今週の結果 (アンティシペイトが3連勝で阿寒湖特別に優勝!)

  • グレーフェンベルク 8/1(土) 札幌6R 3歳未勝利(芝2000m) 田辺裕信騎手 3着
  • ピラミッドムーン 8/1(土) 札幌6R 3歳未勝利(芝2000m) 松田大作騎手 16着

グレーフェンベルクは462kgで-4kg。この馬としてはすっきり見せ、それが良いのかどうかという感じ。
まずまずのスタートを切って、出たなりで無理なく中団の外の位置。
3角手前から徐々に位置を上げていき、4角では外の2列目から前をうかがう勢い。
直線へ向いた時には手応えが鈍ってきた感じだったものの、最後までじわじわ伸びて0.2秒差の3着。
思っていたより小回りの2000mに適性があるようで、4角ではおっと思わせる場面がありました。
着差も今までで最小だし、これならメンバーと展開次第でチャンスがありそうです。
ただ、残された期間からするとチャンスは多くて2回でしょうか。
レース後コメントから条件変更も示唆されていますが、そこそこ走れたので替えるのも危険なような。

一方、ピラミッドムーンは486kgで-8kg。芝のレースに向けて絞ってきた印象でした。
五分のスタートから出して行ってハナへ行くも、4角手前で捕まって3.1秒差の最下位でした。
希望どおりの積極的な競馬はできたけど前半に無理をしすぎて厳しかったですね。
こちらはもうワンチャンスもらえるか、ここで諦められるか…。もらえるなら2600mで見てみたいです。

  • アンティシペイト 8/1(土) 札幌10R 阿寒湖特別(2勝C)(芝2600m) 武豊騎手 優勝

490kgで-2kg。2ヶ月ぶりでも好仕上がりで馬体の見栄えも目立っていました。
大外枠を引いてしまって心配していたのだけど、案の定、五分に出ても逃げられず。
鞍上も無理せず2番手に控えさせて1周目のホームストレッチはやや力んだ感じで追走。
向こう正面から逃げた馬のペースアップに合わせて付いて行くが勝負所での手応えが一息。
これはコケたかなと思ってしまったが、それでも直線ではしぶとく伸びてきて先頭へ。
そのまま後続の追撃も1馬身1/4差で振り切って優勝。
菊花賞へ出走するためにも落とせない一戦だったので、まずは勝てたことを喜びたいです。
スタミナや使える脚の長さといった長距離適性が他馬より優れていたから押し切れたという印象でした。
ただ、菊花賞へ向けてという意味ではこのままの競馬では参加賞どまりでしょうね。
もっとも毎回シビアな展開に持ち込んで厳しい競馬をすることもないしね。
ここで番手で我慢する競馬を経験したのも今後に向けて意味はあるでしょう。
このあとはリリーバレーで調整して、間にセントライト記念を使うか直行かとのことです。
一度は強敵相手に経験を積んでおくべきだから、仕える方が望ましいように思います。

  • アルディテッツァ 8/1(土) 新潟10R 月岡温泉特別(2勝C)(芝1600m) 和田騎手 9着

500kgで増減なし。こちらも2ヶ月ぶりでも仕上がりは問題なしでした。
五分に出られたけど、かなり押していかないとハナを切れず。
苦労して先頭にたったもののピタリと追走されて離して逃げられず。
そのまま先頭で直線に入り、半ばまでは食い下がっていたが切れ負けして馬群に沈んだ。
1.4秒差の9着でしたが、ある意味予想された内容のレースでしたね。
このメンバーなら楽に逃げられるかと思ったけど、予想以上に苦労してしまいました。
大逃げでもできない限り、新潟の外回りだと切れ負けするのは仕方ありません。
マイルにこだわるなら新潟コースは選択肢から外した方が良いかもしれませんね。

  • ダンサール 8/1(土) 札幌11R STV賞(3勝C)(芝1800m) 団野大成騎手 3着

524kgで-2kg。好仕上がりで気分良さそうに周回していました。
スタートは少し遅め、懸念していたとおりダッシュがつかずに全く前へは行けず。
中団馬群の中からの競馬になり、道中も内であまり動けない位置取り。
ややポジションをあげて直線へ向き、外めへ出してじわじわ伸びてくる。
先頭をうかがう場面があったが、最後は外から勢い良く伸びてきた2頭に差されて0.1秒差3着。
先行できなかったものの展開自体は向いて、せめてもう一列前に付けていればという内容でした。
ただ、前にも増してずぶくなってきている気がするし、距離延長してくれませんかね。
この後は放牧へ出すようですが、状態さえ問題無ければ丹頂Sなんてどうでしょうか。
格上だけどハンデ戦だし、最終週の時計のかかる馬場も合うと思うんですがね。

  • ショコラティエール 8/1(土) 大井12R スターマイン賞(C1)(ダート1200m) 藤田凌騎手 2着

477kgで-2kg。少々すっきり見えるが張りは十分あってパドックでは落ち着きがありました。
五分のスタートから出して行って雁行する5頭の一番外。
3角までに2列目へ下げて内へ潜り込む。
2列目の内のまま直線へ向き、最内を突いて伸びてきて先行抜け出しを図る勝ち馬との追い比べに。
最後は半馬身競り負けての2着惜敗でした。
あの位置取りなら、詰まるリスクを避けて最内を突くのは理解できなくないです。
ただ、最内が伸びる馬場なのかなと思っていたら、調教師も同様の考えだったようです。
結果的には2列目に下がる時に内へ入れ過ぎずにいたら良かったのかなと思うのですが。
悔しい2着となってしまいましたが、持ち時計はだいぶ詰められたのは収穫ですね。

  • ゴールデンアーク 8/2(日) 新潟3R 3歳未勝利(芝1000m) 三浦皇成騎 15着

450kgで-4kg。馬っぷりは悪くないように見えるんですがね…。
スタートは若干の遅れぐらいだったがダッシュがつかずに後方から。
最初から追っつけどおしで付いて行くのがやっと。
そのまま見せ場もなく1.8秒差の15着。
これであと使えて1戦でしょうか。どういう条件に使うかも悩ましいところですね。