今週の出走予定

シンシアリダーリンが中2週で中京芝2000m戦に出走。
当初からここが目標で、休み明けの前走は一叩きとの話でした。
その前走も7着ながら見せ場はあったので、得意の舞台で好結果を期待したいです。
自分から動いていけるタイプではないから、展開が向いてくれることを願います。

ライジンホープ新馬戦5着から中4週。
新馬戦は軽快なスピードは見せたものの、直線でひと踏ん張りがききませんでした。
今回は1400mに伸びるしスピードだけでは押し切れないと思います。
好位で溜めて直線でもう一脚見せるような競馬ができれば良いのですが。

スマラグドスが新馬戦に臨みます。
先週新馬勝ちしたハーツコンチェルト同様、グリーンファーム入会初年度世代になります。
先週、先々週とCウッドコースで好時計をマークしていて期待が高まっていたのですが…
直前追いは坂路で少なくとも数字を見る限りでは肩透かしな調教に感じました。
ただ、陣営の感触は悪くないみたいなので、先週に続いて新馬から好走してくれることを期待します。

ヴェルトライゼンデは鳴尾記念制覇から3か月半ぶり。秋初戦はオールカマーを選んできました。
屈腱炎での長期休養明けの前走で、今まで勝ちきれなかった重賞を初制覇。
以前より良くなっているかもと思わせる走りっぷりだったから、相手の揃ったここでも楽しみです。
今後へ向けて無事に展望が広がるようなレースを見せて欲しいものです。

昨日の結果 (ショコラティエールが7勝目をあげる!)

  • ショコラティエール 9/20(火) 大井12R 花野賞(B1)(ダート1200m) 藤田凌騎手 優勝

1開催先を目指していると聞いていたのに急に出走になってびっくり。
公式サイトの更新も追いついておらず、出馬表に載って初めて出走を知りました。
488kgで+4kg。休み明けの前走もまずまず仕上がっていたけど、一つ使って更に上向いている印象でした。
五分のスタートからダッシュよく先行争いへ。
無理にハナへという感じではなく、外の馬が譲らないとみるや控えて2列目のインに収まる。
道中はインでじっと脚を溜めて、4角のコーナーリングで1頭分外へ出して前を追う。
直線へ入って早々に前を捉えて抜け出すとそのまま脚色は衰えず、外の馬の追撃を1馬身差抑えて優勝。
調教師の判断で急遽中1週での出走になりましたが、仕上がりも万全だったしレースも完璧でした。
手応えよく外へ出せた時点で勝ったかもと思ったぐらいで、今日は上手く乗ってくれましたね。
久々の勝利となったけど元々A2でも2着のある馬なので、勝った勢いで上でも頑張って欲しいです。

今週の結果 (ハーツコンチェルトが8馬身差で新馬勝ち!)

  • エレヴァテッツァ 9/17(土) 中京10R 大府特別(2勝C)(ダート1800m) 鮫島克駿騎手 15着

504kgでー4kg。体のラインなどはまずまず仕上がっているように見えました。
だいたい五分にゲートを出て、軽く仕掛けて先行して4番手につける。
3角手前で周囲がペースアップすると付いていけなくなり、激しく追われるも後退していく。
4角では最後方付近まで位置を下げて、あとは無理をしない感じで流して最下位でゴール。
初めて使ったダートが合わなかったようですが、脚元の方も思わしくないようなコメントでした。
タイムオーバーの制裁も受けたけど、それだけではなく脚元の状態からも進退に及んだ話になるとのこと。
話の流れとしては引退、繁殖入りが濃厚でしょうね。白老に残れるでしょうか…。

  • ハーツコンチェルト 9/18(日) 中京5R 2歳新馬(芝2000m) 松山弘平騎手 優勝

492kg。結構調教時計を出していたから十二分に仕上がっていると思いきや、案外と余裕残しでした。
この時期のハーツクライ産駒らしく緩さも感じられて、初戦から動けるかなと若干不安に。
速くないと聞いていたスタートは、言われていたわりには普通に出てほぼ互角の飛び出し。
無理せず控えたところ、1角手前まで少々行きたがっていたけど、すぐに折り合いがつく。
道中は中団から進め、向こう正面半ばでペースが落ち着くと、外をじわっと上がって行く。
しかし、一気に先頭をうかがうまではせず、3番手で前2頭とペースを合わせて3、4コーナーへ。
直線へ向かい追い出されると、一旦1馬身ほど抜け出していた2着馬にあっと言う間に並びかける。
残り1ハロンで鞭が入ると抜群の反応を見せ、後続をみるみる引き離してそのまま8馬身差で圧勝。

