マイネルアンジェロを見学

ここに滞在する出資馬は2歳のマイネルアンジェロ(牡、父ティンバーカントリー、母ハートアンドアロー)1頭。
事務所に到着し挨拶の後、マイネルアンジェロの所在を聞く。
すると、「パーク厩舎にいる」とのこと。
明和は過去に2回来ていて大体厩舎の配置は把握しているのだが、パーク厩舎っていうのは聞いたことが無い。
そこで、あらためて場所を聞くと、さっき徒歩で明和に向かっている最中に見かけたあの厩舎だ...。


パーク厩舎へ移動して、厩舎裏のパドックに居るアンジェロを見せてもらおうとすると、
ちょうどスタッフが見えられて、今から坂路へ入れるとのこと。
馬装を整えている間も、アンジェロはまさにされるがままといった感じで、おとなしくじっとしていた。
隣の馬は多少は無駄な仕草をしていたのだけど、この馬は本当に扱いやすそう。
見知らぬ私が鼻面を撫でても、特に動じることも無く。今まで見た2歳の中で一番落ち着いているかも。
スタッフの方にもそう言ってみたら、「そうですね。大物感あるんじゃないですか。」と。
うん、まぁ、気性面だけの話ですけどね。
加速の速いタイプではないとのことで、適性はダートの中長距離だろうとのこと。
ただ、6月の入厩を目指しているらしいので、最初は芝から使うことになりそう。

これも背丈があってサイズは大きい。500kg以上はあるだろう。
見た目に腹回り等はまだ余裕があるけど、
トモなんかの張りはさすがにビッグレッドの育成といった感じ。


そして、坂路調教の見学へ移るわけだが、
パーク厩舎から坂路見学場所までは距離があり、徒歩の私を見かねてスタッフの方が、
事務局のEマネージャーを呼んで車で送ってもらうように手配して下さった。
お忙しいのに、本当にすみません。


調教はマイネルデスティノ(父レギュラーメンバー、母キスメットマイン)との2頭併せ。
半馬身近くは遅れているように見えたし、ほとんど馬なりの相手に手応えでもかなり見劣った*1
引き上げてくる際の息遣いも、こちらの方が荒かったように思った。
なお、時計はエラーだった*2ので不明。
Eマネージャーからは「加速は速くないから、坂路で時計の出るタイプじゃない。」とか、
「一旦、スピードに乗れば、どこまでも同じペースで行ける馬。」とか、
「もっと長い距離が良いから、1100m坂路じゃ追走一杯になっちゃう」とか、フォロー入りまくりだった。
いや、私はあまり気にしていないんですけど...。まだ時期が時期だし、相手も動く馬みたいだし。
気性的におっとりしているので、いきなりからのタイプじゃなくて使いつつかもねとも。
それはその通りかもしれないなぁ。

*1:動画撮影したつもりが、デジカメの操作をミスってたみたいで、うまく撮れておらず残念ながら検証できなかったが。

*2:自動計測装置があるとは知らなかった。但し、計測区間の始点を馬群の先頭が通過してから、終点を馬群の先頭が通過するまでの間の時間を計測するタイプらしい。