今週の結果

  • トレイルリッジ 2/21(水) 浦和11R ユングフラウ賞(S2)(ダート1400m) 澤田龍哉騎手 5着

484kgでー7kg。休み明けで急仕上げの前走より明らかに馬体が引き締まっていました。
最内枠からまずまずのスタートをきり2列目のインの位置。
向こう正面半ば過ぎから、他馬が仕掛けて上がっていく中、位置をキープできずに後退していく。
そのまま馬群に沈んで大敗かと思いきや、コーナーを無理なくロスなく回ってくる。
直線でもジワジワと伸びて1.5秒離されたものの5着を確保。
意識的に我慢させる競馬を試みたとのことで、一定の成果は見られたように思います。
まだ上積みは見込めると思うので、今回の競馬を生かして次も頑張ってほしいものです。

  • ドゥヴァンスマン 2/24(土) 小倉6R 4歳以上1勝C(芝1800m) 藤岡佑介騎手 13着

496kgで+2kg。前回よりは若干マシでしたが今回も動きが硬く感じました。
五分のスタートから中団の外につけ、3角手前から外を捲り気味に上がって行き3番手へ。
しかし、4角を迎える前に付いて行くのに一杯一杯になって、その後は伸びなく1.7秒差の最下位。
切れる馬ではないので早めに動き勝ちに行くという意図は伝わる競馬でした。
ただ、スローで他馬に余裕があったし、1800mで動いていくにはスピード不足の印象ですね。
惜しい競馬をした中京で見たい気もしますが、状態も落ちてきているので立て直しが必要に思います。

460kgでー10kg。未勝利の頃から園田時代も含めてデビュー以来の最低体重。
でも、細いとは見ええず、いつもパドックでは大人しい馬が適度に前向きさを感じる周回でした。
外枠からスタートを決めて、横に広がった中団馬群の外の位置。
道中は無理なく追走できていて、勝負どころでは大外を回りながら手応え良く進出。
ところが、直線では思うような伸びは見られず流れ込んだだけで1.9秒差の14着。
再転入初戦で流れに乗れない可能性も考えていましたが、道中は思いのほか好内容でした。
ただ、かなりの大外を回らされたとはいえ伸びを欠いたのはどうみるべきか。距離か切れ不足か。
今回の外回りの芝マイルは適性外だとは思うので、うまく合う条件を見出してほしいものです。

  • メリオーレム 2/24(土) 阪神9R すみれS(L)(芝2200m) 西村淳也騎手 3着

492kgで+10kg。太さは感じず張りのある馬体で、増えたのは成長分と評価していたのですが……。
ポンと頭一つ好発を切ったが、出して行く素振りは全くなく3列目の位置。
道中は馬群の中で動くことができず、勝負所でも周りの馬が動きが悪く下がってくるので動けず。
直線で馬群の間を抜けようとするも、追われてモタれる面を見せて伸びは鈍いまま。
なんとか馬群からは抜けてきて3着は確保したが勝ち馬には0.8秒離されました。
あのスタートを切りながらの消極的な運びに不満が残りました。
早々に控えて6番を前にやった時点で終わっていた感じがします。
今までのレースを見るに、切れ味よりは長く脚を使うタイプで先行してこその馬だと思うのですがね。
それとともに、前2走の川田騎手は相当上手く乗ってくれていたなともあらためて思いました。
直線でモタれてしまった理由は不明ですが、揉まれて嫌気していたのか見た目以上に太かったのか。
いずれにしてもここで賞金加算できなかったので、今後の方針がどうなるでしょうか。

  • ハーツコンチェルト 2/24(土) KingAbdulaziz7R ネオムターフC(G2)(芝2200m) J.モレイラ騎手 11着

中継ではパドックは一瞬映っただけで返し馬は映像なしでした。
スタートで半馬身ほど出遅れ、接触もあったのか全く位置は取れずに最後方から。
1角までに内に切れ込みながら位置を上げようとするも、馬がヒートアップして頭を上げていました。
そのため、前半は特に最後方付近にいるにも関わらずバタバタ落ち着かない感じで追走する羽目に。
外へ進路確保しつつ追い上げを図るが、最後まで目立った伸びは見られず後方のまま11着に終わった。
今まで道中に掛かったりコントロールしづらい面は見せたことが無かったのですが……。
初めての外国での競馬でメンタルを正常に保てなかったのでしょうかもしれません。
何にせよ緩さが残り位置を確保するような競馬ができないから、海外遠征など単純に時期尚早でした。
芝丈の短い馬場で走った反動も気になるし、しっかり立て直してもらって自己条件から出直しですね。