先週の結果 (フェーングロッテンがリステッドを逃げ切り勝ち!)

  • シンシアリダーリン 5/28(土) 中京9R 御在所特別(2勝C)(牝)(芝2000m) 松田大作騎手 8着

438kgでー4kg。中継に映った範囲では、いつもより大人しく感じました。
スタートが遅めで控えると、後方から2番目の位置に。
かなりスローな入りになり、向こう正面で動く馬はいたがそれでも遅めのペースのまま。
上がりだけの競馬になって、直線でも前と同じような脚しか使えず1.1秒差の8着。
自分から動けないタイプだから、こういう展開になると厳しいですね。
もっと平均的に流れてくれるレースの方が向いていると思います。
これで夏休みに入って、9月の中京開催を目標にするようです。

  • トップキャスト 5/28(土) 中京11R 葵S(G3)(芝1200m) 坂井瑠星騎手 10着

436kgで+10kg。今まで細身だったから、この体重増はプラスになる印象でした。
まずまずのスタートから押して行ってハナへ。
1馬身ほどリードを保って逃げて直線へ向き、残り1ハロン過ぎまでは先頭で粘る。
しかし、外から勝ち馬が交わして抜け出すと苦しくなり、ゴール前は失速して0.8秒差10着。
じわっと出ていけるだろうから外枠の方が良いと思っていたのですが…。
内枠を引いたので、一気に出して行って逃げるしかなくなりました。
テンの時計的には前走とそう変わらないけど、今回の方が無理をした分最後が甘くなった感じです。
でも、馬体も充実してきてスピードはあるところを見せたので、自己条件なら期待できそうです。

  • アルディテッツァ 5/29(日) 中京8R 4歳以上2勝C(芝1400m) 松若風馬騎手 12着

504kgで増減なし。すっきりと仕上がっているように見えました。
ほぼ五分のスタートを切るも、外の馬が好スタートでハナへ行くのは難しそうな状況に。
それでも、懸命に出して行って無理にハナを奪取。
当然ながらかなりのハイペースになり、残り300mあたりで一杯になって1.3秒差12着に沈んだ。
こちらも外枠希望なところ最内枠を引いてしまい、破滅的なペースで逃げる羽目になりました。
揉まれるとアウトなので枠順的には仕方ない面はあるけど、あのペースで残れたらオープン馬ですね。
連闘で特別登録もしてきているけど、仕上がり面で上積みは期待できないかも。

460kgでー6kg。人気馬と比べると馬体の張りは見劣りましたが、現状では良い仕上がりでした。
まずまずのスタートを切って先行し、前が飛ばす隊列となって3列目の外の位置に収まる。
1角までは行きたがっているようにも見えたけど、その後は折り合いもついている様子。
ところが、4角にかかるあたりで手応えに陰りが見えて、追われても反応が薄そう。
その上、直線で思い切り前をカットされてしまい戦意喪失。完全に失速して大差の最下位でした。
不利を受けたあとは無理をしていない感じでしたが、それにしても酷く負けてしまいました。
元々、マイルぐらいまでの馬と思って出資したので、距離も合わなかったのでしょう。
ペースも思いのほか速くなったし、前に壁を作れない位置だったのも響いたと思います。
苦いダービー出走となりましたが、適距離なら見直せるし、まだまだこれからの馬と思っています。

470kgでー8kg。レース間隔は開いていたけど好仕上がりでした。
スタートは五分程度。少頭数で行く馬もいなかったので、大外枠からでも楽にハナへ。
最初はかかり気味に逃げて後続を引き離して大逃げ。
中間は落ち着いて走り、全体のペースとしてはやや遅めなのにリードは大きいまま。
3角からは後続も追い上げてきて4角手前では2馬身後ろまで迫られる。
これは捕まって終わりかなと思っていたら、直線で追われるとしぶとく伸びて寄せ付けず。
最後は後続もこちらと同じような脚色になり、1馬身1/4差で逃げ切って勝利。

この頭数だし先行馬不在だったので逃げるところまでは予想していました。
ただ、気合いをつけて逃げると思った以上の行きっぷりで、後続馬もそれに惑わされた印象です。
普通に走ったら入着が精々と思っていたので、鮮やかな逃げ切り勝ちに驚きました。
コメントによると、レース中盤は落ち着いたというより、気を抜いた感じのようで難しい馬ですね。
結果的に緩急がきいた逃げになってハマった感じでしょうか。
能力は高そうなのですが、今後もコンスタントに能力発揮できるかが鍵なりそうです。
個人的には、ずっと集中して走らざるを得ない短めの距離の方が適性が高い気はしています。