5月下旬に見学した際、良い感触だったから自信を深めていたけど、初戦からここまでのレースを見せるとは。
厩舎サイドがあまりに強気だったのがかえって心配だったですが、強気になるだけのことはあります。
脚力はもちろんのこと、変な癖もなさそうで鞍上の指示通りに動けていたように見えました。
しかも、5月生まれのハーツクライ産駒だし、パドックの様子からも伸びしろはまだまだありそうです。
早々と次は東スポ杯との更新がありました。強敵ぞろいでしょうが、今から楽しみですね。
ただ、脚元だけは気がかりなので、馬に合わせて無理のないようにとは願います。

496kgで増減なし。この馬としてはすっきり仕上がり過ぎなようにも思いました。
内めの枠からスタートは五分に出たが、外の馬の出脚が良くて3番手のインから。
揉まれ弱いタイプを考慮してか、縦長になったのもあって勝負所までに外へ出す。
直線で外からじりじりと伸びてきたが、逃げていた馬を捉えられず後続にも切れ負けして0.6秒差7着。
あまり揉まれたくない馬なので、あの枠からだとハナへ行くしかなかった感があります。
今日の出脚だとそれは難しかったし、できれば外枠が欲しかったですね。
着順ほどは負けていないし悲観することはないのですが、得意の中京は年末までないのが悩みどころです。

今週の出走予定

エレヴァテッツァは2か月半ぶり。
骨折休養明けだった前走は6着でも着順ほど負けていませんでした。
その後脚元がもやもやして間隔が開いて、今回は初めてダートに挑戦します。
馬格はあるしやれても良さそうですが、脚元を考慮しての消極的な選択なのでどう出るでしょうか。

この世代からグリーンに入会して、ハーツコンチェルトがグリーン所属出資馬の初陣です。
びっくりするぐらい陣営が強気で、確かに調教はかなり動けている印象です。
私自身も5月に見学した時に手応えを感じた1頭なのですが、もっと時間がかかるタイプかなと思っていました。
評判通りに先々が楽しみになるようなレースを見せてくれれば良いのですが。

アルディテッツァは中6週で出走。
新潟を一叩きして得意の中京開催を狙ってきました。
中京1600mは前々走が0.1秒差3着と惜しい競馬でした。
好走時のように揉まれずすんなり先行して頑張って欲しいです。

今週の結果

  • サンカルパ 9/10(土) 中山11R 紫苑S(G3)(牝)(芝2000m) C.ルメール騎手 9着

486kgで+4kg。重賞の出走馬との比較になるせいか、いつもより見栄えはしない感じでした。
スタートは五分に出て、積極策にでるかと思われたが、鞍上は仕掛けて行かず3列目の外の位置。
道中もゆったりした流れなのに動く気配はなく、一度頭を上げて口を割る場面がありました。
勝負所で外から進出して直線入り口では前2頭に迫ったが、直線ではピリッとした脚は使えず0.7秒差9着。
平均以上のペースで先行させる競馬を想像していたのに、前2頭が残る展開で差しに構えるとは。
単純に重賞で能力が足りないとか、調教師が事前に言っていたように状態がもう一つだったかもしれませんが…。
持ち味が全く生きない乗り方で、この騎乗に納得がいっている出資者は流石にいないでしょうね。
これだったら、過去の経験をふまえて乗れる津村騎手に任せた方がまだ良かった気がします。

  • リトルポピー 9/11(日) 中山6R 3歳以上1勝C(牝)(ダート1800m) 戸崎圭太騎手 2着

466kgで+8kg。体のラインはこれで丁度良い印象で好仕上がりでした。
ダッシュを決めて先行。内から主張してきた馬を行かせて2番手の外。
一旦少し離れた2番手となるが、早めにじわっと差をつめていき4角では手応えよく外から並びかける。
これは勝ったかという様相だったが、追われると手応えのわりにジリジリとしか伸びず。
そこを一列後ろで脚を溜めていた勝ち馬に一気に突き抜けられ、2番手の競り合いは制して6馬身差2着。
以前から中山の1800mは微妙に距離が長い感もあって、今回もそうなのかなと思いました。
ただ、あらためて時計を見ると、勝ち馬が強かっただけで自身は未勝利時より走れているように思います。
鞍上からは距離というよりコース形態的に東京マイルの方が合いそうとのコメントでした。
その進言を受けて、この後は一度天栄へ戻してから東京開催を目指すようです。
昇級戦である程度目途はつく内容だったし、東京の方が合いそうなので次戦が楽しみです。

