今週の結果

  • ヴェストリス 5/13(土) 新潟2R 3歳未勝利戦(ダート1800m) 藤懸貴志騎手 13着

中1週、再度の新潟遠征で追い切りも一杯に追っていて+2kg。なぜ増える…。
見た目にもやはり腹回りが太いように見えてしまう。
偶数枠を引いたのが良かったのか、スタートは五分以上に出る。
しかし、先行有利と見てか各馬が仕掛けて先行しようとする中、内枠から発馬を決めたのに動かず控える。
当然、馬群の内で揉まれる位置取りとなり、道中にじわじわとポジションを下げてしまう。
4角ではほぼ最後方まで下がってしまい、直線で外から馬群に取り付きはしたが13着に惨敗。
馬群の中でクビを左に傾げて真っ直ぐ進んでいないようでした。
砂を被ったのを嫌ったのかと思いましたが、コメントによるとレース前から集中力を欠いていたのが出たとのこと。
どうあれ、この時期にレース内容が悪化しているようでは厳しいと言わざるを得ません。

体重は-6kgで470kg。陣営が事前に理想として掲げていた数字の通りでした。
体つきはやや細めだけど許容範囲という感じでしたが、過去にもやや細めに映るぐらいで結果を出しています。
ゲートは五分ぐらいの出でも、二の足の速さで自然とハナへ。
馬場が悪いのが苦手なので、馬場の良い所を選んで内を開けて逃げる。
そのまま先頭を譲らずに直線へ。
直線でも馬場の良い中ほどへ出して追われ、半ばまで先頭で競って一瞬は勝ち負けするかと思ったほど。
間を割って勝ち馬に抜け出された後も、懸命な粘りを見せて2〜5着争いの一線でゴール。
結果は0.3秒差の5着でしたが、久々のマイル戦で大健闘の内容でした。


距離や折り合いを気にして無理やり逃げた馬の後ろへ控える競馬をされるのだけは嫌だなと思っていました。
それだけに、単純に逃げる形の競馬をしてくれたことに満足感があります。
やはり競られるような形でなければ逃げても対応できます。
理想を言えば、もう少し上がりが掛かるようにペースを上げてくれた方が良かったですが。
まぁ、それも馬場状態が微妙だったから匙加減が難しかったかもしれません。
とにかく、これだけ走れれば牝馬同士ならマイルは十分こなせる範囲と見て良さそう。
来春もう一度同じ舞台で見てみたいし、楽しみが増えましたね。
この後は短距離路線だと思いますが、とりあえず一息入れられる予定のようです。