- メリオーレム 11/11(土) 京都3R 2歳未勝利(芝2000m) 川田将雅騎手 優勝
現地観戦。480kgぜ増減なし。メリハリのある体つきになっきて良化がうかがえました。
まずまずのスタートを切り、内で包まれないようにと位置を取りに行って2番手の外へ。
淡々と2番手を追走していたところ、向こう正面で抑えきれず外から1頭上がってきて3番手に。
3角を過ぎると外へ出して、4角にかけてじわっと先頭に並びかけて行く。
直線に入ると外から早々に抜け出し、1頭だけ追い上げてきたがリードを保って1馬身半差で初勝利。
2着馬の追撃を難なく退けたし、3着以下は引き離して危なげない勝利でした。
内で包まれて惜敗した前走から、今回はスタートから不利のないように乗られた印象でした。
それだけに道中で1頭上がってきた時は嫌な感じがしましたが、慌てることなく流石川田騎手ですね。
チークピーシーズを着けてもまだ物見してたぐらいで、この感じなら距離は全然問題なさそうです。
中距離で良い勝ち方ができたので今後がさらに楽しみになってきました。
- スマラグドス 11/11(土) 京都6R 3歳以上1勝C(ダート1800m) △田口貫太騎手 4着
現地観戦。+6kgの466kg。体つきはちょうど良さそうですが、やや気合いが乗り過ぎな感もありました。
芝コースを横切ってダートコースへ本馬場入場する際に、なぜか芝コース上で引き綱を放される。
すると芝コース上で厩舎の先輩を見習ったかのようにぐるぐる旋回してしまい、入場に少し手こずっていました。
スタートは五分以上に出たものの、ダッシュは横一線で好位を確保するのに時間を要する。
道中は4頭雁行の一番外を走る形になってロスの大きい競馬に。
4角では逃げた馬が抜け出しにかかかるところ、2列目の大外から追い上げを図る。
しかし、直線ではジリジリとしか伸びず、離れた3着争いの叩き合いにクビ差敗れて4着(1.2秒差)。
なんかレース前のテンションが変でしたね。レースに影響があったかはわかりませんが。
レース内容としては、近2走より行きっぷりが悪く、外々を回らされたのは厳しかったです。
ただ、3走前に砂を被るのをかなり嫌がったから、控える競馬には危うさはあるんですよね。
- ラッジオ 11/11(土) 東京12R 3歳以上2勝C(芝1600m) 津村明秀騎手 6着
468kgで+2kg。馬体の張りも気合い乗りも良く前走以上の出来に見えました。
スタートは微妙に遅いぐらいだったが、仕掛けられると行き脚はついて2番手へ。
道中は1頭が離して逃げる形になって、無理せず5馬身ほど後ろの2番手を追走。
折り合いもついて脚も溜まっているように見えたが、直線で追い出されるとジリっぽい。
結局、最後まで止まらず伸びてはいるのだが、切れ負けしてしまい0.3秒差の6着。
着順ほど負けていないけど、切れ味不足という弱点が露わになったレースになりました。
一方、収穫をあげるとすれば、前に壁のない2番手でも折り合えたことですね。
マイル戦で使っていくなら、もっと先行する(今回だと逃げ馬の直後につける)必要がありそうです。
今以上に先行するのでは追走に脚を使ってしまうなら、中距離に戻す方が良いように思います。
今日ぐらい折り合えれば中距離でも問題ないんじゃないでしょうか。
- トップキャスト 11/11(土) 京都12R 3歳以上2勝C(芝1400m) 幸英明騎手 18着
452kgで+6kg。ふっくら見せてるのは悪くないが、以前と比べて活気に乏しい印象でした。
スタートはだいたい五分に出たがダッシュがつかず中団からに。
3角までの半ばで行き脚がつき、ぐんぐん上がって行って一気にハナを奪う。
そのまま大きくリードを築いて4角を回ったが、直線に入ったあたりで完全に失速。
あとはあっと言う間に馬群に飲み込まれて最下位入線。
タイムオーバーの制裁もくらってしまいました。
トラッキングシステムで位置取りが表示されていたけど、無茶な動き過ぎて笑ってしまいました。
途中から凄い勢いでハナにたって引き離して行き、直線では同様の勢いで後退していってて…。
調教師によると外回りコースのラチの切れ間で集中が切れてもたれてしまったようです。
まぁ、それがなくても強引な競馬過ぎてどうにもならなかったと思いますが。
まだチャンスを貰えるなら、以前も書いたように久々に小回り1800mなどを試してほしいです。
