5/15(土) 新潟3R 3歳未勝利(牝)(芝2000m) ▲秋山稔樹騎手 優勝

442kgで+10kg。太目感はなく悪くない状態に感じたけど、テンションは高めでした。
ゲート入りを少し渋ったものの、出る方はポンと出て頭一つ抜けた好スタート。
控えて中団の外めを追走し、4角では追い上げて4、5番手にあがる。
前の3頭とはだいぶ差があったので、内回りだしこれは届かないかもと思いました。
しかし、直線では外から鋭い脚を見せ、最後は内に切れ込みながらも1馬身1/4差抜け出して優勝。
相手には恵まれた気はしますが、とにかくここで勝ち上がれてホッとしています。
使ってきてテンションも高めだったから、勝ててなくても一息入れることになっただろうし。
まだ成長も見込めると思うので、これからも徐々に力をつけて堅実に走って欲しいですね。
この後は北海道まで戻って休養に入り、その後の状態次第で札幌函館への参戦を示唆されています。

436kgで+2kg。中1週でも体重は微増で状態もキープできていました。
内枠から好スタートをきって先行の構えを見せる。
外から他馬が多数先行ようと殺到してきたが、枠順の分で1角の入りでハナを確保。
そのまま先頭をキープして直線へ向くが、勢いよく伸びてきた勝ち馬には交わされてしまう。
勝ち馬には引き離されてしまうも、ゴールまで粘りを見せ4馬身差の2着は死守してみせた。
内枠のおかげで逃げられたのが良かったにしても、昇級戦としては十分な走りを見せてくれました。
ダートでというのもあるだろうけど、チークピーシーズで集中できているのが大きい気がします。
こういう競馬が続けられれば、そう遠からず1勝クラスも勝てるチャンスはありそうです。
さすがにここで休養になりますが、平坦の1700mはピッタリのように思うので、小倉あたりで見てみたいですね。

504kgでー2kg。パドックの外めを力強く周回し好状態でした。
ただ、調教後馬体重で大幅増だったのにー2kgというのは、やはりまだ輸送減りするんだなと思いました。
五分以上のスタートを切って、スタート直後に微妙に躓きかけたが、大きな問題はなく先行争いに。
大外枠もあって内の馬を行かせて外の3番手につける。
ペースがあまり上がらず道中は若干手綱を抑え気味で追走。
そのまま外の3番手で直線へ向くと、外から馬なりでじわっと先頭をうかがう。
ところが、既に直後までグランアレグリアが迫っており、先頭にたつや否やで外から交わされる。
横一線の2着争いの中で粘りは見せていたものの、最後は伸び負けした形で0.9秒差の6着。
やはりグランアレグリアが強すぎて勝負になりませんでした。
でも、スローペースに付き合ってしまって持ち味が出せなかったのは悔いが残りますね。
どちらにしても勝てていなかったでしょうが、もっと自分からペースを上げて入れれば…。
自身が大外枠で、一つ内の枠に先行したいスマイルカナがいて、無理しづらい枠の並びだったのは分かりますが。
たびたび8枠を引いてしまったり、馬場が悪くなったり、G1ではかみ合わないですね。
なんとか繁殖入りまでにもう一つはタイトルを確保して欲しいものです。