今週の出走予定

  • シンシアリダーリン 5/28(土) 中京9R 御在所特別(2勝C)(牝)(芝2000m) 松田大作騎手
  • トップキャスト 5/28(土) 中京11R 葵S(G3)(芝1200m) 坂井瑠星騎手
  • アルディテッツァ 5/29(日) 中京8R 4歳以上2勝C(芝1400m) 松若風馬騎手
  • ピースオブエイト 5/29(日) 東京11R 東京優駿(G1)(芝2400m) 藤岡佑介騎手
  • フェーングロッテン 5/29(日) 中京11R 白百合S(L)(芝2000m) 松若風馬騎手

先々週2勝目をあげたシンシアリダーリンが中1週で出走。
得意の中京2000mの牝馬限定戦ということで、間隔は詰まっていますが使ってきました。
相手なりに走れそうなタイプだから昇級戦でも楽しみはありますね。
今回も少頭数だから展開が極端な形にならないかは少し気がかりです。

トップキャストは2か月ぶりの出走で、2度目の重賞挑戦です。
距離を1200mに縮めた前走は、馬具の工夫も実ったのか一変を見せて2勝目をあげました。
ただ、前々走に左回りで外へ張って競馬にならなかったから、中京コースでどうなるでしょうか。
先行しそうな馬が多い組み合わせなので、揉まれたくはないから外めの枠が良さそうですが…。

アルディテッツァは中4週。
前走はダートで使いましたが良いところなしでした。
今回は現級で唯一好走できている中京芝1400m戦で巻き返しを狙います。
すんなり先行できるのが理想ですが、先行馬が多い組み合わせだから希望通りと行くかどうか。

デビューから3連勝で毎日杯を制したピースオブエイトが日本ダービーに駒を進めてきました。
相手は格段に強くなり、初距離、初の長距離輸送と克服すべき課題は多いです。
それでも色々な内容で3連勝を飾ってきたセンスがあるし、能力も底を見せていないので期待はしたいですね。
前走は逃げ切りましたが本来は逃げ馬ではないと思うし、良馬場で脚を溜める競馬をすれば末脚も堅実です。
内めの枠を引けたので、好位の馬群の中で脚を溜める形ができれば良さそうでしょうか。

フェーングロッテンは2か月ぶりの競馬。
前走は3着で復調の兆しを感じたのですが、騎乗した福永騎手によるとまだ真面目に走っていないとのこと。
ここは格上挑戦で相手も強く、今までのレースからすると正直厳しいと思います。
幸い少頭数で入着は狙いやすい状況ですから、掲示板に載ることを目指して頑張って欲しいです。

先週の結果 (ショコラクイーンが2歳新馬勝ち!)

  • ショコラクイーン 5/20(金) 川崎1R スパーキングデビュー新馬(ダート900m) 森泰斗騎手 優勝

450kg。まだ筋肉の張りは目立たないけど、現時点での仕上がりはまずまず。
スタートは少し遅れてしまうが、鞍上が仕掛けるとダッシュは速くて一気にハナへ。
そのまま無理なく逃げて、手応え良く直線へ向く。
軽く促される程度で後続を引き離して6馬身差で圧勝。
スタートは失敗したものの、危なげない内容で新馬勝ちを決めてくれました。
900m向きの馬ではないと思いますが、ここではスピードが違いましたね。
勝った馬同士となる次走以降は簡単ではないけれど、期待が膨らむ門出となりました。

  • ラヴォルタ 5/21(土) 東京7R 4歳以上1勝C(芝1400m) 横山武史騎手 8着

490kgでー4kg。ちょっと腹が巻き上がってきている印象でした。
課題のスタートは五分にきれて、2列目のインの位置を確保。
ただ、直線での伸びは案外で、上位争いには加われずに0.9秒差の8着。
最後の伸びは不満だけど、スタートが良くなってレースの流れには乗れました。
その結果、二桁着順続きにはストップをかけられ、内容的にも近走では一番マシでした。
たぶんこれで放牧かと思いますが、これをきっかけに良化していって欲しいところです。