  • ロコポルティ 9/11(日) 中京10R 浜松S(3勝C)(ダート1400m) 松山弘平騎手 8着

528kgで+4kg。ちょっと丸く見えたけど、この馬はいつもよくわからんので何とも言えない。
スタートは五分に出たけど、テンから先行争いが激しく中団の後方で付いていくのに精いっぱい。
位置をあげられないまま4角に至り、コーナーリングで大外へ持ち出す間に最後方に。
惨敗かもと思ったけど、直線ではじわじわと伸びてきて離れた5着争いに加わったところでゴール。
結果は0.9秒差8着でしたが、昇級戦だった前走の良い所なしの競馬よりは悪くない内容です。
とにかくペースも決着時計も速すぎて、もうちょっと時計が掛かってくれないと厳しそうですかね。
クラス慣れしてくるのを期待しつつ、展開が向く機会を待つしかないですね。

今週の出走予定

  • サンカルパ 9/10(土) 中山11R 紫苑S(G3)(牝)(芝2000m) C.ルメール騎手
  • リトルポピー 9/11(日) 中山6R 3歳以上1勝C(牝)(ダート1800m) 戸崎圭太騎手
  • ロコポルティ 9/11(日) 中京10R 浜松S(3勝C)(ダート1400m) 松山弘平騎手


サンカルパは2か月ぶりの競馬が秋華賞トライアルになりました。
中山では強い勝ち方で2勝目をあげており、1ハロン延長も問題ないと思います。
ちょっと調教師が状態面で予防線張ってるコメントを漏らしているのは気になるけど…。
秋の中山の開幕週なので積極的な競馬で権利をつかみ取ってもらいたいです。

リトルポピーは初勝利をあげたレースから3か月ぶり。
その前走は元出資馬リトルアマポーラの牝駒としてはJRAでの初勝利でした。
最近になって、前走の数日前にリトルアマポーラが他界していたことがネット上で伝わってきました。
現状、後継牝馬の最有力馬なので、1つでも多くの勲章を手にして牧場へ帰ってもらいたいものです。
今回は昇級戦になりますが、そう抜けた馬もいなさそうなのでチャンスはあると思います。

ロコポルティも約3か月ぶりの出走。
2週前のレースを非当選除外になって、ごく短期の放牧を経てここへ臨むことになりました。
昇級戦だった前走が良い所なしの惨敗だったから、まずは見せ場のあるレースになって欲しいです。
夏場がダメなのかなという懸念もあって、ここを好走することで払拭してくれると良いのですが。

今週の結果(大井) (デュアルテイルズが危なげなく2連勝!)

465kgでー8kg。減ってはいたけど馬体の張りは維持できていました。
五分のスタートからダッシュ鋭くハナへ。
そのまま1~2馬身差をキープして直線へ向き、直線入り口で後続を引き離す。
最後は外から後続が追ってきたけど、1馬身3/4差をつけて逃げ切り勝ち。
内枠だったしメンバー的にスタートさえ決まれば逃げられそうと思っていました。
思惑通り逃げられて危なげない逃げ切りで2連勝となりました。
状態が下降気味とのことで、この後は天栄へ戻して一息入れられるとのこと。
この距離では出遅れた1戦を除けば全勝と底を見せておらず、復帰後が今から楽しみです。

休み明けで増減なし。数字通り体のラインは仕上がっているように見えました。
外枠からスタートは五分に出て、4、5番手の外から先行争いを見る形。
3コーナーから徐々に差をつめていき4頭横並びの大外で直線へ。
直線では1つ内にいた馬が抜け出して行き、半ばまでは食い下がっていたが及ばず0.8秒差4着。
勝ちに動いて最後は甘くなったけど、休み明けの一戦としては悪くない内容だと思います。
枠順の分もあってずっと外々を回ることになったのも厳しかったですかね。
通常の引退期限なら最後のシーズンへ向けてとなりますが、まずは順調な滑り出しでホッとしています。