  • ピアツァサンマルコ 5/22(日) 東京3R 3歳未勝利(芝1400m) 武士沢友治騎手 8着

446kg。一瞬しか映らなかったけど、思っていたよりは落ち着いている様子でした。
スタートはやや遅め程度だったけど、行き脚は一息で後方から。
直線では外へ出されて、鞍上に叱咤されながらジワジワと伸びて0.7秒差8着。
デビューまでの過程が過程だけに全く良いところ無しの競馬を覚悟していました。
それを思うと、経験馬相手に予想以上に脚力のあるところを見せてくれました。
通常なら使って行けば未勝利脱出もあるかもというところですが…。
時間があまりないのと、使った後のテンションがどうなるか気がかりです。

  • ベニテマリ 5/22(日) 中京4R 3歳未勝利(芝1200m) 松田大作騎手 18着

424kgでー4kg。体つきはともかく、前捌きの硬さが気になりました。
スタートは五分に出たが、仕掛けて行っても他馬が引かず3番手から。
4角ではもう手応えが悪化して余裕がなく、直線は失速して3.0秒差の18着。
逃げられず揉まれたのは痛手でしたが、それにしてもここまで負けるとは。
4度の大敗は全て中京コースだし、とにかく合わないようです。
小倉で出直すようですが、2アウトになったし時期的にもチャンスはあと1回かも。

今週の出走予定

  • ショコラクイーン 5/20(金) 川崎1R スパーキングデビュー新馬(ダート900m) 森泰斗騎手
  • ラヴォルタ 5/21(土) 東京7R 4歳以上1勝C(芝1400m) 横山武史騎手
  • ピアツァサンマルコ 5/22(日) 東京3R 3歳未勝利(芝1400m) 武士沢友治騎手
  • ベニテマリ 5/22(日) 中京4R 3歳未勝利(芝1200m) 松田大作騎手

2歳馬の一番槍としてデビューを迎えるショコラクイーン。
元共有馬のショコラヴェリーヌ産駒で、兄姉は皆新馬勝ちをしていて初戦に強い血統です。
能試のタイム的にもこのメンバーではかなり有力と思われ、新馬勝ちが期待されます。
900m戦なのでスタート次第のところはありますが、きっちりと決めて欲しいですね。

ラヴォルタは中2週での出走。
新馬勝ち以降良いところが見せられずに3戦惨敗。
今回は初めて詰めて使うのと芝短距離で変わってくれないかどうか。
成績が上がらない要因としてスタートが悪いのがあるので、まずは発馬を決められるかがカギです。

ピアツァサンマルコがようやくデビュー。3歳勢としては最後のデビュー戦になります。
早期入厩したのに気性が難しくて調教が進められず、入厩と放牧を繰り返す羽目に。
結局は栗東・荒川厩舎から美浦・小手川厩舎へ転厩してまで環境を変えることになりました。
なんとかデビュー戦の出馬表に載るところまできたけど、無事ゴールするまでまだまだ油断できません。
気性面を配慮して攻めきれていないので、デビュー戦の結果については二の次と言わざるを得ません。

ベニテマリは2か月ぶりの出走。
新潟の直線1000m戦に使いたかったのですが、想定時点で節的に入りそうにもないとのこと。
そこで、このレースに矛先を変えたのですが、今まで中京コースでは結果が悪いのが気がかりです。
先行できた時に好走しているので、ハナを狙いそうな馬が少なそうなメンバーなのは良いのですが。

今週の結果 (シンシアリダーリンがようやく2勝目をあげる!)

468kgで増減なし。中1週でも状態は良さそうでした。
まずまずのスタートから3列目のイン。1頭が離して逃げたので実質2列目のインでした。
直線へ向くと内へ進路を取ってジワジワ伸び、一旦は抜け出して先頭に。
しかし、ゴール前で外から伸びてきた2頭に差されてクビ+ハナ差の3着。
離して逃げていた馬を自ら捕まえに行った末の結果なので、内容的には惜しい一戦でした。
ただ、この相手で勝ちきれないのかという思いも正直ありますね。
折り合い面で不安が出ない1200mはやはり良さそうな印象でしたが…。

  • シンシアリダーリン 5/15(日) 中京7R 4歳以上1勝C(牝)(芝2000m) 松田大作騎手 優勝

442kgで増減なし。いつも通りテンション高かったものの、前回よりはマシだったかも。
スタートは良く、無理なく3,4番手のインの位置に。
向こう正面で後方からまくっていく馬が出るが、3角を過ぎるまでは内でじっと待機。
4角手前から外へ出てじわっと上がって行って、直線では難なく抜け出して2馬身差で勝利。
メンバー的に能力は上とは思っていたけど、自分で動いていけないタイプなのが気がかりでした。
それが、1頭まくって行ってレースを動かしてくれたので、流れに乗って危なげなく差し切れました。
相手なりに走れるタイプだと思うので、上のクラスでも堅実に駆けてくれることを期待します。

500kgでー2kg。悪くない状態をキープできているように思いました。
五分のスタートを切って少し促してハナへ。先頭にたつとペースを落としてスローの逃げに。
スローだけに後続もぴったりついてきて、そのまま直線の追い比べに。
直線半ばまでは並んで粘っていたが、最後は伸び負けして0.8秒差の8着。
ハナへたてたのは良かったけれど、切れないタイプだけにもっと平均的に引っ張りたかったですね。
前半のペースを聞いただけで、こりゃ切れ負けするなと思いました。
今年は大崩れせずに走れてはいるので、どこかで展開がはまってくれることを願います。

510kgでー6kg。毛づやが良くなり状態は前回以上でした。
それにしても調教後体重が大幅増だったのに結局は体重減で、やはり輸送で相当減るタイプのようです。
五分に出て自然と先頭にたつが、1頭が外から先手を主張したので控えて2番手に。
離れた2番手の位置になり、その位置を保って直線へ。
直線では馬場の中ほどへ出されてしぶとく脚を使うが、勝ち馬には内側からあっという間に抜け出される。
ゴール前では4頭横並びの2着争いには加わって叩き合いになり、体勢不利に見えたが3着は確保していた。
適距離とは言えないレースでも懸命に走って最後に3着をもぎとってくれたのには頭が下がります。
それほど速いペースではなかったので、逃げた馬の直後に付けるぐらいの方が良かったかも。
ただ、勝ち馬が強かったので、その競馬だと最後に崩れてしまっていたかもしれないですね。
これでたぶん夏休みだと思いますが、繁殖入り前最後のシーズンに向けて英気を養ってもらいたいです。

  • カトルショセット 5/15(日) 新潟12R 4歳以上1勝C(牝)(芝1400m) 丸山元気騎手 13着

468kgでー14kg。前走までが滞在競馬で増えていたので、体つきは悪くなかったように思います。
ただ、このあたりだと見栄えする馬が、なんかパッとしない印象ではありました。
スタートは五分に出たが、外枠の馬たちが多数好スタートを切って前へ行く。
こちらも促して先行して2列目につけるが、なんか行きっぷりがいつもより悪い。
3角あたりで手応えが悪化し、馬場の悪い内側へ入ってしまいそのまま伸びなく1.6秒差13着。
ここまで走れないのは想定外で、馬の出来に問題があったのではないかと思います。
1400mで使うなら東京で見たいのですが、この負けっぷりだと立て直しになるでしょうか。

今週の出走予定

今週は牝馬ばかり5頭。

ヴェールクレールは中1週で出走。
前走は初の1200mで3着。小回りの福島では少し忙しそうでしたが距離短縮は悪くなさそうでした。
これまで中京コースとの相性は良くないけど、福島よりは差しも決まりそうに思います。
メンバー的にもチャンスだと思うし、詰めて使って勝負をかけてきた感があるので頑張って欲しいです。

シンシアリダーリンも中1週で出走。
前走は熱発明けのレースで、レースも変な展開になって力を発揮できず。
今回も少頭数で展開が向くかは怪しい気はしますが、前回よりは前めへつけそうな馬も多そう。
中京コースは得意としているので、ここで2勝目を期待したいですね。

バルバレスコは中3週。天栄から珍しく短期で戻ってきました。
今年に入っての2走は4着6着だけど、着順ほど負けておらず最後までしぶとく走れています。
多頭数でもあまり他に逃げそうな馬がいないので、すんなり先行できれば面白いかもしれません。
ただ、1800mに距離短縮されるから、マイルから参戦してくる馬の出脚に負けてしまう懸念はありますが。

レシステンシアが今年もヴィクトリアマイルに参戦。
今年のヴィクトリアマイルは抜けた馬はいないにしても、いつになく粒ぞろいのメンバーです。
それだけに、古馬との対戦になって以降マイル戦で良績がないレシステンシアに対してマークは薄くなりそう。
単騎で行ければあっと言わせる場面があってもと思うのですが。

カトルショセットは冬の小倉以来で3か月ぶりの競馬。
小倉で1200mで2戦したけど、あれでは勝つイメージがありません。
実績のある1400mに戻したここは相手関係には恵まれた感じはします。
とはいえ、追われて甘い馬だから取りこぼしそうな予感も強いけれど…。


今週走った地方馬の結果も。

  • ショコラティエール 5/10(火) 大井12R スピカ賞(B1・B2)(ダート1400m) 笹川翼騎手 3着

484kgでー1kg。出来は良さそうに映りました。
まずまずのスタートをきって、先行争いの直後の4番手の外につける。
勝負所から進出して直線入り口では外から先頭に並びかける。
しかし、直線では内から伸びた2頭に抜け出されて0.7秒差の3着。
先着された2頭とは外を回ったコースロスの差もあるし悪くはない内容なんだけど…。
手応え的にもうちょっと伸びても良さそうなもんだけどなと感じました。
レース後コメントからは、一番良かった時の出来にないとの判断で立て直しになりそうです。

472kgで+6kg。馬体の張りなどは良かったと思うが、やはり寸詰まりで距離延長が良いとは思えず。
外枠から五分に出るも馬なりでは先行できず、軽く仕掛けると勢いつき過ぎて1角では膨れ気味。
道中は3,4番手あたりを追走していたけど、3角で一杯になってずるずる沈んで最下位。
ここを使った方が悪いとしか言いようがなく、距離が合わなかったですね。
1400m以下でスピードを生かす競馬の方が合っていそうなので出直しです。

今週の結果 (セブンサミットが待望の初勝利!ヴァイスメテオールがリステッド優勝で賞金加算!)

  • セブンサミット 5/7(土) 新潟8R 4歳以上1勝C(芝1800m) 岩田康誠騎手 優勝

502kgでー6kg。良く仕上がっていて目立って見えました。
この馬としてはまずまずのスタートを切って、無理なく2番手の外の位置。
前に壁が無くても折り合いもついて、直線では残り3ハロン手前から早めに追い出す。
追われるとジワジワとながら着実に伸びてきて、ゴール前で半馬身抜け出して優勝。
元出資馬シンハライトの子供が、時間はだいぶかかりましたが初勝利をあげてくれました。
今日はスタートも折り合いも難がなく、勝つときはこんなものですね。
フルゲート割れのレースにしか出られない立場で調整が難しそうなのに、好状態で臨めたのが大きかったです。
早めにスパートする形となって、瞬間的な切れ味を要求されない競馬になったも良かったと思います。
待望の初勝利を上げられて他馬と対等に出走できるようになったし、これで先に繋がりました。
何よりまだ1勝クラスに出走できるので、さしあたり2勝目は大いに期待できますね。

  • ヴァイスメテオール 5/8(日) 東京10R メトロポリタンS(L)(芝2400m) D.レーン騎手 優勝

512kgで増減なし。状態は良さそうで気合い乗りも適度でした。
外枠から五分のスタートをきって、じわっと先行して3番手の位置。
前半のスローな流れの中でも折り合いも問題なく、早めのペースアップにも軽く促して位置はキープ。
直線ではじわじわと伸びて坂上で先頭にたつが、ゴール前で外から迫られて3頭並んでゴール。
写真判定の結果、ハナ差で残しており優勝。
最後は危なかったけど、鞍上がしっかり追ってくれたのに応えてギリギリ凌いでくれました。
ゴール前の脚色は、ロングスパートになったからなのか、やはり微妙に距離が長いのか微妙なところ。
ただ、とにかくここで賞金加算できたのは大きいです。
昨年のラジオNIKKEI賞優勝から1年経過すると、かなり賞金面で苦しくなるところでした。
これでだいぶレース選択はしやすくなると思うので、また重賞戦線での活躍を期待したいところです。


週が明けると大井で2頭出走します。

ショコラティエールは中2週で出走。
今年は3戦して勝ち無しですが、3着だった前走は復調の兆しはうかがえました。
前走先着された馬もいるし頭数も増えるけど、そろそろ勝ち負けする姿を見せて欲しいですね。
1ハロン延長は過去に結果を出せているので問題ないはずです。

デュアルテイルズは2連勝を飾った前走から2か月ぶり。
2戦2勝のまま、いきなり東京プリンセス賞にチャレンジしてきました。
特別勝ちからの直行で賞金的に足りるのか不安でしたが、案外と出られるものですね。
経験不足だし血統的に距離延長もどうかと思うので、常識的には厳しいと言わざるを得ません。
でも、まだ底は見せていない馬だから、やってみないと分からない面はあるはずです。